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自分の声を使ったAI音声でリアルタイム翻訳できる「Cross-Language Meeting β版」が無料提供

Mac版が先行公開、Windows版はウェイティングリスト受付中

「Cross-Language Meeting β版」

 (株)CoeFontは10月9日、自分のAI音声を用いて、リアルタイムで多言語に翻訳するサービス「Cross-Language Meeting β版」の無料提供を開始した。

 同サービスは、日本語で話した内容をリアルタイムでほかの言語に翻訳し、自分の声をもとにしたAI音声で同時通訳することが可能。自分の声を使ったAI音声は、約5分間日本語でのしゃべり声を収録するだけで作成できる。「Zoom」、「Google Meet」、「Microsoft Teams」などのオンラインミーティングツールで利用可能だ。

CoeFont、“言語の壁”を解決するリアルタイム音声翻訳サービス「Cross Language Meeting β版」を提供開始

 現在は、macOS版のみ提供されているが、Windows版も順次提供予定。ベータ版の対応言語は英語のみで、今後は中国語などの多言語に対応を拡大していくとしている。

 提供開始に伴い、サービスの精度向上のため、テストユーザーを募集している。サービスへのフィードバックが求められるものの、無料でサービスを利用でき、法人・個人を問わず参加可能。テストユーザープログラム登録は、特設フォームから受け付けている。