広瀬仁美
ひろせさとみ
主な出演作に、「有言実行三姉妹シュシュトリアン」の山吹花子役、「忍者戦隊カクレンジャー」の鶴姫/ニンジャホワイト役など。
小学4年の時に父の仕事の都合で千葉へ引っ越し、衣装の仕事をしていた母に連れられてスタジオによく出入りしていた際に、母の知人の知り合いであった東映所属のマネージャーに世話になり、マネージャーの芸能事務所・富士企画への移籍に伴い同事務所に所属。小学5年生の終わり頃から下積みとしてオーディションを受けはじめ、1993年、「有言実行三姉妹シュシュトリアン」で芸能界デビューを果たす。
1994年、『忍者戦隊カクレンジャー』に鶴姫役で出演。
1999年、所属事務所を退所し芸能活動から引退する。
後年の2023年に受けたねとらぼでのインタビューで引退の裏側を明かしており、「カクレンジャー放映終了後もオーディションを受け続けていたが落選も多く、ネットもない時代ゆえにファンの反応や自分の活動に対する世間的な評価を知ることができず、手応えを感じられずにいたことで芸能活動を続ける自信を無くしてしまったためだった」と明かしている。
2009年にカクレンジャー関連のイベントにて10年ぶりに公の場に姿を現した。
カクレンジャーの共演者たちと再会したのを機に、東映特撮関連のイベントや雑誌などのメディアにも精力的に顔出しし、下記のように自らも特撮作品への出演で再び東映作品に関わるようになった。
2010年「天装戦隊ゴセイジャー」では、「カクレンジャー」でサスケ/ニンジャレッドを演じた小川輝晃と夫婦役でゲスト出演。2012年「海賊戦隊ゴーカイジャー」では16年ぶりに鶴姫役としてゲスト出演している。2018年では「宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド」にて鶴菊役として出演した。
2018年には自身主催のトークイベント『白雪姫外伝』にて、『シュシュトリアン』での三姉妹役や同作のパロディ回である『忍者戦隊カクレンジャー』第35話『おしおき三姉妹』で共演した元女優の田中規子と再会した(同作で共演した石橋けいもビデオメッセージを送っている)。
引退後は「演技以外の表現の場を」という想いから独学で絵画を学んでおり、画家として自作の絵画の販売や個展の開催等を精力的に手掛けている他、幼稚園教諭や実業家など、多彩な分野で活動している。
