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2015年4月24日金曜日

Apple Watchについて

Apple Watchについてはソフトウェアを綺麗なハードで包んだ以上の進化があるように思う。Appleのデザインを司っていたSteveとJonyはそれぞれ以下のように述べている。

Steve Jobs:「iPodは実はソフトウェアだ。外見は優れたハードだが、中身は優秀なソフトウェアだ。」

Jony:「Apple Watchはハードとソフトウェアの境界が判別出来ない程、完全に一体化した製品を目指し、設計され、造られた。」

AppleがApple Watchで成し遂げた進化はこういうことなんだろう。

よくよく考えると冷蔵庫とか洗濯機をはじめとする家電製品も、中でソフトウェアが動いているのは同様で、実生活においてもハードとソフトの境界なんざ気にせずに生活をしている。電子レンジでお好みの調理方法を選べば、あとはそれに対応した温め方をしてくれるし、洗濯機でもデリケートな選択方法を選べば、生地が傷みにくい洗い方をしてくれるのが分かりやすい。

ここでAppleの製品とその他の製品との区別となるのは、ボタンを除いて、ユーザが操作する場所の100%がソフトウェアってところだろう。そして時として、そのボタンのような物理的な存在にソフトウェアが介入することだろう。

腕時計は時計の針や針を動かす中の歯車が物質として存在しているが、Apple Watchではそれらは全てソフトウェアだ。文字盤を自由に変えることもできれば、物理的な文字盤では実現が難しいであろう、ミッキーマウスの腕を回して時刻を表示させるようなものも出来る。でも、時計のバンドや外のケース、クラウン(竜頭)等の外側の部分は当然ハードウェアであり、一般の腕時計との区別は然程ないように思える。
だが、クラウン(竜頭)はデジタル化されており、例えば画面のスクロールがそれ以上進まない状態まで来るとソフトウェアがクラウンに抵抗を与え、クラウンを回す指に重みが感じるようになる。これは極めて物理的な作用であるが、中身はソフトウェアである。
また、画面を軽くタップすることと、強く押し込むことで違う動作として認識され、出来る操作が変わる。時計の液晶は物理的には押し込むことが出来ないが、ソフトウェアでは押し込みを認識し、タッチと強い押し込みに物理的な違いを与えている。しかも、押し込んだのを指が感じられるように擬似的な振動を作り出す。この振動をコントロールするのはソフトウェアだ。

「ハードとソフトウェアの境界が区別出来ない程、完全に一体化した製品」と言われてピンと来ないかもしれないが、実際のApple Watchがしていることは、触ると本当にハードとソフトウェアの境界が区別出来ない製品として完成されているのである。

ここにiPod時代から更に進化したAppleの凄みが出ている。

2015年2月5日木曜日

Apple株に投資すべき理由

2011年に『Apple株に投資をする理由』という記事を書いた。この時のAppleの株価は$50であり、今(2015年2月5日)の株価は$119だ。そして、現在においてもApple株に投資すべき理由は相も変わらず見つかるので、今後も投資すべき理由を以下に書いてみる。

  • 中国でのiPhoneの売上
  • Apple Pay
  • Apple Watch

1. 中国でのiPhoneの売り上げが伸び始めたばかり。

Appleの売り上げNo.1を占めるのは米国市場だが、中国での売り上げがiPhone6以降急速に伸びた。ここからMacとiPadの売り上げへも当然影響力を今後伸ばしていくであろうことは簡単に想像がつくし、なんせ人口が中国政府発表だけでも13億人である。簡単な計算だ。


2. Apple Pay

How much Apple will profit from Apple Pay is anyone’s guess. Mine is: Over time, a lot. In the U.S. alone, credit and debit card transactions totaled $3.9 trillion in 2013. Since Apple gets a .15 percent cut of every Apple Pay transaction, a measly 10 percent transaction share is worth $585 million. One year, one country, $585 million. Over time, Apple will make billions from Apple Pay.


Apple Payを米国市場だけで考えても、今後Appleの利益に大きく影響を与える。2013年の米国でのクレジットカード、そしてデビットカードによる年間取引は3.9兆ドル(約420兆円)であり、この10%がApple Payにより支払われるとすると、Appleの決済手数料収入は0.15%なので5億8500万ドル(約620億円)の収入となる。米国だけでこれ。米国市場の半分をApple Payが持って行ったとすると、3000億円となり、毎年コンスタントにほぼ粗利3000億円が増えるのはでかい。


3. Apple Watch

iPhoneが売れに売れて米国市場最高利益を叩き出した2014年10〜12月期の四半期だったが、iPhoneのみの利益が今後どこまで増えていくかを懸念されているなか、今年2015年4月にApple Watchの発売が予定している。これがどこまで売れるのか?についての懸念もあるが、個人的には以下の3つの理由で非常に売れると考える。

(1) 大きいiPhoneはポケットやカバンから出しにくい
(2) 手元にiPhoneを置いてられない人もいる
(3) 新しいコミュニケーション

(1) 大きいiPhoneはポケットやカバンから出しにくい

iPhone6 / 6 Plusを買った人は、これまでのiPhoneよりもひと回りでかいため、以前より快適にポケットに入れたり、手に持ったりしづらくなっている人もいると思う(自分もその一人だ)。ポケットの中に入れていて、メッセージを受信したバイブレーションを感じても、面倒なので取り出したりしないこともある。
Apple Watchなら手元にメッセージが表示され、しかも簡単なYes / Noを聞いてくる内容のメッセージであれば、Yes/No/Maybeを選べる選択肢を提供し、素早い返信が可能だ。つまりコミュニケーションデバイスとして、iPhoneに非常に便利なアシストを提供してくれる。買うまではおそらく便利さに気付きにくいだろうし、周りの人間が買って便利に使っている姿を見ると欲しくなるであろうことは、想像に難くない。


(2) 手元にiPhoneを置いてられない人もいる

(1) と被るかもだが、子育てを始めて実感した。子育てだけでなく、職業によっては常に手元にiPhoneが置いてられない人も多いかもだ。そういう人にとっては、メッセージの確認が腕時計を見る感覚で手軽に出来るApple Watchはまさに望んでいた製品。これまた、周りのお母さん達が手軽にメッセージをやりとりしているのを見ると、あら便利と思い欲しくなるであろうことを想像してしまう。


(3) 新しいコミュニケーション

Lineが出るまでスタンプを送りあってコミュニケーションを取るということは想像していなかったが、実際は皆が頻繁に利用するコミュニケーションの一つの形になった。Apple Watchは鼓動を送れる。心拍数は安心しているとゆっくりになり、興奮や恐怖によって早くなる。どんな言葉よりも、より正確に気持ちの状態を数値で表す存在だ。それが手軽に送れるのである。何かとてつもない可能性を感じている。また、心拍数をモニタリング出来るのであれば、ウソ発見器のようなアプリも登場し、流行るかもしれない。開発者にとっても楽しいデバイスになることを期待出来る。


また、Apple WatchはApple Payを使えるデバイスにもなる。iPhone6と6 PlusはiPhoneだけでApple Payを使えるが、iPhone5やiPhone5SもApple Watchと組み合わせることでApple Payを使えるようになる。


とまあ、2011年以前からApple株を買い、自分が購入したであろうApple製品の値段の総額の数倍以上に儲けさせていただいているが、今後も同様のことが期待できるApple株である。投資は自己責任だが、安定して利益を生み出す企業への投資はあまり外れないものである。



2011年2月13日日曜日

Apple株に投資をする理由

現在自分がAppleの株に投資をする理由を書いてみる。

・iPhoneが最強すぎる
・CDMA2000にも対応
・MacBook Airが最強すぎる
・Mac AppStoreもオープン
・iPadが全ての予想を超えたヒット
・もっと最高の新型製品が今後も出る



・iPhoneが最強すぎる件

他の企業が出すスマートフォンが酷い。糞です。糞。OSのアップグレードに対応できないとか、なんなの?バカなの?死ぬの?結局似たような値段な割に機能も性能も実装も糞なんだよ。ボケが。ってな宗教的理由により、iPhone最強です。実際、iPhone以外を選ぶ人って、なんなの?バカなの?死ぬの?



・CDMA2000に対応

世界で使われている携帯電話の通信方式がざっくりW-CDMAとCDMA2000です。日本の場合

W-CDMA:ドコモ、ソフトバンク
CDMA2000:au

となります。世界の他の国々でも、W-CDMAだったり、CDMA2000だったりした会社があったわけです。CDMA2000の人々は、iPhoneが使いたくても使えなかったわけですが、これがAppleがCDMA2000対応版を発売したことで、今後はキャリアを問わず使えちゃいます。単純に、世界の半分でしか使えなかったのが世界中で使えるようになったと考えれば、一気に商品が売れる市場が2倍になったようなもんで、そこから利益が減るか?と考えると、増えるに決まってんだろ。なんなの?バカなの?死ぬの?です。



・MacBook Airが最強すぎる

買って、使って、あらびっくり。従来のHDDの記憶領域をSSDというフラッシュストレージに置き換え、内部設計を新しくしたこのMacは軽さと、バッテリーによる長時間稼動と、そして最高のパフォーマンスを創り上げてしまいました。このMacを手にした日から、あなたは日頃感じていたコンピュータの糞遅さに別れを告げ、最高のしあわせに包まれるのです。しかもお値段88,800円から。Amazonさんならさらに値引きして約84,000円。これを買わないって、なんなの?バカなの?死ぬの?



・Mac AppStoreもオープン

iPhoneのアプリはAppStoreより購入できました。一度購入したAppは何度でもダウンロード出来、バックアップが消えても無問題。あなたのアカウントでログインすれば、いつでもどこでも再ダウンロードが可能と、利便性が最高すぎる存在です。これと同様の機能がMacにも追加されました。で、多くのソフトウェア開発者はAppleに自分が作ったAppを申請することで、世界中の市場に自分の製品を売り出す方法を手に入れました。そこには何億人もいるiPhoneユーザを始めとし、これまた何億人もいるMacユーザも含まれることとなります。AppleはこのAppStoreの売上から30%の手数料を取ります。iPhone、iPad、そしてMacが売れるごとに、Appleは増えたユーザからのApp購入による利益も享受出来る仕組みとなっております。これで儲からないと考える人って、なんなの?バカなの?死ぬの?



・iPadが全ての予想を超えたヒット

iPadの売上は、それを肯定的に見ていた人や否定的に見ていた人々のどの予想よりも、遥かに多くの台数を売上、それは記録的なヒット商品となりました。つまり、お前らアナリストとかジャーナリストなんてのは、なんの予想も当たらねーからいつまでたってもサラリーマンで、他人から給料もらって働く存在なんだよ。そんなに世の中のこと分かってんなら、株買って大儲けしている訳で、そもそもアナリストとかジャーナリストやってねーだろ。なんなの?バカなの?死ぬの?



・もっと最高の新型製品が今後も出る

新型iPad、iPhone、そしてMac製品が今後もどんどん優れた製品となって市場に出てくるわけで、今後Appleの製品が売れないわけがないですね。で、上記の理由にも書いたもう一方の世界の半分*CDMA2000市場と、iPhoneやiPad、そしてMacのハードウェアが売れれば売れるほどAppStoreからの売上も相対的に増加する中、Appleの利益が今後減ることは考えにくく、また、今以上伸びることは誰の目からも明らかなわけで、そういう企業の株を買わずにいるって、なんなの?バカなの?死ぬの?