初月100円!オススメGame Pass作品
Xboxの看板タイトルが4K・ハイリフレッシュレートで! 「Halo: Combat Evolved Anniversary」
異星人との戦いを1人の戦士の視点からドラマチックに描くSF・FPS
2021年6月11日 15:40
超大作からインディーまで、100本以上の多彩なPCゲームが月額850円で遊び放題になるサービス「PC 用 Xbox Game Pass」。本連載ではその中から、おすすめのゲームをご紹介する。本サービスは初月のみ88%OFFの100円で利用できるので、気軽にお試しいただきたい。なお対応タイトルは入れ替えがあり、後日提供終了となるものもあるので注意。現時点でのタイトル一覧はこちら。
Microsoft StoreでPC用 Xbox Game Passを購入する
本日紹介する「Halo: Combat Evolved Anniversary」は、FPS「Halo」シリーズの1作目をリマスターした作品。「PC 用 Xbox Game Pass」では、本作を含むシリーズ6タイトルをまとめた「Halo: The Master Chief Collection」として提供されている。
リマスター前の「Halo: Combat Evolved」は、初代Xboxと同日に発売されたFPS。宇宙に進出した人類と、コヴナントと呼ばれる知的生命体との戦いを描いたSF作品で、対コヴナント部隊の唯一の生き残り「マスター・チーフ」による人類の存亡をかけた戦いを描く。
リマスター版の本作も基本的なゲーム内容は同じで、マスター・チーフの視点で描かれるストーリーを体験していくシングルプレイと、他のプレイヤーとのオンライン対戦モードが用意されている。もちろん日本語音声にも対応済み。
変更されているのはグラフィックス。ビジュアルを大幅に進化させるとともに、解像度も4K対応、さらにフレームレートも秒間60フレームを超えるハイリフレッシュレートに対応した。元のゲームは20年近く前のものだが、現在のPCでも問題なく動作するだけでなく、クオリティも高くなっているのは嬉しい。
FPSというジャンルはXbox版発売当時、欧米では既に高い人気を得ていたが、本作はその中でもストーリー要素が強い作品だった。当時最新のハードによる美しいグラフィックスで、キャラクターが生き生きと動き、まるで映画のような演出でプレイヤーを楽しませてくれた。リマスター版の本作では、さらに磨きのかかったビジュアルで物語を体験できる。
もちろんFPS部分も評価が高い作品だ。プラズマガンなどSF的な武器に加え、コヴナントが持つ人類の文化とは異質な武器も拾って使うことができ、性能・見た目ともに独特な味わいがある。車などの乗り物を操作できるのも特徴の1つだ。なお難易度設定も可能で、FPSが苦手な人でもストーリーをしっかり堪能できるように配慮されている。
本作でユニークなのは、プレイ中に[Tab]キーを押すと、リマスター前のグラフィックスに瞬時に切り替わるところ。ゲームプレイ自体は全く同じものなのだが、見た目は驚くほど違う。もちろんリマスター前のものの方がチープなのだが、テクスチャーなどは完全に描き換えられており、全く別の世界に見えるのが面白い。
先述のとおり、本作は「Halo: The Master Chief Collection」に含まれる1作品として提供されているので、本作をクリア後には続けてシリーズ作品をプレイできる。ちなみにストーリーの時系列としては「Halo: Reach」が本作の前日譚となっているが、シリーズ未経験なのであれば、まずは最初に発売された本作からプレイすることをおすすめしておく。
ちなみに、本作で重要な役割を果たす女性型AI「コルタナ」は、Windows 10に搭載されているパーソナルアシスタント「Cortana」の名前の由来となっている。