OSを選ばないウェブデザイナーのための使えるウェブアプリ15
2010年07月01日 公開
OSがWindowsであろうと、ubuntuであろうと、共通のサービスを受けることができるのがウェブアプリケーションです。
ウェブデザイナーの中には、自宅ですでにubuntuを利用している人も多い。また、Mac、Windowsと、各自それぞれの使いやすい物を利用していると思います。
今回はこうしたウェブ開発を仕事としている人が利用しそうなツールをまとめてみたいと思います。
スケジュール管理
Googleカレンダー
もはや説明不要のスケジュール管理システム。
ドラッグによる複数日数のスケジュール投稿は、なにかと連日作業になるウェブ製作にぴったり。
また、タスク管理も結合されたため、細かい作業などの記入も可能。なにより複数人での予定の共有もできるのが便利です。
メール
Gmail
もう使っている人も多数いるかもしれませんが、Googleが提供するGmailはかなり強烈なアプリケーションです。
スマートフォンとの連携はもちろんですが、Gmailは、別のドメインのメールを送受信できるようにします。
設定→アカウントとインポートから、送受信の設定が可能です。
これにより、どの端末にもメールデータを残さないため、パソコンが壊れても安心です。(コンプライアンスの問題で、そもそも外部企業のメールサービスを利用すると言う事が許されない場合も多いですが)
アイデアを書き留める
すべてを記憶する | Evernote Corporation
あまりにもポピュラーなアプリの紹介でつまらないかもしれないが、これももはやはずせない存在。
あらゆるサイトの情報を溜め込んだり、もしあなたがスマートフォンを使っているようなら、その場でEvernoteにメモをとったり、写真を取ったものにタグをつけて管理しておくこともできる。それらは場所を選ばず、MacでもWindowsでも、ブラウザさえあればLinuxでも使える。
確認ツール
ブラウザの互換性をチェックする、クロスプラットフォームブラウザテスト - Browsershots
化け物サービスのひとつ。最終クロスブラウザの閲覧テストツールの中では最高峰のウェブサービスだろう。
多くのブラウザで、いったいどのように見られているのかというのを確認することができる。無料の場合、出来上がるまでの時間と、取得する数にかなりの制限がありますが、ユーザー登録することで、有料ユーザーに比べて時間はかかりますが、通常のサービスを受けることができるのでお勧めです。
作っては確認という使い方ではなく、あくまでも最終チェックとして使うのが吉。
Typetester – Compare fonts for the screen
フォントをリアルタイムでどのような表示になるかを確認することができるツール。スタイルシート別に、さまざまな表示を確認できるため、かなり便利です。日本語も対応している。
kuler
いわゆる何も考えなくても、ひらめきと、わずかな操作でウェブサイトの配色を決定することができるツール。
多くのサイトを手がける人にとっても、非常に有効なツールのひとつです。
Color Scheme Designer 3
上のカラースキームと同様にわずかな操作で配色を決める事ができるツール。の、私が愛用しているほう。
1、円の色をつかむ。2、円のパターンを決める。3、明るさをコントロールする。
これだけの操作です。これらは、たとえば製品や、サービスなどの色に合わせて決めていくとかなり統一感のあるウェブサイトが簡単に作れるようになるはずです。
素材の収集
Free Icons Search Engine - FindIcons.com (291,293 free icons in 2,170 icon packs)
恐るべきアイコン検索サイト。それぞれのアイコンはそれぞれの作者が提供しているライセンスが存在しますので、各アイコンページで確認を。
下の画像はTwitterと検索した結果ですが、さまざまなアイコンを手軽に探すことができるサイトです。
編集・作成アプリケーション
Photo editor online pixlr free edit image direct in your browser
無料でつかえ、さらに『ほぼフォトショップ』という異名を持つオンラインツール。
ちょっとしたことならこのツールで完了できてしまう。しかもかなり軽快。インターフェイスを日本語に変更することも可能です。
同じようなウェブツールとしてPicnikも強力です。
Splashup
こちらはある日本のブログによって『まるでフォトショップ』と呼ばれるようになったウェブサービス。インターフェイスがすべて英語なので、日本語しかわかりませんと言う方は無理があるかもしれない。ただ、こちらは確かに「まるでフォトショップ」なので、フォトショッパーな方々には使いやすいかもしれない。
『ほぼ』vs『まるで』の戦いに参加してみるのも悪くないだろう。
Free Website | Free Flash Website Builder at Wix.com
フラッシュコンテンツサイトが手軽に作れるサービス。
ウィジェットを追加したりして、コンテンツを組み合わせて作成していく。問題があるとすればiPadの存在だろう。
Create a free website. Make a free blog. - Webnode
こちらは通常のテキストベースのサイトが無料で、しかも手軽に作れるサービス。というか広告もない。
無料の場合は確かに限られたスペース(100M)バックアップが取れないなどの不都合はりますが、基本的なサービスとしてはほぼすべて無料で使えます。英語ですが、実はfirefoxやGoogleChromeの、翻訳機能を使いながら製作が進められます。独自ドメインを使ってサイト運営というのはさすがに有料だが、それ以外が無料という無双ツールのひとつ。
Tiled backgrounds designer
日本人ユーザーからも多くの支持を受けている定番ツール。
オブジェクトを選び、角度を変えたり、色を塗ったりするだけで、簡単に背景を作成することができるツール。
なによりも直感的に作成することが可能なインターフェイスになっている為、誰でも簡単に作成することができるだろう。
pForm - Free HTML Form Builder - Create Web Form Template Online
ホームページビルダーならぬ、フォームページビルダー。数あるフォーム作成サイトの中でもあまり深く考えずに作成できるのがこのサービス。英語などわからなくても、その使いやすいインターフェイスは、何も考えることなくフォームを作成する事ができるだろう。
ただし、フィールドが増えると保存が重いのはご愛嬌・・・。
流動性情報のまとめツール
Netvibes - Dashboard Everything
NetvidesとEverNoteの併用はかなり強力な情報集積ツールとなります。
EverNoteが気になった情報をクリップするツールとするならば、Netvidesは流れ行く情報をキャッチし、モニターにまとめて視覚化し、表示するツールです。さまざまな流れる情報を、一括して管理しておけるウェブサービスなのです。
以下プロモーション動画をお楽しみください。
以上便利で「使える」ウェブサービス15でした。
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それでは、また。