うちのふうふとエイトのこと。

黒トイプーのエイトや車。ふうふの日常について。

立秋を過ぎてなほ。

 

 暦の上では秋だと謂うのに、續く酷暑が身に堪える毎日。兔の毛ほどの秋も見つかりません。抑、俳句歳時記だって季語「立秋」について斯様に筆誅を加えています。

秋の二十四節氣の一つ(八月八日頃)だが、この頃は一年で一番暑い。これから終戦忌、夏休みの後半を迎えるなど旧暦の矛盾を一番感じる

 太陰太陽暦は150年ほど前まで使われていたようですが、今や温暖化を通り越して沸騰化する地球には馴染まないのも致し方なし。立秋過ぎれば残暑ですが、何を謂う早見優。今こそ盛夏日盛り苦熱暑苦しいこと甚だしい。怠け者のだんなは層一層だらだらとへた果てるばかり。

 屹度、この炎熱では車も焼け火箸を當てられたような痛癢に相違あるまいと、弥縫ではあるが策を対することにしました。瓦斯倫添加剤の注入です。本當はワコーズのフューエルワンを購うつもりだったのですが、ちとばかしお安い此方にしました。モリドライブの「フューエルシックス」。うわあ、飛蝗物感が半端じゃねえ。如何読み筋を読み切っても、絵に描いたような「安物買いの銭喪い」ってぇ「さげ」にちげえねえ。

 いや、だんなも薄薄勘付いてはいたんです。でも余りにも暑いもんですから、只でも軽い脳味噌がすっかり干からびちまいまして。いけませんねえ。まあ所詮、此の類いは

偽薬効果に自己満足の折り目を付ける物と割り切ることにします。

 アルファロメオ4cスパイダーには申し訳ありませんが、だんなはおくさんの滋味で滋養を回生させて戴くと致します。

 

 立つ秋や涼味料る妻貴し

 (たつあきやりょうみりょうるつまたっとし)/拙句

 

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