スマホのブルーライトカットの効果は?iPhone用の保護フィルムを試してみた
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ブログを初めてから、スマホで良くブログやニュースサイトのチェックなど、スマホの画面を長時間覗く機会が増えました。一日にiPhoneの画面を観てる時間は4~6時間くらい。
iPhoneの場合、パソコンに比べて画面が小さいことも眼精疲労の原因かと思いますが、寝る前に部屋の電気を消して、長時間スマホを観てるのが一番の原因じゃないかなって思ってます。
目が疲れてるのを感覚として気付いたのは、目がギューっと締めつけられるような感じがしてから。目に突き刺さるような明るさが苦手なんですよね。
しばらくすれば自然に治りますが、あまり目に良くないのかなって思い始めまして。「あれ?これブルーライトってやつかな。目に悪いってホントだったのかな。」と急に心配になり、調べてみました。
結果的に、スマホには保護フィルムを貼ることにしたワケですが、その辺の経緯とブルーライトについて調べたことをまとめておきたいと思います。
ブルーライトカットは意味があるのか
パソコンなどではブルーライトカットのフィルムやメガネなど、ブルーライトカットに関する商品を見掛ける機会も増えましたが、ブルーライトカットは本当に効果があるのかといえば、科学的な根拠はあまり解明されていません。
ブルーライトをカットしたからと言って、「目が悪くならない」とも、「視力が落ちない」とも言えないらしいですね。いかにもブルーライトをカットすることで、視力低下が防げそうなイメージですが、そんなに大活躍するものでもないそうです。
ですが、ブルーライトカットのフィルムを試した結果、実際に「目が楽になった」など、体感として効果があると感じる方も多いようなので、目の疲れがひどいという方には試してみる価値があるのではないでしょうか。
ブルーライトカットのメガネについては、実際に目の疲れが軽減されたという下記のような実験結果もあるので、ある程度効果には期待ができそうです。
今回黄色フリッカーを使いましてメガネがある群、ない群で比較してみたところ、統計的有意に、かけない群が大きく下がる、つまり疲れているということが分かりました。
眼の専門家に聞く、LEDディスプレイから出る「ブルーライト」は何が悪い? (3/4) - ITmedia ビジネスオンライン
ブルーライトによる睡眠障害の影響
ブルーライトによって睡眠障害が起きるという話も耳にすることがあります。
スマホのブルーライトが、夜にあまり寝付けない、何度も目が覚めるといった症状になにかしら影響してるのではないかと感じる人もいるかもしれません。
僕の場合は、割と良く眠れる方ですが、iPhoneでゲームしてたり、何か調べてたり、集中してスマホの画面を観ていたあとに寝付きが悪いと感じることがあります。
ブルーライトが睡眠に与える影響についても興味深い実験がありましたので、引用したいと思います。
実際にある場面を想定しまして、夜暗いところで、しかも眠る前にブルーライトを浴びるということが、睡眠に何らかの影響を与えるかどうかということを測定してみたというのが今日の話です。
スマホのモニターという限られた状況ではありますが、そのなかでスマホから発するブルーライト、これは目の疲れ、眼精疲労を起こすだろうというばかりではなくて、睡眠に影響を及ぼす。そして、確かにブルーライトというものは睡眠時間をはじめとする、睡眠の量とか質に影響があるという結果でして、少なくとも今回はブルーライトカットめがねは有用であるという結果を得ました。
眼の専門家に聞く、LEDディスプレイから出る「ブルーライト」は何が悪い? (4/4) - ITmedia ビジネスオンライン
アンケートと測定機器を使った実験ですが、実際にブルーライトを低減した方が、「目つきが良くなる」、「眠りが深くなる」など、睡眠に良い影響を与える結果となっています。
実際に目の疲れに効果がありそうなので、iPhoneに対応するブルーライトカットフィルムを買ってみました。
買ったのは「DOLPHIN47 EDGE」
iPhone用のブルーライトカットの保護フィルムは、値段がピンからキリまであります。300円くらいから高いのは7,000円くらいまで。今回買ったのは1,280円のこちらの商品。
選んだ基準は、
- レビューの評価が高かったこと
- ブルーライト90%カット
- 0.3mm飛散防止処理強化ガラス
- 付属品が充実している
- なぜか2枚入り
というのが主なポイント。もしかして、2枚重ねて貼ったら99%カットになるとかそういうこと…!?(ではないと思います。)
保護フィルムの高級品はなにが違うの?
保護フィルムの高級品は、価格なりに仕様が魅力的になっています。
iPhone6はiPhone5と違い外側が曲面になっているので、どうしてもフィルムの外側が保護されない造りになっていますが、7,000円のものになると完全フルガードだったり、ガラスが8層処理だったりと至れり尽くせりな仕様になってるんですね。7,000円となるとこういう商品。
ちなみにブルーライトカットでなければ、曲面加工の全面フルガード保護フィルムは4,000円代から購入できるようです。
とりあえず、ブルーライトカットの効果を実感してみたいというのが主な目的なので、安物で充分です。
付属品はこんな感じ
- 強化ガラス保護フィルム2枚
- ホコリ除去フィルム2枚
- アルコールパッド2枚
- クリーニングクロス2枚
- スキージー(ヘラ)※たぶん使いません
安価な保護フィルムとは思えないくらい充実してます。我が家にはiPhone6が2台あるので丁度いいんですが、1台の場合は予備に取っておくか、友達にあげてもいいかもしれませんね。
保護フィルム取り付け
最初に手を洗い、付属のアルコールパッドで油汚れをふき取ります。
次にクリーニングクロスできれいにふき取ります。
細かい埃はホコリ除去フィルムで取り除きます。何度も貼ってはがせるので、ホコリの見落としがないように念入りに除去します。
最後に、強化ガラス保護フィルムをズレがないように気をつけて貼りつけます。
特に難しいところはないですね。液晶のサイズピッタリなので位置調整だけ気をつけてください。
完成はこんな感じ(左)。ブルーライトカットなので、色の見た目が若干変わります。
視認性テスト
ブルーライトカット保護フィルム取り付け前が左、取り付け後が右です。
ブラウザ画面はすこし黄色掛かって見えます。慣れれば気にならないレベル。
写真は結構雰囲気変わりますね。青が緑っぽく見えます。写真をよく撮る人は気になるかも。
ブルーライトカットフィルムの感想
ブルーライトカットフィルムを貼って2日ほど使ってみた感想ですが、目の疲れは随分軽減されたように感じます。色の変化も見慣れてきたら、そんなに気にならない程度。
フィルムの大きさが液晶ピッタリのサイズなので、少しでもズレたら隙間ができるのが少し気になるかも。
色合いの変化については、iPhone・iPadの「iOS 9.3」で追加された、スマホ画面から出る「ブルーライト」を低減させる「Night Shift」よりは気にならない感じ。目に突き刺さるような明るさはほとんど感じられなくなりました。
「NightShift」はちょっと黄色っぽくなるから苦手という方にはかなりおすすめ。
目が悪くなってしまったら見づらく程度では済まないので、対策としてブルーライトカットくらいはやっておいたほうがいいかもしれませんね。
最近、スマホの画面を見てたら目が疲れるという方はぜひ試してみてください。
それではっ!