【感想】ゲノムを支配する者は誰か / ザ・ゲノム・ビジネス
ゲノムを支配する者は誰か―クレイグ・ベンターとヒトゲノム解読競争 ザ・ゲノム・ビジネス―DNAを金に変えた男たち ゲノムプロジェクトについての顛末を描いた2冊。「ゲノムを支配するものは誰か」は、記述がなるべく "科学的" になるように気を使っていて、背景となる科学技術にもキチンと紙幅を咲いているのに対して、「ザ・ゲノム・ビジネス」は、ひたすら人間模様 (特にベンター) を描くことに注力している。 ゲノムプロジェクトの科学的意義について知りたいのであれば前者の方がおすすめだけど、読み物としては後者の方が圧倒的に面白い。「ザ・ゲノム・ビジネス」の原著者は、本書のために、セレラに2年間通い詰めて取材したとのことで、ディテールの描写がとても細かく、まるで自分がその場に居合わせているような気にすらなる。この本のドラマ化とか映画化とかは企画されてないのかなぁ?もし実現したら、結構ヒットするんじゃないかと思うんだけど。
by fkmn
| 2008-11-01 23:55
| 読書記録
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