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Twitterクライアント「Tweetium」の有償機能が提供終了 ~TwitterのAPI変更の影響で

ラインナップ不足に苦しんだWindows ストアアプリの黎明期を支えた人気アプリの1つ

「Tweetium」

 米B-side Softwareは7月29日(現地時間)、“Tweetium Pro”の提供を終了したことを発表した。“Tweetium Pro”はTwitterクライアント「Tweetium」の有償サブスクリプションで、マルチアカウント、プッシュ通知、“TweetMarker”との同期といった追加機能を提供していたが、Twitter社が“User Streams API”などを廃止することで一部機能の継続が困難になったようだ。

 「Tweetium」は、タイル形式でツイートを閲覧できるTwitterクライアント。Windows 8.x/Windows Phone 8.x時代から開発が続けられているWindows ストアアプリで、ラインナップ不足に苦しんだ黎明期を支えた人気アプリの1つでもある。海外の有料アプリ(350円)であるにもかかわらず、その多機能性から国内にもファンは少なくない。

 Twitter社のAPI変更に伴い停止するのは、プッシュ通知と“Connect+”機能のみ。マルチアカウントなどの機能は引き続き動作するが、それもサブスクリプションが終了すれば利用できなくなる。“User Streams API”を使ったツイートのリアルタイム更新が売りだった「Tweetium」本体の開発も、先行きが不透明になったといえるだろう。

 そのほかにも、ストアアプリでは「Aristea」などがTwitterのAPI変更に伴い提供の終了を発表している。