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外からのが入らないようにした部屋

写真の焼付けなどに使用。

全暗である場合もあるが、印画紙が感光し辛いセーフライト(安全灯)と呼ばれる暗室用電球が使われることが多いため、暗室という言葉とは裏腹に照らされた部屋として描かれることが多い。

白黒印画紙では赤色安全灯を用いるため、セーフライトの色は赤で描かれる事が多い

(余談ながら慣れるとセーフライトすら必要とせず、完暗で作業することも出来る)

感光後の印画紙を洗浄するために水道設備があったほうが良いが、定着後に洗浄するため、暗室内でなくとも洗浄が出来るために押入れなどを暗室とすることも出来る。

なお、フィルムの現像や長巻のパトローネへの詰め替え等の作業の場合は大きな設備を必要としないため暗室は必須ではなく、ダークバック等の袋内での作業で済む。(フィルムの場合は安全灯でも感光してしまうため、全暗で作業を行う必要がある)

ちなみに光が入らないように締め切った上に暗幕等で戸の隙間も隠すため、真夏の室内は(空調設備の無い場合は)サウナ状態となったうえに停止液に用いる酢酸の臭いで悲惨なことになる。

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