青髪ピアス

レベル5説

連載10周年を超えても未だに謎が多く、本名すらも明かされていないこと、三バカ(デルタフォース)に括られる同級生、上条当麻は主人公にして幻想殺しの担い手、土御門元春は科学サイドと魔術サイドの二重スパイにして天才陰陽師というかなり重要な存在であることから、青髪ピアスもなんらかの特殊な存在ではないかという考えをファンが推察するに至っている。

そのため、半ば冗談・半ば本気に、本編で長らく言及のなかった学園都市に七人しかいないレベル5の第六位『藍花悦』の正体ではないか、という推察がされている。

物語が創約に入ってようやく本編に登場した、藍花(正体は不明のまま)は自身の非力に苦労する者に藍花悦という名前を貸し与え、自分の力で苦難を克服させるという行動を起こしている。

何故そのような事を行うのかは不明だが、本人はスキルアウトの横須賀を介してその業務を行っている。

以下にそう思われる根拠を示す(あくまで噂を含んだ可能性の領域なので、留意されたい)。

• レベル5の藍花悦という名前に、青髪ピアスと同じ「青」のニュアンスが含まれていること（『青は藍より出でて藍より青し』）。

• 学園都市には正体不明の能力者も多く存在しており、たとえ強大な能力を保有しているとしても本気を出したことがない能力者がいるらしいので、その類に青髪が当てはまりうる。

• 青髪ピアスの声は「世界三大テノールもびっくりの野太い低音ボイス」だが、上条の前に姿を現した藍花悦はソプラノボイスで喋っていた。

（テノール、ソプラノは共に声域に関する音楽用語である）

• スピンオフ作品『とある科学の超電磁砲』に登場した際、自分を慕う者達に対し「自分の『夢』で皆に幸せを分け与えられる。それだけで僕は嬉しいんや」と語っている等、他人に能力を貸し与える事で悦に入っている節のある藍花に似た精神性である事を匂わせている(同時にレベル5も僕にかかれば丸裸や、とも言っている)。

• 電撃文庫公式海賊本『電撃VS』に掲載された、鎌池和馬と成田良悟の書き下ろし小説「禁書目録VSデュラララ!!」において、成田良悟が執筆した池袋編(禁書目録のキャラが池袋に迷い込む設定)で、折原臨也が青髪ピアスの本名を探ろうとしたところ、学校の名簿に名前があるはずなのに全てタイミング悪く妨害されてしまう、前述したVersion_Alfhaの世界で上条が、状況が状況なのにもかかわらず青髪を本名ではなくあだ名で呼んでしまったことを戦慄するなど、明らかに青髪ピアスが常人ではないような描写が見られる(恐らく、そう意識して描いている)。
  • この小説を書いたのは成田良悟であるが、成田は以前『儀典・超電磁砲』の「とある自販機の存在証明」の中で木原一族の一人である木原那由他を登場させ、実際にその名前が本編に現れたことがあり、非公式として扱われたものが公式化することは十分ありうる。

更に言うと、実は記憶を失う前の上条は、青髪ピアスがレベル5の藍花悦である事を知っていた可能性も出ている。

その可能性が表示されているのはなんと無印の1巻（『新約』でも『創約』でもなく、あくまでも最初の最初である『原作の1巻』）であり、ステイル=マグヌスの襲撃時、まだ記憶を失っておらず基本的に自身の関わった事件に他者を巻き込む事を良しとしない上条が、自分の遭遇した事件に巻き込んでも問題の無い人物として真っ先に青髪ピアスの名を挙げており、これが彼が「レベル5の超能力者＝藍花悦」だとすれば納得のいく話となる。（しかも同列にレベル5の御坂美琴が挙げられている。）

いずれにせよ、今後の展開で青髪ピアスに関する真相が明らかになると思われる。

入れ替わり

あの日のインデックスbymi/

御使堕し編ではインデックスの見た目が彼に入れ替わった。

よりによって禁書目録のメインヒロインがこの様相、というとんでもない状況に、アニメ初回放送時の視聴者は度肝を抜かれ、そして腹筋を破壊されたのだとか…

なお、ついでに言うと水着回だったので普通に水着を着た。もう一度言おう。水着を着た。野郎がインデックスの。

CVもインデックスの井口裕香…ではなく、青髪ピアスの川原慶久。野郎がインデックスの口調で話すシュールな絵面になってしまった。