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ディスク占有率の可視化ツール「WizTree」v3.10、“ツリーマップ”を新たに導入
占有率が面積で表され、ディスクを浪費しているフォルダー・ファイルが一目でわかる
2017年9月14日 14:19
フォルダーやファイルのディスク占有率を可視化するツール「WizTree」の最新版v3.10が、12日に公開された。同ソフトは先月末にメジャーアップデートしたばかりだが、本バージョンでもアグレッシブな機能強化が多数盛り込まれている。
まず、「WinDirStat」などの競合ソフトでも採用されている“ツリーマップ”が新たに導入された。“ツリーマップ”とは二次元平面を入れ子状に分割し、木構造のデータを可視化する手法で、どのフォルダーやファイルがどれだけディスクの空き領域を消費しているかが一目でわかる。
加えて、ファイルのフォーマットごとにディスク占有率を集計して表示する“ファイルタイプビュー”も導入された。このビューをチェックすれば、どの形式のファイルがディスク容量を消費しているかを簡単に把握可能。たとえば、“ログファイルが予想外に肥大化していた”“仮想ディスクがシステムドライブの空き容量を圧迫している”といった状況の把握にも役立つ。
そのほかにも、新しいキーボードショートカットが多数導入された。[F3]キーでフォルダーやドライブが選択できるほか、[F4]キーで展開されたツリーを元に戻せるようになった。また、[F6]キーと[F7]キーを利用すれば、親ノード・子ノードを行き来することが可能。[F8]キーを押せば“ファイルタイプビュー”を、[F9]キーを押せば画面下部の“ツリーマップ”をON/OFFできる。
また、本バージョンでは簡体中国語とポーランド語、ロシア語、ウクライナ語が新たにサポートされた。「WizTree」はv3.00でユーザーインターフェイスの多言語サポートが導入されており、有志による翻訳が可能となっている。
「WizTree」は64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在、開発元のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「WizTree」
- 【著作権者】
- Antibody Software Limited
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 3.10(17/09/12)