DIY 修理/電気工作/3Dプリンタ好きのブログ

「修理する」「創る」喜び

お風呂の水栓の締まりが悪くなってきたので、部品交換でスッキリ直りました。

20年選手の我が家のお風呂、水栓の閉まりが悪くなってきて、栓を閉めてもポタポタ水がシャワーから垂れてくる様になりました。

 

 

 

下記の開閉ユニットなるものを交換すると直るとの情報だったので、Amazonで注文しました。約5000円でした。


キャップは、横に引っ張るだけで、パコっと取れます。

プライヤーを使って、ネジを回すと、開閉ユニットが顔を出します。

 

 

この状態になると、あとはこの出っ張りをプライヤーでつかんで引っ張れば、開閉ユニットが出てきます。

出てきた部品は、Oリングが3つ付いてるのですが、触ると手が真っ黒になり、ゴムが劣化して溶け出してる様でした。 

 

 

新旧並べてみました。写真ではわかりませんが、明らかにゴムが劣化しています。
次はユニット全体を買わなくても、この劣化したOリングだけ交換すれば良さそうです。径を測ってみたら、Oリングの内径22.5mmほどでした。

 


交換完了し、使ってみると、水漏れはスパッとなくなりました。

ただこの停止線の位置でコリっと止まるクリック感が全くありません。

 

 


再度ばらしてみると、下記の凹みに何かはまる様な形状になってます。ここに何かがはまっていたはずですが、いくら探しても部品が見つかりません。

 

無ければ作ろうという事で、何か良い部品が無いか探してみると、ちょうど良さそうな板バネが家にありました。こういう時に、色々な廃電化製品を捨てる前に部品取りしているものが役に立ちます。

そこからグラインダーで削り出しで溝にはまりそうなサイズに加工しました。

 

 

何度か調整しましたが、ピッタリのものが作れました。

これでキャップをはめると、見事に停止線位置でのクリック感が蘇りました。

回した時の抵抗感も、クリック感もバッチリです。

 

今回も良い修理が出来ました!!

 

 

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