2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

殴られたのはネットで有名な日本人だった

先日、9月27日、秋葉原で在特会*1のデモが行われました。デモを行う街道で、一人の男性がビラに「排外主義 反対です」と書いて、無言で立ちました。在特会の人たちは、男性を取り囲み、日の丸を掲げて、男性を壁際に追いやりました。杖で殴ったと証言する在…

性同一性障害医療訴訟 証人尋問傍聴(2)

前回の尋問傍聴の記録はこちら。 「性同一性障害医療訴訟 証人尋問傍聴」 http://d.hatena.ne.jp/font-da/20090916/1253098998 以下を再掲しておく。 京都地裁で行われた性同一性障害医療訴訟の傍聴に行ってきた。原告ヨシノユギは、2006年5月20日、大阪医大…

マップヘイターが成功するには

web

匿名ダイアリーで「成功する人はこういう人。」というエントリーが盛り上がっている。 福岡伸一著「世界は分けてもわからない」について書きたいと思います。といっても、科学のことを取り上げるのではなく、今回は本書に出てきたマップラバーとマップヘイタ…

美内すずえ「ガラスの仮面」44巻

ガラスの仮面 44 ふたりの阿古夜 3 (花とゆめCOMICS)作者: 美内すずえ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2009/08/26メディア: コミック購入: 5人 クリック: 67回この商品を含むブログ (97件) を見る書店の販促用ポスターに「北島マヤの神降ろし」とデカデカと…

ちょっと待って、「女性器切除」の話題!

匿名ダイアリーで、「女性器切除」の話題がブックマークを集めている。 「女性器切除」 http://anond.hatelabo.jp/20090923003429 この記事によれば、勝間和代が「クーリエジャポン」で「女性器切除」の話題を紹介しているようだ。そちらがどのような記述に…

死刑について考えた経験

大学の少人数のゼミナールで、死刑制度が議題にあがったことがあります。そのとき、先生が学生に対して「君たち、自分なら、被害者と加害者のどちらになったほうがマシだと思う?」と問いました。私はそのとき、「なんてナンセンスな質問なんだ」とムラムラ…

死刑執行停止呼びかけの賛同人募集(10月4日まで)

デルタG経由で知りました。千葉新法相は死刑執行については「慎重に判断する」とコメントしています。これを機に、国民的議論のためにも声をあげようというのが募集の趣旨です。転送転載大歓迎とのことです。 「千葉景子新法相に、死刑執行の停止を強く要求…

性同一性障害医療訴訟 証人尋問傍聴

京都地裁で行われた性同一性障害医療訴訟の傍聴に行ってきた。原告ヨシノユギは、2006年5月20日、大阪医大で1例目となる乳房切除の手術を受けた。しかし、その後、患部が壊死した。ヨシノさんは、適切な精神的サポートも受けられず、苦痛を味わうこととなる…

「LGBTと医療・福祉」

id:kanjinaiさん経由で知ったQWRCのイベントです。なんか豪華や!充実の内容ですね。 LGBTと医療・福祉 〜LGBT固有のニーズを理解し、 当事者と医療・福祉関係者のネットワークを作るために〜 ▲講座参加対象者:医療・福祉関係者、LGBT当事者、 その他メンタ…

代替医療をどう考えるのか

ホメオパシーがweb上でえらく非難を浴びている。確かに、押し付けがましかったり、やりすぎると近代医療否定に走りそうな勢いを持った、代替医療だとは思う。その前に、自分の整理のためにも、医療人類学の基本認識をおさらいしておこうと思う。*1 1960年代…

加納実紀代編「女性と天皇制」

女性と天皇制 (1979年)作者: 加納実紀代出版社/メーカー: 思想の科学社発売日: 1979/07メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る古本屋で500円で買ってから、本棚に放置していた。なんともなしにパラパラ読み始めたが、強烈な本である。1977年から「思…

未來社のホームページが改装されたそうです

web

新しいホームページはこちら。 「未來社」 http://www.miraisha.co.jp/np/index.html 月刊PR誌「未來」9月号*1で西谷さんが改装について、思いを綴っています。これまでのホームページは、一日平均400〜500のアクセス数だったそうです。それが、SEO対策をし…

性同一性障害医療訴訟 証人尋問日程

性同一性障害障害医療において、過誤があったとしてヨシノユギさんが訴えている裁判の、証人尋問日程が決まりました。裁判の内容は以下です。 ヨシノさんは、 2003年初頭から大阪医科大学附属病院の「ジェンダークリニック」(性同一性障害専門外来)に通い…

裁判員裁判:性犯罪審理 男女「5対1」波紋

裁判員裁判:性犯罪審理 男女「5対1」波紋 全国で初めて性犯罪を審理する青森地裁の裁判員裁判は、6人の裁判員の構成比が男性5人、女性1人となった。選任手続きに出席した裁判員候補者34人から抽選した結果だが、女性被害者が圧倒的多数の性犯罪事件…

<裁判員裁判>5裁判員が被告に質問(性犯罪事例)

青森地裁で、性犯罪に関する裁判員裁判がついに開かれました。 全国で初めて性犯罪事件を審理する裁判員裁判の公判が2日、青森地裁(小川賢司裁判長)で始まった。被害者のプライバシー保護が注目されたが、検察側は名前を「A」「B」と表現し、年齢を伏せ…