怒Mは思いつきでモノを言う

やったことメモなどなど

「Tidy First? 個人で実践する経験主義的ソフトウェア設計」を読んだ

流行りに乗ってみた。 薄いのですぐに読み終わるかと思いきや、意外と時間がかかってしまった。 最近本を読むスピードが落ちているなぁ

ソフトウェア設計のシリーズ本(3冊出るらしい)。 リファクタリングをするための小さな一歩、みたいな印象を持った。

第1部

読んでてリーダブルコードを思い出した。 個人で実践できる本当に小さなこと、みたいな感じ。 色々積み上がったシステムに取り組んでいる身としては、こういうことから気軽にできるようになりたい。

第2部

実際の開発において整頓をいつするのか、どの程度するのか、そもそも整頓すべきか、みたいなことが書かれていた。 これも実務的には判断することは多々あるなーという印象。

自分は今の仕事ではコードを一切書いていないけど、チームメンバーのPRはたまに見ることがある。 その時に「整頓してもいいかな?」みたいに思った際に、メンバーに話を聞いてみると「わかっていたけど、なんとなく変えない方がいいかなって思った。」みたいな会話をたまにする。

気持ちはわかるので最初のPRとは別にした上で、とりあえず影響範囲が小さそうであればやっちゃおうって話をすることがある。 こんな感じの判断がみんなで意識共有ができれば、いいなって思った。

けど、実際には「影響範囲の判断」、後半に出てくる整頓の連鎖みたいなところもあるので難しそうとも思う。

第3部

正直、わかりにくかったw 特にディスカウントキャッシュフローの例の部分は自分の知識不足も相まって読むのがキツかった。

ただ、それ以外はなんとなく言っていることは分かったような気がする、が、これは2周目が必要という感じ。

感想

とりあえず、リファクタリング本と捉えている。楽しかった。 チームで読書会もありな内容とも思った。 2週目は少し時間をおいてチャレンジしようと思う。

続刊も楽しみ。

余談

小学生の頃から読書感想文が苦手すぎて泣いてたんだけど、今こうやって書いてみるとやっぱり苦手だなぁという感想。 (苦痛ではないんだけど)