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緊箍児

きんこじ

中国古典文学『西遊記』に登場する宝貝。
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概要編集

 西遊記主人公孫悟空にはめられている金輪

 お釈迦様に捕まり、五行山に封じられた孫悟空は、三蔵法師弟子となったが、平気で(正当防衛とはいえ)悪人を殴り殺すなどまるで反省した様子が無かった。それを知った観世音菩薩は悟空を封じるべく三蔵にこの金輪を渡した。

 三蔵法師は観世音菩薩から教えられた呪文を唱えることでこの金輪を締め付ける事が可能であり、悟空の乱暴を諌める時に使用した。その圧力は、あらゆる武器をものともしない石頭の持ち主である悟空が、その痛さの余り七転八倒する程に強烈。

 悟空が天竺に辿り着き、釈迦如来から闘戦勝仏として認められるとこの金輪は外された。『西遊記』の物語は、頭に手をやった悟空が緊箍児がもうないことを知って安堵するシーンで終わっている。


 作中では、観世音菩薩は他にも「禁箍児」「金箍児」なる類似宝貝を有しており、前者は黒魔王(黒熊怪)に、後者は紅孩児の封印に使用し、二人とも観世音菩薩に帰依し改心した。

 なお金箍児の方は腕輪足輪が付属しており、頭を締め上げると同時に強制的に着座し手を合わせることを強要されるという豪華版になっている。


パロディ編集


関連項目編集

西遊記 宝貝

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