Partty!.orgのしくみ - みんなでペアプロできるサービス
今操作しているターミナルを共有できるサービスPartty!.orgを公開しました。
Partty!.orgソフトウェアの中に入っているpartty.orgコマンドを使うと、今操作しているターミナルの画面を、他の人に見せたり、操作してもらったりすることができます。
共有されているターミナルを見る側は、ブラウザさえあればFlash製のターミナルエミュレータを使って接続することができます。使い慣れたターミナルエミュレータが使いたいと思ったら、telnetクライアントも使えます。
partty.orgコマンドを起動すると、シェル(bash, zsh, ...)が起動し、その出力がPartty!.orgサーバーに送られます。そこからFlash製のターミナルエミュレータや、telnetクライアントに配信されます。
※ターミナルの画面は暗号化もされずにwww.partty.orgに送られるので注意が必要です
Partty!.orgサーバーでターミナルの画面を録画しているので、あとから再生することができます。録画データはGoogle Gadgetを使ってブログに貼り付けられるようになっています。↓こんな感じです。
ターミナルの画面は見てもらうだけでなく、操作してもらうこともできます。(操作するにはパスワードが必要です)
というわけで、ペアプログラミングにはぴったりです。ネットワーク越しに、1つのエディタを操作したり、シェルを操作したりできます。
書かれたコードだけでなく、コードを書く過程まで共有できるのがいい感じです。
実装でも書きたいことがいろいろあるので、そのあたりもまた書きます。