娘がやって来た ヤァ!ヤァ!ヤァ! あるいは、どうして男は父になれても乳は出ないのか?の一考察

5月29日に娘が産まれました!予定日よりだいぶ早く産まれ、病院の保育器からスタートした彼女の人生ですが、2週間ほどで無事退院し、今は近くですやすや眠っています。予定では今日産まれるはずだったんですよねー。ていうかさっきヴエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!ってな具合に大いにクライングしていたので、ミルクを与え、眠りの世界へ誘っておきました。こぼれたミルクに泣かないで!


ちなみに、娘の特徴を3つ挙げますと、


1. かわいい
2. かわいい
3. かわいい


という感じのギャラクティカマグマムなかわいさを誇るのが大きな特徴なのですが、単純にかわいいだけではなく、彼女は生きているのです!生まれたての日に初めて抱き上げた時、ふるふる呼吸をしながら、僕の手の中で彼女がすごく温かかったのは、きっと一生忘れないだろうなと思う。その日は一人家に帰って、ずっと、すげえなあ、とか独り言ばっかしでしたし、きゅっと手とか握られたりしがみつかれたりするともう、ねえ。愛おしい。俺の子かわいい。


とはいえ、しかし、さっそく育児で不可避的に発生する難問奇問に直面しているのも事実。数時間おきに起きるとかは普通にあるんですが、さらに、ご要望・ご指示が泣き声オンリーであることから、当方が様々なソリューションやプランを五里霧中かつ暗中模索的にご提案差し上げてもなかなかご満足・ご納得いただけない……というマウンテン級のハードルの高さを誇るので、仕事でもこんな難しいクライアントいない!というかんじです。


たとえば、娘がクライング→そういえば先ほど咳・くしゃみをした→寒いのでは?と思いあわてて毛布を掛けるなどの施策をプレゼンし実行→が、ダメっ…!ご提案がお気に召さないのか、娘キック、娘パンチなどを駆使されかけた毛布をはがされる→娘クライング続行→最適なソリューションが出せるまでエンドレスでプレゼンをする……というような、どこの広告代理店様を相手にしているのカシラ?的スパイラルに陥ること幾度もなのです。まあ困った。困ったけどかわいい。


が、やはりそんな時のファイナルソリューションは「おっぱい」であることが多いわけですね。
まあウチはいま母乳+ミルク併用なので、父親であるところの自分はミルクを飲ませるなどで娘の要望に応えることはできるのですが、母親の胸の中で安心している娘の顔を見ると、なぜ、男は母乳が出せないの?とおもいます。真剣にそうおもいます。どれくらい真剣かとゆうと、代打教師秋葉の五千倍以上真剣です!もっと娘と仲良くなりたい!男もワンランク上の育児を! というか母乳の出る男、とかそういうのはJJ(女性自身)などでよく取り上げられているので、想いさえ強ければきっとぼくもなれるはず。レッチリばりのマザーズミルクで娘をメロメロにしたいですね。


というのはまあハッピージョークにしても、でも、自分が母乳が出なくても、ミルクがあげられたり、オムツも替えられるし、お風呂も入れられる。抱っこしながら即興の子守唄など歌えば、きょとんとしながらも意外と落ち着いてくれたり、僕にもできることはいろいろあるわけですし、妻と二人で気合入れて育ててゆきます。まあブチャラティよろしく、「『仕事は遂行する』『家族も守る』『娘を愛する』『妻も愛する』 “全部”やんなくっちゃあならないってのが“親”のつらいところだな。覚悟はいいか? オレはできてる」といった按配で、がんばります!というか娘の動きを見る限りそろそろ起きてきそうなので、次のクライングに備えて、ではこの辺で!