GIMPの使い方 ~ブラシ(Brush)の作り方~
GIMPの使い方 ~ブラシの作り方~
GIMPブラシとGIMP Pipe(動画)ブラシの作り方
GIMPの機能を利用すれば簡単にオリジナルのブラシを作成することができます。
このページではGIMPの標準的なブラシ( .gbr )とGIMP Pipe(動画)ブラシ( .gih )の作成方法と登録方法について紹介しています。
-INDEX-
■■ GIMPの使い方 ~ブラシ(Brush)の作り方~ ■■
●GIMPブラシの作り方
・・RGBカラーブラシの作り方
・・グレースケールブラシの作り方
●GIMP Pipe(動画)ブラシの作り方
■■ GIMPの使い方 ~背景色の透過、GIFアニメ作成~ ■■
●GIMP 2 のインストール
●GIMP 2 の日本語化
●GIMP 2 の使い方
・・レイヤー
・・透過色(アルファチャンネル)
・・・・背景の透過処理
・・・・不透明マスク
・・・・グラデーション不透明マスク
・・GIFアニメ作成
・・フィルタ
■■ GIMPの使い方 ~Photoshopプラグイン(Plugin)の追加 ~ ■■
●PSPI (Running Photoshop plug-ins in GIMP)
PhotoshopプラグインをGIMPで使用可能にするプラグイン
●Luce (Photoshop plug-in)
イメージに光効果を追加するPhotoshopプラグイン
●Thredgeholder (Photoshop plug-ins)
イメージのエッジを抽出するPhotoshopプラグイン
●Chalkaholic (Photoshop plug-ins)
イメージにチョークや木炭タイプの効果を追加する Photoshopプラグイン
●NightVision (Photoshop plug-ins)
イメージをナイトビジョン画像にするPhotoshopプラグイン
■■ GIMPの使い方 ~GIMPプラグイン(Plugin)の追加~ ■■
●APNG support for GIMP
GIMPでアニメーションPNGをサポートするプ ラグイン
●The MathMap Image Processing Application
多種多様なエフェクトをトータルパッケージ化したプラグイン
●Liquid Rescale GIMP plugin
重要な部分の歪みを避けてイメージのサイズ変更を行うプラグイ
●Image Registration
画像レジストレーション(イメージのズレを調整する)を行うプラグイン
■■ GIMPの使い方 ~GIMPスクリプト(Script-fu)の追加~ ■■
●3D text
テキストを3D効果により立体的にするスクリプト
●Edge Glow
被写体のエッジ部にグロー効果を追加するスクリプト
●Wave Tank
イメージにウェブ(波)効果を追加するスクリプト
●Flames
イメージにフレーム(炎)効果を追加するスクリプト
●Old weathered paper effect
イメージを古い風化した紙風にするスクリプト
●Postcard
イメージをビンテージポストカード、グリーティングカード風にするスクリプト
●GIMPプラグイン(plugin)・スクリプト(script-fu)公開サイト
■■ GIMPの使い方 ~ブラシ(Brush)の追加~ ■■
●GIMPブラシ、Photoshopブラシのダウンロード
●ブラシの追加(インストール)方法
GIMPの使い方 ~背景色の透過、GIFアニメ作成~へのリンク
GIMPの使い方 ~Photoshopプラグインの追加~へのリンク
GIMPの使い方 ~プラグインの追加~へのリンク
GIMPの使い方 ~スクリプトの追加~へのリンク
GIMPの使い方 ~ブラシ(Brush)の追加~へのリンク
GIMPの使い方 ~ブラシ(Brush)の作り方~へのリンク
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■ フリーソフトの活用 INDEX
■ フリーソフト 日本語化
フリーソフト日本語化
■■ INDEX ■■
■ ユーティリティー
GIMPブラシの作り方
RGBカラーブラシの作り方
ブラシ用のイメージを用意します。
GIMPで読み込める静止画像であればファイルは特に制限はありません。
画像メニューより 『 画像 』 → 『 モード 』 と選択してRGBモードであることを確認します。
他のモードの場合は『RGB』を選択してRGBモードに変更します。
画像背景が透明でない場合は透明にします。
背景を透明にしなくてもブラシの作成はできますが、連続した線を引いた場合背景部分で消されてしまいます。(下の画像)
背景を透明にする為にアルファチャンネルを追加します。『 レイヤー 』 → 『 透明部分 』 → 『 アルファチャンネルを追加 』 を選択します。既にアルファチャンネルが含まれているイメージの場合はこの作業は必要ありません。
背景を透明にする方法は >> 背景の透過処理 を参照して下さい。
GIMPブラシファイルとして保存します。
ファイルメニューより 『 ファイル 』 → 『 名前を付けて保存 』 を選択します。
画像の保存画面
①『ファイルタイプを選択』をクリックしてファイルタイプリストを表示します。
②ファイルタイプリストから 『 GIMP ブラシ 』 (gbr)を選択します。
③ファイルの保存先フォルダを選択します。
GIMPブラシファイルの保存先はGIMP本体をインストールしたフォルダ内にある\share\gimp\2.0\brushes\です。
brushesフォルダの中にサブフォルダを作成して登録することも可能です。
...GIMPインストールフォルダ\share\gimp\2.0\brushes\
GIMPをデフォルトでインストールした場合は、C:\Program Files\GIMP-2.0\share\gimp\2.0\brushes\になります。
Windowsユーザーアカント別にブラシを登録する場合はWindowsプロファイル・フォルダにブラシファイルを保存します。
...(User Account)の部分はWindowsのユーザーアカントが入ります。
●Windows 2000/XP
%SystemDrive%\Documents and Settings\(User Account)\.gimp-2.6\brushes\
●Windows Vista/7
%SystemDrive%\Users\(User Account)\.gimp-2.6\plug-ins\brushes\
ブラシ形式で保存
連続した線を引いた場合のイメージ間隔を設定して『保存』ボタンをクリックします。
間隔のデフォルト値は10です。( 設定可能範囲: 1~1000 )
間隔は使用時にブラシのプロパティで調整することも出来ます。
登録が完了したら 『 ブラシの再読み込み 』 ボタンをクリックして保存したブラシをブラシリストに追加(更新)します。
グレースケールブラシの作り方
グレースケールカラーでブラシを作成するとカラーパレットで選択されている色で描画できます。
画像メニューより 『 画像 』 → 『 モード 』 → 『 グレースケール 』 を選択してイメージをグレースケールに変換します。
グレースケールのブラシの場合はアルファチャンネルが含まれていると作成が出来ませんのでアルファチャンネルを削除します。
レイヤーメニューより 『 レイヤー 』 → 『 透明部分 』 → 『 アルファチャンネルを削除 』 を選択します。
ブラシファイルの保存方法はRGBカラーのブラシと同じ手順となります。
グレースケールで作成したブラシはツールボックスのカラーパレットで選択された色で描画されます。
GIMP Pipe(動画)ブラシの作り方
ブラシ用のイメージを用意します。
GIMPで読み込める静止画像であればファイルは特に制限はありません。
読み込んだ画像の背景が透明でない場合はアルファチャンネルを追加して背景を透明にします。
GIMP動画ブラシはアルファチャンネルのレイヤーが必須となります。
背景を透明にする方法は >> 背景の透過処理 を参照して下さい。
レイヤーの複製ボタンをクリックして複数枚レイヤーを複製します。
レイヤー毎に何らかの変化を加えます。
今回は見た目わかりやすいようにレイヤー毎に色を変えてみました。
GIMPブラシファイルとして保存します。
ファイルメニューより 『 ファイル 』 → 『 名前を付けて保存 』 を選択します。
画像の保存画面
①『ファイルタイプを選択』をクリックしてファイルタイプリストを表示します。
②ファイルタイプリストから 『 GIMP ブラシ (動画) 』 (gih)を選択します。
③ファイルの保存先フォルダを選択します。
GIMPブラシファイルの保存先はGIMP本体をインストールしたフォルダ内にある\share\gimp\2.0\brushes\です。
brushesフォルダの中にサブフォルダを作成して登録することも可能です。
...GIMPインストールフォルダ\share\gimp\2.0\brushes\
GIMPをデフォルトでインストールした場合は、C:\Program Files\GIMP-2.0\share\gimp\2.0\brushes\になります。
Windowsユーザーアカント別にブラシを登録する場合はWindowsプロファイル・フォルダにブラシファイルを保存します。
...(User Account)の部分はWindowsのユーザーアカントが入ります。
●Windows 2000/XP
%SystemDrive%\Documents and Settings\(User Account)\.gimp-2.6\brushes\
●Windows Vista/7
%SystemDrive%\Users\(User Account)\.gimp-2.6\plug-ins\brushes\
ブラシパイプ形式で保存
並びは描画に使用する最後のレイヤー番号をセットします。デフォルトで1がセットされておりそのまま保存すると1番目のレイヤーでしか描画されません。
(今回の場合はレイヤー数が8で全部描画に使用するため8をセット)
描画に使用するレイヤーを選択方法は、デフォルトでは 『 random 』 です。レイヤーの順番通り描画したい場合は 『 incremental 』 に変更します。
また 『 velocity 』 はブラシ(マウス)の移動速度により描画に使用するレイヤーが変わります。
登録が完了したら 『 ブラシの再読み込み 』 ボタンをクリックして保存したブラシをブラシリストに追加(更新)します。
ブラシで描画の設定エリアでブラシの拡大・縮小、透明度、間隔の変更やフェードアウト、グラデーションでの描画などを行うこともできます。
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