私的なテクニカル分析の分類

前回、ツチヤ先生の記事を取り上げたのは、その中に、デマーク指標で有名なトム・デマークについて書かれていたからです。
トレード歴1年目程度の初心者に、私がお勧めしている書籍「システムトレード基本と原則」の423ページ以降に、デマークとポール・チューダー・ジョーンズやブルームバーグとの話がでてきます。個人的には、この辺りの記述は鵜呑みにしない方が良いのでは…と思っていたので、紹介しました。


テクニカル分析を批判する記事を読んだ時は、その記事が具体的にどんなテクニカル分析を指しているのか?よく考えた方が良いです。

↑私なりに適当に分類するとこんな感じです。さらに細かく、市場の変化に対する適応機構の有無を加えて、生き残るテクニカル分析とそうでない分析に分けても良いかもしれません。^^;
(私が純粋に投機家として他人の投資手法で興味を持つのは、カーブフィット対策をどうしているか?と、変化への対応メカニズムはどうなっているか?の2点だけなので…
いずれにせよ、古い投資本に書かれた原始的な売買ルールや、市販のEAを何も工夫せずに用いても儲からない点については、大半の人が同意するのではと思います。


それから、投機に必勝法が無いことは自明ですし、(全員が必勝法を実行すれば、それは必勝法ではなくなるので)、ツキだけで勝ち抜くことだって有り得るので、他人に自分の投資法についてとやかく言われたら、次の有名な台詞を言ってやりましょう。(ただし、心の中で..


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