#44 SoundsGood Blhwt (バルフート) 新年１発目のレビュー！ [PR]

明けましておめでとうございます🎍
新年一発目のご紹介は SoundsGoodより新作ケーブル「Blhwt(バルフート)」になります。 株式会社伊藤屋国際 様より提供して頂きました。

純銀などの高品質な三種の導体を組み合わせ、SoundsGood 製品のハイグレードケーブルとして新登場した本作。そんな製品の魅力を探っていきたいと思います。

 

SoundsGoodについて

www.itohya.jp

主に輸入イヤホンの卸売や販売を行っている『伊藤屋国際』のオリジナルブランドとして登場したのが「SoundsGood(サウンズグッド)」です。

高い品質と、惹きつけ魅了させられるコンセプトやリーズナブルな価格で人気を集めており、2024年に7つのケーブルをリリースしています。今回はこちらにも記載されています、今月12月発売の「Blhwt」を紹介致します。

 

製品概要

 

SoundsGood Blhwt バルフート 4芯 ハンドメイド リケーブル 高純度 純銀 銅銀合金 銀メッキ 無酸素銅 OFC イヤホン アップグレード ケーブル 交換ケーブル (2Pin-4.4mm)

通常価格より3000円OFFとなるクーポンが使用できますので、お得なこの機会をぜひお見逃しなくご利用くださいませ。

通常価格： 12,800円(税込)

[SoundsGood]blhwt イヤホン/イヤモニ用アップグレードケーブル – 伊藤屋オンラインストア

そんなSoundsGood様より、上位製品の開発ノウハウを活かし、新たな組み合わせの模索から誕生したのが今回のメイン SoundsGood『Blhwt』です。Psyche/ Arianrhodに続くハイグレードケーブルです。

長さ：約1.2m

重量：約42g

プラグは 3.5mm/4.4mmの2種類、コネクタは2pin(0.78)端子 / MMCX / qdc の3種類から、お使いの機種に合わせて選択可能です。

僅かに銀を配合した銅銀合金、銀メッキ無酸素銅線に加え、現在希少価値の高い高品質な純銀を組み合わせた導体を採用しています。

パッケージ / 本体

SoundsGood社の製品の魅力は、まず丁寧な包装にあります。箱にはケーブルの色に合わせた装飾が施されており、添えられた一言メッセージカードが購入した喜びを感じさせてくれます。

本体

夜闇を引き裂く稲光を思わせる、ビビッドな青と黒のコントラストカラーが特徴の4芯ケーブルです。
青と黒の鮮烈なコントラストカラーを採用。青被膜にはトランスルーセント素材を使っており、内部の導体が薄く透けて美しく光を反射します。黒皮膜は不透明な真っ黒です。

新規設計された高品位な金属パーツが採用されています。個人的にCrysocollaのパーツは、美しさと引き換えに傷への耐性は低い印象でした。
Blhwt ではカバーやスプリッタなどの各部にミニマルかつ使いやすいデザインを追求した新規設計の高品位なメタルパーツを採用することで、審美性と高い耐久性を両立し、長く美しいまま使えると思います。メタリックな淡いシアンには高級感を感じます。

 

使用感

線1本ずつは硬いですが、実際使用するとその点はあまり気にならず、曲げは柔らかく癖も少なめです。ですが重量を感じるのと、太めの4芯なので取り回しはやや微妙です。

パーツ一つ一つや、皮膜、編み込み等ビルドクオリティは非常に高いです。細部まで美しく、高級感ある仕上がりになっていると感じられます。

 

視聴環境

DAP : Astell&Kern KANN MAX  4.4mm バランス

今回は3つのミドルクラスイヤホンに合わせて、検証していきます。

1. 7HZ Timeless II (1Planar)

2. ZIIGAAT x JAY ESTRELLA (2DD＋4BA)

3. NICEHCK NX8 (1DD＋6BA＋1PZT)

 

1 Blhwt x 7HZ Timeless II (1Planar) 9.5/10

最初から相性の良い組み合わせを見つけてしまいました。普段は傾向を追っていきながら流石ハイグレードケーブルです。

個人的にTimeless II付属の7N単結晶銅ケーブルも素晴らしかったのですが、それを超えてくると思います。

中低音の音像が太くなり、量感も増すことで引き締まって重たい音に変化します。 V字傾向が少し強まり、中高域の明瞭さを損なうことなく、立体的な音像や迫力を付け加えてくれる印象です。 高音はやや硬質寒色よりに変化し、金物のキラキラ感や刺激感が増して聞こえます。

付属ケーブルではやや電子音っぽさを感じていた解像度の高いボーカルは、距離感を変えることなく厚みや上品さを少しプラスして繋がりも自然に。

一方で平面駆動らしい、中高域の透明感は付属ケーブルの方が感じられると思いますが、かなり相性が良いと思います。

2. Blhwt x ZIIGAAT JAY ESTRELLA (2DD＋4BA) 9.5/10

続いて組み合わせたのは、ZiiGaat x JAY ESTRELLAです。Yongse Alpineからの変更。

音色は明るくなり、視界がクリアに感じられます。また中高音は同様に寒色傾向、やや硬質に変化しキレが増して聞こえます。

低域の量感や音の濃さは減るものの、風通しの良さを得られる音場の広がりと、全体的な音の明瞭感が高まり、クオリティも一段階アップして聞こえる印象です。Blhwtの能力の高さは一貫していますが、Timeless II と傾向は少し異なった別の一面を見せてくれる印象でした。

3 Blhwt x NICEHCK NX8  9/10

付属ケーブルからの変更です。

こちらでは音場が広がり、よりパワフルに聞こえ全体のスケール感やダイナミックさが増すように感じられます。高音はややシャープ寄りでキラキラと、低音は締まりの良い深みが出て立体的で上質な低音です。ボーカルも一声一声メリハリが付いて、高音の伸びや明瞭感がアップします。

 

音質について

重たく引き締まった低域と、やや硬質でキラキラとした高音が加わるややドンキラ傾向が基本形だと感じます。そして音場も拡張し、解像感も高い非常に優秀なケーブルです。

音色はイヤホンによって若干異なっていましたが、どれもそれぞれの良さと弱点を補ってアップグレードする感じで凄く好きでした。

優秀なコーチングをイヤホン側が受けているイメージです笑

 

まとめ

今回は新年最初のご紹介という事で SoundsGood 『Blhwt』について書いていきました。

それぞれ個性のあるdndシリーズに対して、『Blhwt』はSoundsGoodラインナップ ハイグレードならではの、対応力に高さやポテンシャルの高さが感じられる製品だと思います。

気になった方は 伊藤屋国際さんのストアを覗いてみて下さい！

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

拙いブログですが今年も宜しくお願い致します！