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風都探偵

ふうとたんてい

「風都探偵」とは、週刊ビッグコミックスピリッツで連載される『仮面ライダーW』を題材にした漫画作品。及び、同作を原作とした各種メディア作品の総称。
目次 [非表示]

ビルが溶け、人が死ぬ。

それは、この街ではありふれた出来事

だが、この街には探偵がいる。

どんなときでも助けてくれる、二人で一人の名探偵が――


さあ…お前の罪を数えろ!


概要編集

2017年8月7日に発売された週刊ビッグコミックスピリッツ36・37合併号より連載されている、『仮面ライダーW』の漫画作品にして正統続編。既刊16巻(2024年4月30日時点)

作者は佐藤まさき。

脚本は三条陸、監修は塚田英明、怪人デザインは寺田克也と、TV版にメイン格で参加していたメンバーが続投されている。

2024年現在は隔週連載となっている。


掲載紙が青年誌であるため、残虐・性的描写がTV版よりやや多め。同時に漫画作品でもあるため、CG無しでは再現し辛いドーパントや描写もふんだんに盛り込んでいる。

しかし「想像以上に放映当時の『W』の雰囲気を再現している」事や「設定の後付け感が無い」事等から、特撮ファンからの評価は高い(特に前者に関しては、実際に三条氏は『W』を観ているのと同じ感覚で読めるよう計算してマンガを設計しているとの事)。

アニメ版でもこの点がしっかりと引き継がれた事で、(多くの人が目にするであろう)TV放送からまだ1ヶ月経っていないにもかかわらず、特撮ファン以外からも非常に高い評価を得ている(事前にW本編及び関連作品がYouTubeで配信された事もこれらの高評価を後押ししている)。


その他にも、原典の映像作品群では登場しなかった新要素を盛り込むだけでなく、具体的には説明されていなかった描写に対してフォローを入れて補完するなど、『W』ファンには必見と言えるほど一読の価値のある作品となっている。


キャラデザを似顔絵にしない」方針(恐らく肖像権の都合)から、主役2人の容姿は独自にアレンジされている(翔太郎が松田優作風の髪型になっている、フィリップの髪色が緑に変更等。これに関しては『仮面ライダー913』も同様と思われる)。


事実上の仮面ライダーWシーズン2であり、TV本編がどちらかと言えばフィリップが話の中核であったのに対し、本作は主に翔太郎に主軸が置かれたストーリー展開となっている。


元々スピリッツ側からの提案は、フィリップ不在の1年間(本編48~49話の間)の翔太郎を描く『仮面ライダージョーカー』であったらしい。

しかしコレを受けた三条氏が「悲しみを堪えて戦っている翔太郎を週刊連載で描くのは、書く方も読む方も辛いんじゃないか」「翔太郎とフィリップというコンビがみんな見たいのだから、その二人を漫画媒体でももう一回見せたい」と意見し、続編という形になったと話している(参考リンク)。




時系列考察編集

ストーリーはTV本編の続編である事が公式より発表されているが、詳しい時系列については現状不明。



これらの描写から少なくともW本編及び『MOVIE大戦CORE』、『W RETURNS 仮面ライダーアクセル』後であることは確定しており、加えて本編最終回に登場した晶が中学生になっていた事から、物語は2012~2014年の間でほぼ間違いないと思われる(W本編は最終回の時点で2011年である)。


また、照井と亜樹子の間に子供が居ない事から、「ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー」よりも時系列は前と思われるが、Wの世界観と繋がっているかは定かではないため詳細は不明。


キャラクター編集

CVはテレビアニメ版、演は舞台版の役者を表す。


『仮面ライダーW』から引き続き登場する人物編集

CV:細谷佳正/内山昂輝、演:和田雅成/木津つばさ

引き続き本作でも主人公を務める「2人で1人の名探偵」にして、「2人で1人の仮面ライダー」。

変身中は意識側の吹き出しが電子基板状の模様入りになり、エクストリームの場合は両者とも粒子状の模様入り吹き出しとなる(流れる向きで区別可能。左方向が翔太郎、右方向がフィリップ)。

翔太郎がときめに対して好意を抱く中、フィリップは再び彼の恋が悲恋に終わらないか心配している。


CV:小松未可子、演:生駒里奈

おなじみ鳴海探偵事務所の所長。

野暮な性格は相変わらずだが、様々な経験を得て大人な振舞いも出来る様になっている。

本作では既婚者であるが、から継いだ事務所の名前が「鳴海」なので、仕事上は旧姓を名乗っている。


CV:古川慎、演:上野凱

風都署の刑事にして、超常犯罪捜査課の課長。亜樹子の夫である不屈の男。

俺に質問するな」の照井節も健在。


CV:高戸靖広

鳴海探偵事務所で飼われている猫。ブリティッシュ・ショートヘアのオス。

猫としてはかなりの高齢だが、前職前職であった為かそれ程老け込んだ様子も無く、事務所でも何かしら捜査に貢献している模様。

風都中の猫達からも一目置かれており、その様は翔太郎よりハードボイルドと評される程。

翔太郎と亜樹子には不愛想な態度だったが、ときめには一発で懐いた。


CV:伊丸岡篤

鳴海探偵事務所と懇意にしている情報源「風都イレギュラーズ」の1人。テレビシリーズから引き続きその情報網で翔太郎を助ける。

ケータイはスマホに乗り換えている。


風都イレギュラーズの1人。本編終了後も変わらずペットショップを経営しており、ウォッチャマンと同じく翔太郎の良き情報提供者であり続けている。

現在は「店長」と呼ばれている。


風都イレギュラーズのメンバー。

高校生だったTV本編から進学し、大学生になっている。

アイドルユニットとして引き続き活動中。


CV:堀内賢雄、演:なだぎ武

翔太郎の馴染みの、風都警察署の刑事。

本編終了後も引き続き、照井の部下として超常犯罪捜査課で働いており、鳴海探偵事務所とも引き続き協力している。

トレードマークのツボ押し器も健在。


CV:沢城千春

翔太郎の馴染みの、風都警察署の刑事その2。

本編終了後も引き続き、照井や刃野の部下として超常犯罪捜査課で働いている。

髪型がCORE以降に引き続いて角刈りであり、態度も幾分か落ち着いた物になった。


CV:貫井柚佳(リリィ白銀)

風都で有名だった脱出マジシャンとその孫娘。

引退した現在は2人で喫茶店「白銀」を営んでいる。

本作にて風都イレギュラーズの一員と扱われていた事が判明した。


ラーメン屋台のおやじ。

名物の巨大ナルトは相変わらず。


CV:小林大紀

「Eにさよなら(本編最終話)」に登場した依頼人の少年で、現在は爽やか系の中学生となっている。

風都イレギュラーズの新たなメンバー。

「自分一人では何も出来ない」とあっけらかんに公言する部分は変わっていないが、「単なる逃避の言い訳」だった本編当初のそれは、「人の力を借りて事態を進める事の上手さ」に昇華・成長しており、彼に協力的な彼女もいる。


  • 楠原みやび

「少女・・・A(本編第5・6話)」に登場したアノマロカリス・ドーパント事件の依頼人。事件を経て市議会議員を任期終了とともに辞め、現在は風都市立エコロジー研究所の所員として勤務している。

本作でWの正体を知っていたことが判明。TV版の一件で翔太郎に恩を感じており、「bたちの宝物」にて湾岸特別廃棄場の調査を快諾した。

娘のあすかも成長し進学している。


「唇にLを(本編第23・24話)」に登場したアーティスト。

相変わらずの音痴だが、歌自体は心に響くと周囲に評価され、「風都感謝祭」にゲスト出演する程、知名度を上げている。

支えていた墨田ゆきほと結婚した事、及び彼女との間に子供が出来た事が本作で正式に言及された。


  • 轟響子

「Kが求めたもの(本編第45・46話)」に登場した依頼人。TV本編では風都博物館の職員だったが、現在は園咲琉兵衛の後を継ぎ同館の館長になっている。「死神はlの顔」で再び依頼人として訪れる。

TV本編で見せた行動力は健在。さらに無理難題な依頼を出しに来て翔太郎を巻き込み苦労させている。


回想での登場編集

CV:津田健次郎

翔太郎の尊敬する師であり、亜樹子の父親である鳴海探偵事務所の初代所長。

W以前に仮面ライダーとして戦っていたが、ビギンズナイトと呼ばれる事件で命を落とす。

本作では「sの肖像」にて翔太郎の回想話に登場。


本編で暗躍した園咲家の関係者達。現在は皆故人で「旧組織」と呼ばれる。

本作では荘吉と同じく「sの肖像」にて翔太郎の回想話に登場。

「死神はlの顔」では琉兵衛のみ回想話で登場。

アニメ版キャストは、シュラウドは『W』原典と、他の3人はゲーム『memory of heroez』と同じ声優が担当している。


過去に照井竜の家族を皆殺しにした快楽殺人者。ガイアメモリが生んだ突然変異の化け物。現在は故人。

「闇はoの巣」の回想にて登場。その後「gが死を招く」にて、照井竜が死後の世界にて本人と邂逅する。


AtoZ/運命のガイアメモリ』にて財団Xの輸送ヘリを襲撃してT2ガイアメモリを風都にばら撒き、風都タワージャック事件を起こしたテロリスト集団。

本作では「fに感謝を」にて回想話に登場。更に「xの残影」でも登場。


財団Xのエージェント。

本作では「迷路棟のh」での翔太朗の親友である本条隼人の回想で登場。ガイアメモリの投資等の交渉をしていた。更に「xの残影」でも登場。



本作からの登場人物編集

詳細は風都探偵の登場人物で。


各話リスト編集

第1集「tに気をつけろ」編集

話数サブタイトル
1tに気をつけろ1/魔女を追う男
2tに気をつけろ2/相棒は魔少年
3tに気をつけろ3/街の切り札
4tに気をつけろ4/半熟の意地
5tに気をつけろ5/犯人(ヤツ)はそこにいる
6tに気をつけろ6/仮面の守護神
7tに気をつけろ7/依頼の決着
8tに気をつけろ+α/住み着いた魔女

ある日翔太郎は謎の美女に出会う。

「あなたは私を満たしてくれる人?」

謎の問いに対して適当に相手をした翔太郎だったが、次の瞬間には美女は何所かへ消えていた。

この出会いが風都に再び嵐を呼ぶ事をこの時は誰も気付いていなかった…。


第2集「最悪のm」編集

話数サブタイトル
9最悪のm1/戦姫のボディーガード
10最悪のm2/死を呼ぶ羽音
11最悪のm3/降ってきた脅威
12最悪のm4/密告者
13最悪のm5/フィリップの結論
14最悪のm6/白い牙
15最悪のm7/ゲームオーバー

風祭メグに死の制裁を下す

我に万能の小箱あり

        ____mより


ゲーム会社「マックスソフト」の真島プロデューサーから人気アイドル・風祭メグの護衛を依頼された翔太郎。

メグの正体が冴えない見た目のプログラマー・森口もな子であることに驚愕しつつ、万能の小箱がガイアメモリであると睨み、依頼を快諾する。

一方、探偵事務所ではフィリップとときめが口論の真っ最中であった。


第2集「cは何処(いずこ)に」編集

話数サブタイトル
16cは何処に1/猫探しの天才
17cは何処に2/獣の呼ぶ声
18cは何処に3/チャオの居場所

左翔太郎は苦戦していた。彼が最も得意とするであろうはずの猫探しの依頼に、である。

亡き父の愛猫探しという依頼に自らの父・鳴海荘吉を思い出したのか亜樹子もやる気を見せているが、全てが徒労に終わっていた。

だがその中、ときめが風都中から猫が姿を消しているということに気づく。

ただの猫探しが怪事件に変わったとき、鳴海探偵事務所のもう一匹のメンバーが帰ってきた。


やあ、おかえり。ミック!


第3集「閉ざされたk」編集

話数サブタイトル
19閉ざされたk1/名コンビ遭難
20閉ざされたk2/仮面の夜を重ねて
21閉ざされたk3/泥酔した悪魔
22閉ざされたk4/連続殺人
23閉ざされたk5/連鎖する悪意
24閉ざされたk6/深紅の援軍
25閉ざされたk7/おそるべき真実
26閉ざされたk8/究極は二人で一人
27閉ざされたk9/いつの日か君と乾杯を

翔太郎は震え上がっていた。身を切る雪山の寒さと、「遭難」の二文字の実感に。

いつもの検索でたまたまヒットした希少なキノコへの興味に駆られ、市郊外の錐通村の山中にそれが自生していると知ったフィリップに、キノコ狩りへ連れ出され、山中で目当てのキノコを見つけたものの折悪く、風都に到来した大雪の直撃を受けたのだった。

携帯電話も圏外、愛車も山の麓で雪に埋もれ、荘吉の遺した別荘に緊急避難しようにも自分達の現在地とは反対側で、エクストリームメモリに乗って助けを呼びに行くと提案するフィリップに、孤独感から「置いていくな」と泣きつく翔太郎。

そんなこんなで途方にくれて雪原をさまよう二人に届く声が誘うのは、暖かい休息、寒村の奇習、そして────。


第4集「pは悪魔だ」編集

話数サブタイトル
28pは悪魔だ1/彷徨う右腕
29pは悪魔だ2/仲間たちは集う
30pは悪魔だ3/暗躍する魔手
31pは悪魔だ4/不可思議なパズル
32pは悪魔だ5/幻惑者の正体
33pは悪魔だ6/神々の街
34pは悪魔だ7/闇に潜む悪意
35pは悪魔だ8/非情な罠
36pは悪魔だ9/切り札(ジョーカー)は左
37pは悪魔だ+α/それでも街は生きている

『右手を探して欲しい』──────

冴えない漫画家・菅生によって鳴海探偵事務所に持ち込まれた依頼。『謎の右腕』に売ってしまった自身の右腕を取り戻したいと願う彼を救うべく翔太郎達、そして風都イレギュラーズが集った。仲間達の協力により集まる情報─────。

しかし、探していた『右腕』が先手を打って翔太郎達に襲い掛かる─────!


第5集「超人r」編集

話数サブタイトル
38超人r1/究極の部品
39超人r2/裏風都へのパスポート
40超人r3/黒き街の番人
41超人r4/凶熱対超熱
42超人r5/地獄の軍団
43超人r6/つながりを求めて
44超人r7/魔獣都市脱出
45超人r8/その男、高熱につき
46超人r9/終焉、そして……

右腕との戦いの末、遂に明らかになったときめのメモリの正体。ときめに「どんな真実だろうと受け止める」と励ます翔太郎の元に依頼が舞い込む。

『行方不明になった祖父を探して欲しい』─────。

依頼人・蘭堂りつかの祖父であり、蘭堂機械製作所の創業者・廉太郎は謎の大男の依頼でバルブの製作を引き受け、完成品を納品しに行ったまま行方不明になってしまう。

小さな依頼人の涙を拭う為、奔走する翔太郎とときめ。

しかし、そのときめに裏風都の魔の手が迫る──────!


第6集「sの肖像編集

話数サブタイトル
47sの肖像1/馬鹿は二度ドアを叩く
48sの肖像2/俺たちの街
49sの肖像3/蘇る骸骨
50sの肖像4/始まりの夜(ビギンズナイト)
51sの肖像5/半人前の痛恨
52sの肖像6/悪魔野郎
53sの肖像7/似合う男
54sの肖像8/W誕生
55sの肖像9/最悪と最高

ガイアメモリがどうして生まれたのか。

Wの戦いがどうして始まったのか。

その真実を知りたいと願うときめに翔太郎は語る。

翔太郎が憧れ、その背中を追い続けた男・鳴海荘吉との出会い。

そして、"始まりの夜"の物語を──────。


第7集「闇はoの巣」編集

話数サブタイトル
56闇はoの巣1/彼に質問するな
57闇はoの巣2/猟奇的な刃
58闇はoの巣3/凍れる悪夢
59闇はoの巣4/一触即発
60闇はoの巣5/見えざる斬撃
61闇はoの巣6/殺人鬼を追え
62闇はoの巣7/消せない悪寒
63闇はoの巣8/怪物は怪物を生む
64闇はoの巣9/俺は死なない
65闇はoの巣10/さらなる闇の足音

ガイアメモリ密売集団・『ORIGIN』の壊滅に奔走する照井 竜。ところが、逃した密売人が次々と惨殺されてしまう。

時を同じくして、鳴海探偵事務所には『行方不明の親友を探して欲しい』という依頼が舞い込む。

しかし、二つの事件には『ORIGIN』の黒幕の影が──────。


第8集「bたちの宝物」編集

話数サブタイトル
66bたちの宝物1/夕陽泥棒
67bたちの宝物2/ベイサイドの懲りない面々
68bたちの宝物3/幽鬼出現
69bたちの宝物4/動揺
70bたちの宝物5/ふきだまりの絆
71bたちの宝物6/怒れる廃棄品
72bたちの宝物7/汚れVS.輝き
73bたちの宝物8/罪の焼却
74bたちの宝物9/ぼくらがここにいる理由

第9集「fに感謝を」編集

話数サブタイトル
75fに感謝を1/風都のシンボル
76fに感謝を2/スーツアクターときめ
77fに感謝を3/蒼き炎の群れ
78fに感謝を4/鼠と獅子
79fに感謝を5/踏み台
80fに感謝を6/私は君を知っている
81fに感謝を7/それぞれの想い
82fに感謝を8/決戦前夜
83fに感謝を9/反撃の炎
84fに感謝を10/風よ消えないで

第10集「死神はlの顔」編集

話数サブタイトル
85死神はlの顔1/行動力の女
86死神はlの顔2/死者は何故笑う
87死神はlの顔3/奇怪なる魔人
88死神はlの顔4/大魔術
89死神はlの顔5/惨劇を止めろ
90死神はlの顔6/ロンドバレル島の夜
91死神はlの顔7/メモリの正体
92死神はlの顔8/恐怖(テラー)の呪縛
93死神はlの顔9/笑顔を忘れない

第11集「異端児d」編集

話数サブタイトル
94異端児d1/ときめ誘拐
95異端児d2/失われたビーチ
96異端児d3/地に潜む奇人
97異端児d4/怪物対決
98異端児d5/悪魔とのダンス
99異端児d6/針の穴
100異端児d7/逆襲の牙
101異端児d8/地を裂く咆哮
102異端児d9/末路

第12集「迷路棟のh」編集

話数サブタイトル
103迷路棟のh1/切り裂き魔
104迷路棟のh2/我が友、天才児
105迷路棟のh3/幽霊博士
106迷路棟のh4/財団の影
107迷路棟のh5/親友
108迷路棟のh6/呪いの正体
109迷路棟のh7/空を斬る刃
110迷路棟のh8/アロング・グッドバイ

第13集「gが死へ招く」編集

話数サブタイトル
111gが死へ招く1/特殊研の女たち
112gが死へ招く2/アイツの殺し方
113gが死へ招く3/疑惑の渦
114gが死へ招く4/その日が来た
115gが死へ招く5/内通者発覚
116gが死へ招く6/照井竜死す
117gが死へ招く7/地獄の炎
118gが死へ招く8/だから俺は死なない

第14集「yの魔窟」編集

話数サブタイトル
119yの魔窟1/ときめの願い
120yの魔窟2/追跡者たち
121yの魔窟3/安らぎの泉
122yの魔窟4/死神
123yの魔窟5/メモリが呼ぶ声
124yの魔窟6/ときめと一葉
125yの魔窟7/涙
126yの魔窟8/魔女復活
127yの巣窟9/さよなら探偵助手

第15集「iよ もう一度」編集

話数サブタイトル
128iよもう一度1/胸の風穴
129iよもう一度2/仲間たちの思惑
130iよもう一度3/襲い来る飢餓
131iよもう一度4/そこにある危機
132iよもう一度5/横丁の影
133iよもう一度6/飢えの正体
134iよもう一度7/イレギュラーケース
135iよもう一度8/翔太郎へのサプライズ

第16集「麗しのq」編集

話数サブタイトル
136麗しのq1/コンビの危機
137麗しのq2/ゲームマスター
138麗しのq3/魔獣無法地帯
139麗しのq4/黒い救世主
140麗しのq5/相棒の怒り
141麗しのq6/ラストステージ
142麗しのq7/逆転の一手
143麗しのq8/いつだってキミだけ

第17集「xの残影」編集

話数サブタイトル
144xの残影1/ときめのビギンズナイト
145xの残影2/幻影都市
146xの残影3/永遠の爪痕
147xの残影4/裏風都誕生
148xの残影5/禁忌
149xの残影6/血塗られた魔女
150xの残影7/ジョーカーの怒り
151xの残影8/魔女を愛した男

「ようこそuへ」編集

話数サブタイトル
152ようこそuへ1/伝説の卯ノ花荘
153ようこそuへ2/奇人たちの夜
154ようこそuへ3/光る魔物
155ようこそuへ4/深まる疑念
156ようこそuへ5/監禁

用語編集

テレビドラマから登場しているものは仮面ライダーWを参照。


風都から少しズレた位相に作り出された謎の世界。詳細はリンク先を参照。


万灯が語る存在。「閉ざされたk」ではその片鱗が明らかとなる。

長年ガイアメモリを使用し続けてきた結果、一種の超能力に目覚めた者達で、そう言った人物が変身するドーパントはメモリの力を限界以上に引き出せる様になるらしいが、未だ詳細は謎な部分が多い。また、ハイドープによって得られる能力は千差万別であり、作中に出て来たハイドープ能力者の中には、メモリ自体の能力との関連性があまり見られない者もいる。

尚、ハイドープの先駆けとされるある人物は、人間態でも強力な念動力を発揮しただけで無く、メモリに邪念を注ぎ込んでメモリを手にした者を間接的に操る等の芸当を見せていた。

さらに一部のドーパントは目覚める事で容姿も変化する。

本作初出の設定だが、、さらになど、実はハイドープかそれに近い存在と思われるキャラ達はTV本編や劇場版の頃から既に存在していた。


メモリを長年使用し、その力を限界以上に引き出しながら多くの脅威を打ち破って来た仮面ライダー達もまた、ハイドープないしそれに近い存在と見做される事もある。


  • サプリ

万灯が持つ謎の薬。

変身前に服用する事で、ドーパントの新たな能力を発現させる。


裏風都を拠点とする「街」の幹部クラス達が使用する新型ドライバー。


小ネタ編集

  • 第4話の柱文において、「この連載は楽しい読書体験を作る企業・小学館の提供でおおくりします」と、まるでテレビの仮面ライダーの提供テロップにおける、バンダイの紹介のようなコメントがついた(バンダイは「楽しい時を作る企業バンダイ」と紹介されている)。

  • 「閉ざされたk」で翔太郎とフィリップが着用したマスクがTV本編23話で着用したものによく似ている。(ただしTV本編のものは布製)また同話で披露した「Finger_On_The_Trigger」のフレーズを翔太郎が口ずさむシーンがある。

  • 「fに感謝を」で登場する人物「鷹岩降男」はTV本編にてWのスーツアクターを務めた高岩成二氏をモデルとしており、容姿は重甲ビーファイターにて同氏が演じたフリオ・リベラを彷彿とさせるものとなっている。また、名前の「降男」もここから来ているとのこと。(巻末インタビューより)

発売日程編集

単行本の発売日程は以下の通り。

『W』役者陣からは帯コメントが寄せられ、3巻以降は巻末インタビューも掲載されている。


巻数発売日コメント者
12018年3月30日桐山漣氏(左翔太郎役)
2同上菅田将暉氏(フィリップ役)
36月29日木ノ本嶺浩氏(照井竜役)※1
410月30日山本ひかる氏(鳴海亜樹子役)
5※22019年2月28日君沢ユウキ氏(園咲霧彦役)
66月28日吉川晃司氏(鳴海荘吉役)
711月29日なだぎ武氏(刃野幹夫役)
82020年3月30日飛鳥凛氏(園咲若菜役)&生井亜実氏(園咲冴子役)
910月30日松岡充氏(大道克己役)
102021年3月30日寺田農氏(園咲琉兵衛役)※3
118月30日高岩成二氏(仮面ライダーWスーツアクター)
122022年2月28日立木文彦氏(仮面ライダーWナレーション・ガイアメモリ音声)
138月30日細谷佳正氏(アニメ版・左翔太郎役)&内山昂輝氏(アニメ版・フィリップ役)
142023年4月28日関根明良氏(ときめ役)&伊藤美来氏(五条一葉役)
1511月30日寺田克也氏(クリーチャーデザイン)
162024年5月2日上木彩矢 W TAKUYA (W-B-X~W-Boiled Extreme~担当アーティスト)
1710月30日コン・テユ氏(加頭順役)

※1…巻末インタビューでは脚本の三条氏が途中参加。

※2…ガンバライジングカード・イラストペーパーセット・ファングジョーカーライドウォッチ同梱の限定版あり。

※3…ミック役のブリちゃんも撮影に参加。


他媒体展開編集

テレビアニメ編集

仮面ライダー生誕50周年企画の第1弾としてテレビアニメ化2022年8月から10月まで、動画配信サービスU-NEXTでの独占先行配信を皮切りに、各放送局にて放送された。

その後、独占期間が過ぎたためなのか2024年7月1日から各配信サイトにて配信された。

詳しくは風都探偵(アニメ)を参照。


劇場版アニメ編集

2024年11月8日に期間限定公開。第6巻の内容にオリジナル要素を加えた内容となっている。

詳しくは仮面ライダースカルの肖像を参照。


舞台編集

アニメ放送最中の2022年、同年12月より風都探偵 The STAGEと銘打ち、舞台化が決定したことが発表された。

実写が原作の作品を漫画→アニメ化し、その上で舞台化させるというわけがわからないよな形になり、ネット上では 桐山漣菅田将暉の実写化」なるパワーワードが生まれている


『W』や東映特撮に縁のある役者としては、左翔太郎役に『仮面ライダーリバイス』『リバイスレガシー 仮面ライダーベイル 』にて白波純平を演じた和田雅成氏、鳴海亜樹子役に『仮面ライダー 令和・ザ・ファースト・ジェネレーション』でフィーニスを演じた生駒里奈氏、刃野幹夫役に『W』でのオリジナルキャストであるなだぎ武、万灯雪侍役に『W』で園咲霧彦/ナスカ・ドーパントを演じた君沢ユウキ、立川蓮司役に東映特撮を語る上で外せない松本寛也氏が、それぞれ選ばれている。


立川が登場することから、第1集「tに気をつけろ」をベースにしていることが公開前から予想されていた。


余談編集

  • 『仮面ライダー913』等と異なりタイトルに「仮面ライダー」の単語は含まれていない。YouTubeで公開された第3巻のCM動画では番組ロゴも原作と異なる物が使われていた事から権利の関係と推測される。

  • サブタイトルはTV版同様アルファベットが使われているが、TV版と小説版でコンプリートされたためか、本作では小文字で表現される。
    • 流石にコミックである為2話完結とは行かず、大体9話前後で1エピソードとなっている。また話数を問わず、現時点では同じ巻の中でエピソードを完結させている(=巻を跨いだエピソードはない)。

  • 単行本の背表紙の色はWの基本フォームのカラーに合わせ、緑→紫→赤→銀→黄→青→緑…の順になっている。袖の「風都探偵」の文字も同様(ただし劇場版アニメの入場者特典として配布された6.5集の袖はとなっている)。

  • 12集のみ表紙のイラストが裏表紙まで達している。

関連動画編集



関連タグ編集

ビッグコミックスピリッツ 仮面ライダーW

memory_of_heroez


外部リンク編集

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仮面ライダーW かめんらいだーだぶる

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