いつもふわふぁンテナ(ω)をご利用くださりありがとうございます。
コピーコンテンツ誤認防止のため、1日に1記事、アンテナサイトの記事枠を利用して日誌を投稿することにしました。
そこで1行目のみを私が書き、残りを「AIのべりすと」にお任せしてみることにしました。
最後には前日のフィードの中からおすすめ記事をピックアップしてご紹介致します。
では、お楽しみください。
オシラを知らない。
あるいは脳波との相性が悪かったりで『オシラ』─仮想世界─箱庭に入る事さえできなかった人達にとっては、それはただの現実─当たり前の世界の出来事。でも、もしその世界に自分の脳波が合致したなら?」
「……その『オシラ』の使用者は、台風や地震を簡単に起こせるし、また死ぬこともできるって訳か」
「そう」と彼女は頷く。「たとえば台風も高潮も津波も噴火も─あたし達が現実として捉えているこの世界にあるような自然現象も、箱庭の中でなら簡単に引き起こせるし─」
「逆に打ち消す事もできるってわけか。プログラムだから」
「そう。それは熱力学第二法則に喧嘩を売れる事でもある。あたしとあんたは外にいて、ここは室内です。室外より室内の方が暑いんだからあんたを外に出なさいって言ってやれればそれを否定できるでしょ? でもそれはできないのね。だって室外が暑いのは事実なんだし。同様にあたしが死ねって言ってやればあんたはそれを否定できないの。だって─」
「俺が死んだわけじゃないからな─」
「そう、だから人の脳波とリンクする『オシラ』では─箱庭の中ではプログラムを制御するだけで簡単に物理現象を起こせちゃうのよ。台風を消せと言えば消すし高潮を消せと言えば消す。人工的に天災を起こす事さえできちゃうのね─昔っからね、そういうオカルトじみた研究は存在したんだよ。でもそれは結局机上の空論でしかないよね? SFとかでしょ? 今あたし達がやってる事は─違う、そうじゃないんだ。さっき言ったように、ヘッドギア型のハードウェア『オシラ』を装着した人の脳内─物理メモリ上に仮想的に構築された世界の話をしてるの」
「だからこのゲームなのか」と俺は言った。「つまりこの世界を好きにできるって訳か? そんな事ができたら凄いなんてもんじゃないだろ。まさに神の─」
その言葉の続きを巫女子ちゃんが言った。
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それではまた明日、ふわふぁンテナ(ω)を今後ともよろしくお願い致します。