火野正平さんが急死しました。
NHKBS「こころ旅」が腰痛の理由で休養、代走メンバーで放映されている中で(放送時間はどうかならんかな・・・)
ほんとショックで悲しい気持ちでいっぱいであります。
番組は東日本大震災の前に始まって、もう14年ほどになるんですね。
家のテレビを買い替えたら、BSが映るようになって「契約が必要です」って画面が出てくるんだけど
その時に初めて見たのが「こころ旅」でした。
なんで火野正平なんだと思ったんだけど、輪行で電車に乗ったり、急な登り道では地元の軽トラに乗せてもらったりと
いろんな展開もあってすぐにはまって、すぐにBSの契約をしたものです(だから昨今のNHKのBSチャンネル削減は憤りを感じる)
僕らが小さいころには火野正平はワイドショーの常連で「火野正平の愛人」ってのをよく見ていたな。
それは三十年ほど前までの話で実は一番最初の奥さんとは離婚せずに籍が入ったままの上で(だから「〇人目の愛人」との表現となる)
たまに「うちのかあちゃん」と話しているのが(鳳蘭さんのマネージャーだった方)で家庭を築いて、娘さんも二人いるのだとか。
テレビは時代劇だったり、二時間ドラマってイメージでしたね。
関西弁なのもなぜかなと思ったけど、中高で育ったのが大阪で京都も撮影所があるからということで、それも親近感があったものでした。
一定の年齢層での知名度は抜群で「女たらし」ってイメージの人も多かったようだけど
女性だけじゃなく、一緒に走る仲間や年配のおっちゃんおばちゃん各方面ににも優しくて
動物(猫がずっとついてきた回もあったな)、植物(大きな御神木とか多いよね)とあらゆる面で「人たらし」だったんでしょうね。
かつての秀吉役がはまったのも、そのあたりがいえるのでしょう。
このブログでも紹介したことがあったように、何か所か放映されて印象的だった場所にも行ってきました。
ありきたりの観光名所じゃなくって、手紙にあるような個人個人の思い入れのある場所なので「こんなところがあるんだ」と感動したものです。
長年やってきた番組で立ち寄った各所からも追悼のコメントが出ているようです。
篠山、園部、亀岡、綾部と近くの場所にもほとんど行ってたんじゃないでしょうか。
亡くなられましたが、それらの記録はずっと貴重なものとして残されていくでしょう。