レビュー
「Google Chrome」のスクロールバーに見出しマーカーを追加「Scrollbar of Contents」
見出し位置へのジャンプが簡単に。長い文書を読む場合に便利
(2015/4/14 17:18)
「Scrollbar of Contents」は、「Google Chrome」のスクロールバーに見出しマーカーを追加する拡張機能。編集部にてWindows 8.1上の「Google Chrome」v41.0.2272.118で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。
本拡張機能を利用すると、閲覧中のページにある見出しの位置を示すマーカーをスクロールバーに表示することが可能。このマーカーをクリックするとブラウザー画面がスクロールされ、当該見出し位置へ移動できる。ドキュメントの冒頭や次の章、脚注などへのナビゲーションが簡単になるので、長い文書を読む場合に役立つだろう。
なお、初期状態では拡張機能のボタンをクリックしなければマーカーが表示されない設定になっているが、ページを読みこむ際に自動でマーカーを表示するようにオプション画面で指定できる。[Shift]+[Alt]+[N]キーで、マーカーをON/OFFすることも可能だ。
また、マーカーは“最大化”“最小化”できるようになっている。“最大化”状態ではマーカーに見出しのテキストが表示されるが、“最小化”状態ではこれが非表示になり、マウスオーバーしたときにだけテキストを表示するようになる。マーカーが邪魔になる場合は、“最小化”機能を活用するとよいだろう。“最大化”“最小化”をキーボード操作で切り替えるには、[Shift]+[Alt]+[M]キーを押せばよい。
さらにオプション画面の“Advanced options”欄では、マーカーの透明度やマーカーにする見出しのレベルが調節可能。初期状態では“h1”タグと“h2”タグのみをマーカー表示するようになっているが、必要に応じて“h3”から“h6”までのタグをマーカー表示の対象に含めることができる。
ソフトウェア情報
- 「Scrollbar of Contents」
- 【著作権者】
- Martin Lijanto 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.0.1.8(13/06/30)