秋元羊介

1944年2月5日生まれ。東京都出身。法政大学経済学部卒。

マウスプロモーションを経て現在はオフィスPAC所属。

本名は田鹿幸雄(たじかゆきお)。長男の田鹿幸太郎も声優をしている。

『機動武闘伝Gガンダム』の東方不敗マスター・アジア役で有名だが、それまでアニメで強い当たり役というのはそれほど多くなかった。

それまでは古来のアテレコ界では普通とも言えるが、秋元も役者出身であり、よく時代劇などに出演したりしていた。

その仕事の延長線上でアメリカの外画吹き替えを多く担当。80年代から90年代の吹き替え作品ではよく端役の俳優の吹き替えとして重宝されていた。この頃のソフトを借りれば若かりし頃の芝居を堪能することができる。

すでに80歳を迎えているものの非常に元気らしく、機動武闘伝Gガンダム30周年記念のラジオで関智一が語ったところによると今でも草野球をするなど活発に身体を動かしているという。また、作品を問わず様々なアニメや洋画の吹き替えで活躍しており、関曰く齢80を越えて収録現場にバイクで来るくらいアクティブらしい。（普通事務所所属の俳優・声優はマネージャーが運転する車などで移動するのが普通）

間違いやすいが「秋元洋介」「秋本羊介」は誤記である。

1980年代は特に洋画の吹き替えで活躍、アニメでは今川泰宏の監督作品に頻繁に起用され、重要な役どころで登場する事が多い。

かつては時代劇などドラマにもよく出演しており、『428 ～封鎖された渋谷で～』では実写出演も果たしている。また、1970年代には「アイアンキング」や「スーパーロボットレッドバロン」等にも俳優として客演。

過去には深見東州監修のアニメ神頼みシリーズでは課長、教授、教会の支部長とミラクルサイキッカーSEIZANでは漁師、胴元、ギャンブルに嵌まる男を担当してたが前者は名探偵コナンのモブキャラとハリウッド映画のような雰囲気で後者はまるで手裏剣戦隊ニンニンジャーの牙鬼軍団と超上級妖怪シュテンドウジと魔法つかいプリキュア!の闇の魔法つかいとドクロクシーのような雰囲気だがこれが後にポプテピピックに出演で中の人ネタ含むパロディを披露で話題になる。

東方不敗マスター・アジア役で有名なのは先述したが、本人もそれについては強い自覚があり、「気合を入れて演じ過ぎて他の作品にも影響が出てしまった」と語るほどの熱演だったとのこと。

作品内では死亡しているキャラクターだが、その後もゲーム等で演じる機会が多いことから、役（東方不敗）から離れたという感覚はまるでないという。

2019年に蒲田のバーで行われた75歳のバースデーパーティーでは、「見よ！東方は赤く燃えている～！」と前置きしてバースデーケーキのろうそくの火を吹き消す様子が参加者に撮影、投稿されており、25年経った現在でもその影響の強さが窺える。

プロフィール

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声優　CV:秋元羊介