やじうまの杜

こんなんあったんだ……「Microsoft Office」の内蔵のスクリーンショット機能が便利

Officeから離れることなく他アプリのスクリーンショットを撮影・挿入

2020年9月15日 06:55

　“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。

「Microsoft Office」ドキュメントに他のアプリのスクリーンショットを挿入したい

　「Microsoft Office」ドキュメントに他のアプリのスクリーンショットを挿入したい――そんなとき、皆さんはどうしていますか？　デスクトップを片付けて対象のアプリをアクティブにし、［Alt］＋［PrintScreen］キーを押してスクリーンショットを撮り、また「Office」アプリに戻って貼り付ける……なんて手間をかけている人も少なくないのではないでしょうか。最近のWindows 10であれば［Windows］＋［Shift］＋［S］キーでスクリーンショットを撮ることもできます。

　しかし、「Microsoft Office」アプリであればもっと簡単な方法があります。

　狭いモニターだとリボンに折り畳まれて気付いていない人もいそうですが、実は［挿入］タブには［図］－［スクリーン ショット］コマンドが内蔵されており、「Office」アプリから離れることなく他のアプリケーションのスクリーンショットを撮影することができます。［使用できるウィンドウ］ギャラリーにデスクトップで開いているウィンドウの一覧が現れるので、目的のものを選ぶと……カーソル位置にスクリーンショットが挿入されます！　目的のウィンドウが他のウィンドウの裏に隠れていてもちゃんとスクリーンショットが撮れますが、あらかじめ前の方に表示しておけば、リストアップされるとき最初の方に表示されるのでスムーズにスクリーンショットを挿入できます。

「Office」アプリ内蔵のスクリーンショット機能

　なお、［使用できるウィンドウ］ギャラリーに表示されるのはタスクバーに最小化されていないウィンドウのみです。ときどき最小化していないにもかかわらずギャラリーにリストアップされないことがありましたが、その場合は大人しく「Office」アプリのスクリーンショット機能を諦めて、［Alt］＋［PrintScreen］キーや［Windows］＋［Shift］＋［S］キーを使うしかなさそうです。

　さらに、ギャラリーの左下にある［画面の領域］ツールを利用すれば、デスクトップの一部を選択してキャプチャーすることもできます。「Office」アプリが一旦非表示になり、デスクトップ全体がホワイトアウトされるので、マウスでお好みの場所をドラッグして選択しましょう。「Office」アプリが再び現れ、デスクトップの選択範囲がスクリーンショットが挿入されているはずです。

［画面の領域］ツールを利用すれば、デスクトップの一部を選択してキャプチャーすることも

　なんなら、挿入したスクリーンショットを［図の形式］ツールで編集してみてもよいかもしれませんね。簡単なトリミングであれば画像編集アプリなしでも行えますし、「Office」アプリならではのエフェクトも多数揃っています。

挿入したスクリーンショットを［図の形式］ツールで編集

　なお、手元に古いバージョンの「Microsoft Office」がなかったので検証はできなかったのですが、ヘルプページによると以下の「Office」アプリで使えるそうです。結構昔からある機能なんでしょうか。ぜひ活用してあげてくださいね。

  • Excel for Microsoft 365
  • Word for Microsoft 365
  • Outlook for Microsoft 365
  • PowerPoint for Microsoft 365
  • Excel 2019 Word 2019
  • Outlook 2019
  • PowerPoint 2019
  • Excel 2016
  • Word 2016
  • Outlook 2016
  • PowerPoint 2016
  • Excel 2013
  • Word 2013
  • Outlook 2013
  • PowerPoint 2013
  • Excel 2010
  • Word 2010
  • Outlook 2010
  • PowerPoint 2010
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