公開日:2018年9月13日
更新日:2022年9月29日
※記載の通信速度は、特筆ない限りすべてベストエフォートであり、規格上の最大速度を実効速度として保障するものではありません。
なお、ご利用環境により通信できなかったり、通信速度が低下する場合があります。
テレワークやオンライン授業などに対応するために、一人暮らしの自宅にインターネット環境が必要になるケースもあります。しかし、具体的にどのような回線の種類があるのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
自宅でインターネット環境を整える方法としては、主に3つの方法が考えられます。ここではモバイルWi-Fiルーター、光回線、ホームルーターを利用する3つの方法を取り上げて、それぞれのメリットや特徴、注意点について解説していきます。あなたにとって最適な方法を選択するための基準も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
現在、主流とされている個人向けのインターネット接続方法には、モバイルWi-Fiルーター、光回線、ホームルーターの3種類があります。このほかに、スマートフォン(スマホ)を用いてインターネットに接続する「テザリング」もありますが、こちらは主流の接続形態ではないため、あくまでサブとして考えるとよいでしょう。
ここでは、主流である3種類の接続方法について解説します。それぞれ通信速度や利用形態に違いがあり、利用する方の環境によって最適な回線が異なりますので、まずは3種類の回線の概要や特徴について押さえておきましょう。
モバイルWi-Fiルーターとは無線LAN(Wi-Fi)によるインターネットへの接続機能を備えた持ち運びができる小型のルーターのことです。モバイルWi-Fiルーターがあれば、自宅でも外出先でもWi-Fiが使えます。必要に応じて持ち運びができ、引っ越しが多い人でもそのたびに契約し直す必要がないため、一人暮らしに向いている接続方法と言えます。
光ファイバーケーブルを使用してインターネットに接続する方法です。最近のマンションやアパートは、最初から光回線が導入されている物件が増えています。部屋にまで配線がされているか、建物にのみ回線が引き込まれていて各戸への配線工事は個人が依頼して行うかという、主に2つのケースがあります。いずれにしろ光回線が使用できるのであれば、モバイルWi-Fiルーターよりも高速かつ安定した通信が可能です。
モバイルWi-Fiルーターと同様に持ち運びが可能であり、コンセントに接続するだけでインターネット環境が構築できます。モバイルWi-Fiルーターとは異なり、有線接続も可能です。モバイルWi-Fiルーターと光回線の中間くらいの使い勝手になると思います。回線工事が不要で、モバイルWi-Fiルーターよりも安定性が高いとされており、接続形態も柔軟です。そのため、外出先で頻繁にインターネット接続を利用するわけではなく、気軽に自宅にインターネット環境を整えたいという場合におすすめです。
ただし、サービス提供事業者によっては使用場所(住所)が限定される事があり、外出先などに持ち出して使用できない場合がありますので事前に確認しましょう。
モバイルWi-Fiルーターのメリットを項目別にみてみましょう。
モバイルWi-Fiルーターは、サービス提供事業者と契約をしてルーターが届いたら、あとはスマートフォンやパソコンの設定をするだけでWi-Fiが使えるようになります。工事や配線は不要、即日開通で簡単に導入できます。
一人暮らしなら光回線などの固定回線費、スマートフォンのパケット代金、タブレットの通信費、有料の公衆Wi-Fi使用料金などをすべてモバイルWi-Fiに一本化することも可能です。総体的な通信費をぐんと安く抑えられるケースがあります。
サービスエリア内で電波が届く場所であれば、外出先でもどこでもWi-Fiでインターネットが使えます。スマートフォンはもちろん、外でノートパソコンを使って仕事をするときでも、わざわざWi-Fiが使えるお店を探す必要がなくなります。
一方、モバイルWi-Fiルーターを利用する際の注意点も把握しておきましょう。
マンションなどで使用する場合は、窓際の高い位置にルーターを置き、Wi-Fiデバイスとの間に障害物がない状態で使うのが理想です。この条件を満たさないと通信速度が遅くなることがあるためです。また、近隣のWi-Fiルーター、コードレス電話や電子レンジ使用時に電波の影響を受けて速度が低下することもあります。
電波状況によって通信が切れやすいなど不安定なケースもみられます。外出先で使う場合なら、壁の厚い建物内、地下のお店、地下鉄内などでは速度低下だけでなく、電波が途切れることもあります。
原則的にどのモバイルWi-Fiルーターを使う場合でも通信制限があります。現在では使い放題のプランが主流で、月間の通信容量に制限はありませんが、ネットワークの混雑回避のため、一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合、一定期間通信速度を制限する場合があります。
光回線を使うメリットはどうでしょうか。モバイルWi-Fiルーターの場合と比較してみてみます。
光回線では、下り最大1Gbpsの回線が主流です。モバイルWi-Fiルーターでは、5G対応の機器であれば下り最大2.7Gbpsという機器もありますが、まだ5Gの使用可能エリアが限られており、5G接続ではない場合の最大速度は下り440Mbps程度となるサービス事例も見られます。通信速度を重視して自宅で使用するのであれば、光回線の方がおすすめと思われます。
光回線は自宅でしか使えませんが、代わりに通信状態は安定します。LANケーブルで有線接続をすれば、近隣の電波干渉などの影響は受けません。もし、無線接続(Wi-Fi)をしていて、近隣のWi-Fiルーターによる電波干渉がある場合でも、「2.4GHz」と「5GHz」という2種類の周波数帯域の電波を発するルーターを使用しているなら、「5GHz」を選んで使うようにすれば干渉を受けにくくなります。
光回線では、基本的に通信量に制限もなく使い放題です。ただしP2Pなどを用いて、大容量のデータ通信を行う場合などには、通信制限がかけられる場合があります。
同じく、モバイルWi-Fiルーターと比較した場合の注意点も挙げてみます。
マンションでよくあるのは、マンションの共用スペースまで光回線が引き込まれていてスプリッタ(分配器)が設置されており、各戸への配線工事はされていないケースです。
この場合は個人が部屋で光回線を使用するための配線工事を依頼しなければなりません。工事費も別途かかります。一方、すでに配線もされていて、部屋に光コンセントなどが設置されている場合は、Wi-Fiルーターやパソコンを接続して設定するだけで光回線が使えます。
モバイルWi-Fiルーターか光回線か……、一人暮らしのインターネット環境を整える際は、持ち運びできる点を重視するのか、安定性や速度を重視するのかなど、どちらが自分のライフスタイルによりマッチするかを考えて選ぶと良いでしょう。
モバイルWi-Fiルーターと光回線の中間に位置するとされるホームルーターを利用するメリットとしては、次のようなものがあげられます。
ホームルーターは機器をコンセントに繋ぐだけでインターネットに接続できるようになります。届いたその日に利用でき、回線工事の必要がありません。光回線の回線工事はネット開通までに1~2ヶ月程度かかることもありますが、気軽にインターネット環境を整えられる点はホームルーターの大きなメリットの一つです。
ホームルーターを利用するにあたり、複雑な設定は必要ありません。ホームルーターを起動したらインターネットに接続したい機器のWi-Fi設定を有効にするか、LANケーブルを接続するだけでインターネットに繋がります。
ホームルーターはモバイルWi-Fiルーターよりも通信が安定しているとされています。主に自宅の特定の場所に設置することを前提としているため、接続可能な機器の台数も多く、接続可能エリアも広範囲をカバーできます。1階に設置したホームルーターに2階の寝室から接続する、ということも建物の状況によっては可能です。
多くのメリットがある反面、ホームルーターを利用する際には次のような点に注意が必要です。
モバイルWi-Fiルーターと比べると安定性は高いといえますが、ホームルーターは建物や電波状況に左右されやすいモバイル回線であるため、光回線のような固定回線には劣るというのが現状です。また、通信速度も光回線は下り最大通信速度10Gbpsのサービスが存在しますが、ホームルーターは最大で2Gbps~4Gbps程度となります。
光回線のような固定回線の場合、基本的にどれだけデータ通信を行っても通信速度が制限されることはありません。(ただし、P2P通信を用いて大容量の通信を行う場合などにはプロバイダーによって通信制限がかけられる場合があります)しかし、モバイルWi-Fiルーターと同様にホームルーターも定められた通信容量を超えると速度を制限される可能性があります。速度制限の内容はサービスやプランによって異なるため、契約する際には制限の基準とあわせて、制限時の速度について確認しておくことが重要です。
モバイルWi-Fiルーターはバッテリーで稼働するものであり、どこにでも持ち運び可能であるため移動中でも利用できます。しかし、ホームルーターはバッテリーが搭載されておらず、コンセントにつなぐ必要があるため、電源が確保できない移動中は利用できません。
また、サービス提供事業者によっては、契約時に登録した住所以外の場所では使用できない場合もありますので事前にご確認ください。
外出先でもインターネットを利用したい方にはモバイルタイプのWi-Fiルーターも選択肢のひとつです。おすすめは、ユーザー特典のあるDTI WiMAX 2+です。
DTI WiMAX 2+の魅力は大きく分けると5つあります。
DTI WiMAX 2+の通信速度は、+5G通信なら下り最大で約2Gbps(使用機器により最大速度が異なります)、WiMAX 2+通信で下り最大440Mbpsなので、動画をサクサク鑑賞することができます。また、重いデータも高速でダウンロード可能です。※
※「ギガ放題プラスプラン(2年)」では、 ネットワークの混雑回避のため、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。(これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客様のご利用状況をふまえ、速度制限条件等を2022年2月1日より変更致しました。)
DTI WiMAX 2+は月間の通信量が無制限なので、残りの容量を気にする事なく使う事ができます。※
※ネットワークの混雑回避のため、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
DTI WiMAX 2+のモバイルタイプの機器なら、ご自宅でのご利用だけでなく、スマートフォンなどを外で使用する場合にも使用できるので、スマートフォンなどで契約しているデータ通信容量を圧迫せず、データ通信をご利用いただく事ができます。
ギガ放題プラスSプラン(※1)なら、利用開始月~13カ月目の料金がなんと3,410円!14カ月目~37カ月目でも3,960円と、とてもリーズナブルな月額でご利用いただけます。
しかも、いわゆる「2年縛り」のような契約期間はありませんので、解約時に契約解除料がかかるような事もありません。
DTI WiMAX 2+ に申し込みDTI会員になると、全国の宿泊施設やレジャー施設やスポーツクラブ、インテリアの購入、レストランや居酒屋の飲食などが特別優待価格で利用できます。
DTIでは、最低利用期間の縛りや解約時の違約金が無く※、しかも特典が豊富でおトクにご利用いただける光コラボ「DTI 光」をご提供しています。
※開通月は解約手続きができません。開通月翌月での解約をご希望の場合、当月の利用料金が発生いたします。
DTI光には「2年以上利用すること」などといった契約期間の制限はありません。そのため、いわゆる「2年縛り」と呼ばれるような、特定の期間中に契約解除しないと違約金がかかるといったこともありませんし、自動更新されることもありません。いつでも違約金なしで解約できます。
※開通月は解約手続きができません。開通月翌月での解約をご希望の場合、当月の利用料金が発生いたします。
DTI光では、以下の特典をご用意しており、これから光回線を用意する方はもちろん、既に光回線をご利用されている方でもおトクな料金でご利用いただけます。
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・「のりかえ割」→ 6カ月間基本料金550円割引
※1 DTI 光マンションタイプ:3,960円(税込)/月への転用、事業者変更で、月額割引特典を適用した1か月目(開通月の翌月)~6カ月目の料金。別途、契約事務手数料などの初期費用や、有料のオプションプランにご加入の場合はオプション料金がかかります。
※2 DTI光 ファミリープランの場合。マンションプランの場合は220円の割引となります。
※3 新規基本工事(派遣工事)費の分割払い相当額を毎月の利用料金から値引きします。新規基本工事費の分割払いは24回払いとなり、開通月の翌月から起算して24カ月のご利用で実質無料となります。無派遣工事における工事費、追加工事費、オプションサービスの工事費などは割引の対象になりません。
DTI 光なら、ほかサービスとのセットで各種割引が受けられます。DTI光とauのスマートフォンなどを同時利用する場合は毎月最大で1,320円(税込)の割引(auセット割)、DTI光と格安SIMカードサービス「DTI SIM」をまとめて契約して同時利用する場合は毎月165円(税込)割引(SIMセット割)となります。
DTI光ではIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6接続方式による「IPv6(IPoE)接続サービス」を利用可能です。従来の接続方式の光回線を使っていて、速度が遅い、繋がりにくい時間帯があると感じている方でも、DTI光に切り替えることで安定性と速度が向上することが期待できます。
※IPv6(IPoE)接続方式のご利用には、別途「IPv6(IPoE)接続サービス」へのお申し込み(月額料金無料)、IPoE接続対応機器(ホームゲートウェイ、ブロードバンドルーター)のご用意が必要となります。(「DTI 光スタート特典」にてプレゼントをしているWi-Fiルーターは「IPv6(IPoE)接続サービス」に対応しております。)