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週刊DBオンライン 谷川耕一

Red Hat買収でIBM Cloudに勝機は訪れるか?―本格的なオンプレミスのクラウド化のはじまり

 クラウド市場で、圧倒的に優位なポジションにあるのはAmazon Web Services(AWS)だ。それを追いかけるMicrosoft Azureは、成長率ではAWSを凌ぐ。残念ながらこれら2社より出遅れているプレイヤーが、彼らに追いつくのはかなり難しそうだ。とはいえ、これからは闘うクラウドのフィールドが異なるというのが、先日Red Hatを3兆8000億円あまりで買収すると発表したIBMだ。

Red Hatが持つパートナーエコシステム

 IBMでは、既に国内に3カ所のクラウドデータセンターを設置している。これは、既存のデータセンターが顧客からのニーズでいっぱいになってしまったための増設でもある。さらに今後は、関西地域にもデータセンターを開設することも決定し、投資を加速している。「IBMでは、国内のデータセンターにフルスタックのサービスを載せています。さまざまなサービスが、既に東京のデータセンターで使えます。たとえばWatsonの16あるAPIのうち、13が既に東京で動いているのです」と語るのは、日本IBM 取締役専務執行役員 IBMクラウド事業本部長の三澤智光氏だ。

日本IBM 取締役専務執行役員 IBMクラウド事業本部長の三澤智光氏
日本IBM
取締役専務執行役員 IBMクラウド事業本部長
三澤智光氏

 IBM全体のクラウドの戦略としてはコンテナ技術、Kubernetesに対しコミットしており、それによりハイブリッドクラウド、マルチクラウドに対応する。そのスタンスで、クラウドビジネスを推進している。このハイブリッドクラウド、マルチクラウドの戦略の中で、Red HatはIBMが持っていないところ補ってくれるという。とくに日本では、IBMの弱いところをRed Hatが持っている。その1つが、パートナーエコシステムだ。

 もちろんIBMにも既に多くのパートナーがいる。しかし、IBMがリーチしていないパートナーの存在は大きい。競合のサービスを扱っていると、IBMのクラウドを扱ってもらえないパートナーがいる。とはいえIBMの持っているテクノロジーの提供と捉えれば、より多くのパートナーにそれを扱ってもらい、それぞれのソリューションに組み込んでもらう動きが欲しくなる。そういったところを、Red Hatのパートナーに期待しているのだ。

 買収が完了していないので、まだ今後IBMとRed Hatがどのような体制でビジネスを行うかははっきりしていない。三澤氏は私見だと断った上で、DellとVMwareのような関係性が良いものだと感じているので、IBMとRed Hatも同様な形でビジネスができればと語る。たしかにDellと競合関係にあるベンダーともVMwareは良好な関係性を維持したまま、ビジネスを進めている。

 もう1つRed Hatと一緒になることで期待しているのがデベロッパーエコシステムの部分だ。「オープンソース・ソフトウェアのデベロッパーのとりまとめと役とまで言えば語弊があるかもしれませんが、Red Hatはその部分がかなり強いです。Red Hatの力で、IBMのデベロッパーエコシステムが強化されるはずです」と三澤氏。

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クラウド市場の本格的な戦いはまだ初戦すら始まっていない

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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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