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「Outlook」の2024年8月更新に複数のトラブル、クラッシュにつながるものだけで3件【9月11日追記】
古い「Outlook」アプリに「Gmail」アカウントを追加できない問題は解決
2024年8月27日 08:44
先日、「Microsoft Outlook」クラシックアプリが起動時にクラッシュする問題が発生していることをお伝えしたが、それ以外にも2024年8月の「Outlook」アップデートにはさまざまな問題があるようだ。アプリケーションのクラッシュにつながるものだけでも3件告知されている。
- 「ucrtbase.dll」の障害により「Outlook」クラシックアプリが起動時に予期せず終了する(前述の問題、回避策あり)
- 「Outlook」クラシックアプリの起動時に「msls70.dll」が見つからないというエラーが表示される(調査中)
- テキスト入力やスペルチェックといった編集作業でアプリケーションが予期せず終了する(回避策あり)
それ以外にも暗号ラベルを適用できない、「Outlook」クラシックアプリに「Gmail」のアカウントを追加できない、新しい「Outlook」アプリへアップデートすると「Teams Meeting」アドインが消失するといった問題が確認されている。すでに回避策が示されていることもあるので、トラブルが発生した場合はそれに従うとよい。
[2024年9月11日編集部追記] 「Outlook」で発生している問題のうち、「Outlook」クラシックアプリに「Gmail」アカウントを追加できない問題は、修正された。Current ChannelのユーザーはVersion 2404 (Build 17531.10000)、Monthly Enterprise ChannelのユーザーはVersion 2407 (Build 17727.10000)へアップデートすることで解決する。ただし、Semi-Annual Enterprise Channelでの提供時期は未定だ。
また、テキスト入力やスペルチェックといった編集作業で「Outlook」が予期せず終了する問題も、Current Channelのユーザーは、9月24日にリリース予定のVersion 2409 (Build 18025.20000)で解消する見込み。