眼状紋
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がんじょうもん
生物の体にある、目のように見える模様のこと。
眼状紋(英語:eyespot)とは、生物が体に持つ、目玉のように見える模様の事である。目玉模様・蛇の目模様と呼ぶこともある。
蝶や蛾などの昆虫に多く見られるが、鳥類や魚類、植物など、様々な分類群に存在する。
どのような意味があるのかは議論が多く、はっきりと定まっていないが、生物種によって様々な意味があると考えられ、次のように挙げられる。
魚類
- カニハゼ・ホムラハゼ・キンセンハゼなどのハゼ科
- トゲチョウチョウウオ・チョウハン・トノサマダイ・フエヤッコダイなどのチョウチョウウオ科
- ダンダラスズメダイやナガサキスズメダイなどのスズメダイ科の一部の幼魚
- オヤニラミ
- クロホシフエダイ
- シモフリタナバタウオ
- ホンベラ幼魚
- カンムリベラ幼魚
- クロホシイシモチ
- ダイヤモンドパイク
- アイスポットシクリッド
- ハチ(魚)
- マトウダイ
- イエローコリス
- マンダリンフィッシュ
- コケギンポ
- ヨツメトラギス
など
節足動物
昆虫
- アゲハチョウ科の蝶の幼虫(例外あり)
- ツマベニチョウの幼虫
- モルフォチョウ
- メダマチョウ
- フクロウチョウ
- ジャノメチョウ
- ヒカゲチョウ
- クジャクチョウ
- ヒメアカタテハ
- タテハモドキ
- アオタテハモドキ
- ウラナミシジミ
- ウラナミアカシジミ
- ヤママユガ科の成虫
- スズメガ科の幼虫
- イボタガ属
- カイコ・クワコの幼虫
- ハグルマトモエ・オオトモエなどのトモエガ類
- フクラスズメ
- ムクゲコノハ
- シタバガ類
- ベニモンコノハ
- アケビコノハ
- シャチホコガ科の一部の幼虫
- フタツメオオシロヒメシャク
- ヒトツメカギバ
- モモハモグリガ
- オビマイコガ
- アトモンミズメイガ
- オオナミモンマダラハマキ
- コボウハマキモドキ
- シロオビホソハマキモドキ
- クルマバッタ幼虫
- コカマキリ
- ウスバカマキリ
- トガリメニシキカマキリ
- シタベニアヤメカマキリ
- アフリカメダマカマキリ
- メダマカレハカマキリ
- ユカタンビワハゴロモ
- ベッコウハゴロモ
- クロスジホソサジヨコバイ
- シムウゾ
など
植物
不明
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