かつてアルビレックス新潟や浦和レッズに在籍していたブラジル人FWラファエル・シルバは、2024シーズン限りでブラジル1部クルゼイロを退団。複数クラブによる争奪戦が繰り広げられていたが、間もなく新天地が決まるという。
現在32歳のシルバは、2023年末に韓国1部・全北現代を退団し、クルゼイロへ加入。今季はブラジル1部リーグ開幕戦から9試合続けてスタメン出場も、ハムストリング負傷等により長期離脱。復帰初戦で試合開始3秒後、ボールとは関係ないところで相手選手に肘打ちし、レッドカードを提示された。
この一発退場を巡っては、プロ意識を欠いたとしてクラブ幹部から批判を受けたほか、罰金処分を科せられると、その後は再びコンディション不良により公式戦全試合で出番が無かった。
クルゼイロ退団により、再びフリーとなった同選手の去就を巡っては、2024年12月24日の時点でスポルチ・レシフェ、ECヴィトーリアなどブラジル国内複数クラブからのアプローチが報じられていたが、ブラジルメディア『ge』が30日に伝えたところによると、同国1部昇格組のミラソウFCが同選手の獲得で合意。数日以内に公式発表されるという。
試合開始から3秒と「世界最速退場記録」の樹立で話題を呼んだシルバ。一部からはJリーグ復帰待望論も湧き起こっていたが、引き続き母国でプレーすることになりそうだ。
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