姫と騎士

姫一人に対して王子の数が多すぎる件 実は王子より騎士贔屓なのは内緒

完結させたのに続きがどうしても書きたくて書いた話 あくまでも妃を姫と呼ぶ騎士がいてもいいじゃない、 姫と騎士には特別な絆があっていいじゃない！　の、主張

シリーズを無計画に増やす人です。 次こそはシリーズの続きを書きたい。 「聖ちゃんってフルネーム聖瑞姫だよね…『姫』あるよね…そういえば中村君『黒騎士』名乗ってるよね…この二人でファンタジーパロ…うん、イケる」 というアイディアから書きました。安直にもほどがある。 実際この話書き始めてから、「黒騎士」には「黒い騎士」という意味と「誰にも従っていない騎士」という意味があるんだと知ったし… 多分本編での中村君の妄想は後者だよね。やばいね。 でも、将来的にはどちらの意味でも「黒騎士」になる（はず）なので… 中聖なのか聖中なのか作者にもわかりません。 むしろどちらでも無い気がする。未満な気がする。 ちなみに、他キャラが出てくるかは不明。 もし出てくるなら、氷雨さんは異能で厨君は「薔薇騎士団」の若き団長って決めてます。 宣伝も兼ねて。 この作品を書くにあたって、インスピレーションを受けた作品は、『厨病とレーベルが同じ、ブラコンな悪役令嬢の話』と『pixivコミックで連載中の、死者を蘇らせる契約をした少年少女の話』と『某ハッピーなエレメンツの新作異能ヒーローゲーム』です。 どれも面白いです。

【Mädchen Lippen】第二章。ようやく動き出しました。 一章前編→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=176955 後編→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=176956 第二章後編→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=278968

人魚の末裔が想いを歌に込める、王道ラブストーリー物です。

読書とミルクティーを愛する姫君に神様は退屈を許さなかった。何を追えばいいのかわからない。何を目的にして進めばいいのかわからない。けれど解かなければやがて国は終わっていく…好奇心旺盛な姫君と皮肉屋の騎士が、突如現れた奇術師によって壊されていく現実に対抗するため頭脳戦に躍り出る。静かなる戦争の勝者は、果たしてだれなのか。そして謎の根底にある深い楔とは…… 【オリジナル一次創作物】 続編→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=176956 ＊登場人物のイラスト募集してます＊→メッセージくださいませ

※本編は「悪魔もの」ですが、ほとんど怒らず、儲け話の後は税金を払うような悪魔がお嫌いな方は、ブラウザバックをお願いします。 　見世物小屋から逃げたのち、魔族の能力を駆使して人間のもとでトレジャーハンターの助手をしていた過去のあるジュリアは、学生として暮らすようになった今でも趣味として遺跡巡りや宝探しをしています。 　おみやげの財宝を換金していて悪漢に絡まれているところを助けられたり、林道で背中合わせで魔物と戦うなどして仲良くなったイビーが、ある日学園を訪ねてきました。 　彼が持ち掛けてきた話は、何もない場所に突如森が発生したので行ってみないか、というもの。 　見せられた二〇〇年ほど前の地図帳の上には、「白宝玉の民（ラヴァン・バーレケト）」という民族の隠れ住んでいた森が、はっきり明示されているのでした。 ※単語＆エピソード解説 オーア岬……鉱石（英語から）。 バザルトシティ……玄武岩（ドイツ）のバザルトが語源です。 国の名前がグノーシス（地の精霊、ノームの名前の由来のひとつ。意味は「知識」）なので、この国がらみの単語は一部の例外をのぞいて、だいたいは土がらみになります。 アンブネクター……アンブロシアとネクタルを合わせた造語。 アンブロシアの外見がわからないので、勝手にねつ造しました。 機能は神話上のアンブロシアや、ネクタルといっしょ。作中では、アンブネクターの外見は不明とされ、回復機能のある木の実がアンブネクターと銘打たれています。 ちなみに、アンブロシアをイメージしたフルーツサラダは実在しています。 ラファクト・ペーパー……娯楽をメインに扱う新聞。笑う（laugh）と事実（fact）の造語。 ドリーミー・ライン……接客業などには夢のかけらもない労働週間。ようするに現実でいう、ゴールデンウイーク。 医療機関について……この国の医療と司法は、一部の例外を除き、だいたい宗教界が牛耳っている。 羊のなる木……バロメッツ。黒海沿岸、中国、モンゴル、ヨーロッパ各地に分布するといわれた空想上の植物。羊の肉は、カニの味がするそうです。一見おいしそうですが、カニにはカニの味がしてほしいです。 サンドル姫……私のねつ造物語。現実で言うシンデレラ。ガラスの靴の代わりにバラの飾りの靴がラッキーアイテム。詳しくは前作の解説を参照。 カルクス林道……ラテン語で小石（calculus）。 　　　　　　　同じラテン語で、踵（かかと）という意味のカルクス（calx）もあります。 ラフクラッカー……ピスタチオの実（売ってるやつ）を参考に私がでっち上げた脳内上の植物。ピスタチオに似ているので、「でがピスタチオ」と呼ばれていることにしています。 ピスタチオの殻って、おちょくっているように見えません？ ウィルック……現実で言う「漫画」のこと。「Will」と「Look」を合わせた造語。 カナリヤ色の声……黄色い声を場面別に分けて書いた嘘言葉。本当にそんな表現があるかは存じません。 研究院棟……現実世界で言う大学。 ブラン＝マーチェン……世に知られていないマイナーな史実なども取り扱っている設定から、「空白の歴史物語」という意味合いをつけている。 ブランは英語の「blank（ブランク・空白あえてｋを発音しない）」はマーチェンはドイツ語の「Märchen（メルヘン）」から。 BAD　MAMA　JAMA……音楽のタイトル。山田詠美の小説の名前にもあります。 小説には「こちらを夢中にするニクい女」といった意味で書かれているので、作中でもその解釈を採用します。 　「日常描写イラネ」という方のために、学園描写の項には《学園：》の表記が設けられています。 　今作から読み始めの方へ解説すると、前作に登場したラヴァン・バーレケトという民族の話です。「バーレケト」とは「輝く石」「ラヴァン」は白。 　ところどころに挟まるクロワッサン話は、さらっと流してください。 　なお、今まで仮表紙にしていたイメージ図は、挿絵の方に引っ越します。

互いに望まないまま破棄された婚約 勝ち上がり、自力で手に入れる再びの権利

初のアルカヴェ♀︎小説✨ ※誤字､脱字多めです…。女体化注意！表紙絵は作者本人が描いています。

どうする、真黄の騎士最強伝説 ロウさんは爆弾発言で迷走中、どうするー

　一度はコード君に追い返されたものの、再び白宝玉の森に入ったジュリアとイビ。 　里のそばには黒い嘴ローブの邪教集団に、白い嘴ローブの神官隊がウロウロしています。 　里から離れた土牢には、学園に押し入ったくのいち忍者にそっくりな石像が閉じ込められていました。 　さらにそこに現れた神官ルティウスさんから、巨大バジリスクの存在を知らされ、石像は本物の人間だと知らされました。 　あと、彼に出し抜かれたヴェルヘルム王子もひょこっと現れ、コード君も交えてちょっとした争いが始まります。 　争いの間に、石像はジュリアとイビーによって人間に戻り、うわごとで誰かの名前を唱えていました。 ※単語＆エピソード解説 すべての忍者への弁解……この作中では「忍者は目立ってはいけない」というルールはお忘れください。 アンティル＝クロック＝オートマリア……アンティルはなんとなくつけた名前。ミドルネームと姓は、彼女たちの境遇から。 オートマリアは、オートマタとマリオネットから。マリオネットの語源がフランス語の「マリオ」「マリア」の親愛型だから、女の子っぽくマリアの方を採用。 そのまんま人形にしても芸がないので、オートマタの代表的なまののひとつで、クロックを採用。 ペッカートゥム・ウィンクルム……ラテン語で「罪の鎖」。ただしウィンクルムは古典ラテン語であり「鎖」のほかに「絆」という意味もあります。 テラの安息日……この世界観の「曜日説明」。 月曜→ルンアの週日　　　語源ルナ 火曜→イグの週日　　　　語源イグニス 水曜→エイキュアの週日　語源アクア 木曜→アルボの週日　　　語源アルボル 金曜→オウルの週日　　　語源アウルム 土曜→テラの休日　または第一安息日　語源テッラ　テララ 日曜→ソーラの休日または第二安息日　語源ソル 語源はすべてラテン語です 神官隊の戦闘服……ペスト医者がモチーフ。この世界観では、医者は神聖なものという扱いが根強い。 Invidia（インヴィディア）……ラテン語で嫉妬。枢要罪（七つの大罪ですが、本作では八つの説を採用し、枢要罪と呼び方にします）の嫉妬のシンボルが蛇。蛇の魔物はとにかく毒と石化が多いので、敵に盛るための薬の名前として使いました。意味合いとしては嫉妬の罰。 トリテレイア……花の名前。花言葉は「守護」。 他にも「淡い恋」「愛の訪れ」「大切に守る」など多数。 サバト……魔女たちの夜会・夜宴ともいう。 　　　　　悪魔崇拝のための儀式だが、作中では悪魔との契約パーティー。 レッサーデーモン……ファンタジーや作中でおなじみの、悪魔系の魔物。ムキムキでサタンみたいな姿（あのヤギの獣人みたいな）で描かれることが多い気がする。 グレネードランチャー……手榴弾くらいの威力の弾を発射する銃。 まだ知らぬ恋を夢見ながら恋の歌を歌うお人形……モチーフはフランス・ギャルの「夢見るシャンソン人形」。あの切ない感じが好きで、ミスティック執筆時はよく聴いていました。

姫を想う、ただの剣 思ったのと違う着地点でも、割と好きな感じに纏まったような 一先ず本編はこれにて終了、蛇足の続きは次回にて

【Mädchen Lippen】続き。これにて第一章完結です。 一章前編→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=176955 二章→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=176964

姫さんも騎士に劣らず御立腹 家の王は、怖い人と相場が決まっている

アイリさんお誕生日おめでとう！ということで書いてみました切アイ。切アイって言っていいのかってくらい切嗣ちょっとしか出てきませんワーイ。アイリさんも大好きなんですがそれ以上にイリヤちゃん好きすぎてヤバイですイリヤちゃんまじ天使いや冬の聖女。アイリさんと切嗣の娘がイリヤちゃんだと思うとテンションぶち上がります。合法ロリのイリヤちゃんのお腹に顔を埋めたい……あああと姫と騎士も大好き……

主人の声さえ聞こえない 怒り心頭に発している模様

何となく書きたかった、騎士の過去 ついでに出る王子が二人、贔屓が如実

あまりに二人の会話が甘すぎて書くたびに作者が砂糖を吐きそうになるシリーズ第3弾です！ 今回は色々と描写しにくいシーンがたくさんあるので、いつもより語彙力が低下しています…すみません…

【Mädchen Lippen】第二章。後編。 一章前編→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=176955 後編→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=176956　二章前編→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=176964

　財宝さがしを断念したところ、ジュリアの取っている宿屋に現れたコード君。 　彼は「大地神王の神殿に案内するので、神器を回収してほしい」とのこと。 　聞けば引退トレジャーハンター「クレイド＝ゼンデン」の紹介で、フリー・トレジャーハンター「ジュリア＝ユーリエル」に、トレジャーハントを依頼しに来たのでした。 　しかしコード君、「神器や財宝手に入れて、人生サクセスするぞ！」というような欲望が目的ではなさそうです。 　というより、ちょっとその財宝の存在を恨んですらいるよう。 　ここでいったん「白宝玉編」は終わりになりますが、トゥルーエンディングはこちら →迷宮と映写館編　６～７話https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10920148 ※単語＆エピソード解説 ギガントピテクス……現実世界では絶滅した大型類人猿。 身長約3mくらい、体重約300 -～500kg台中盤と推測されている。 リュンヌサブル……リュンヌ（月）、サブル（砂）を合わせた地名。 蔦桃花……架空の桃。蔦に生えた桃が本当にあるかは不明。 マグナム・コロニー…… ここでのマグナム は、マグナムボトルの方。シャンパンおよびワインなどの増量瓶。コロニーはいろいろ意味があるけど、ここでは「同業者・同好者仲間の生活共同体」の意味合いで解釈をお願いします。 作中のマグナムはシャンパン、ワインに限らず「たっぷりのお酒」というニュアンス勝手に曲げています。ようするに「お酒大好きな連中集まれ！」という意味の看板です。 ……といって、イビーたちがワインやシャンパンを一滴も飲んでいないという状況の弁解をします。 図鑑の表示……「即死」を意味する角のついた赤い骸骨。モデルはエドワード・ティーチ（某有名海賊漫画に出てくる海賊のモデル）の海賊旗から。鬼のように角のついた骸骨が心臓を指している絵です（骸骨は白ですが、ハートマークは赤でした）。 エステレラ……ポルトガル語で星。 デュラハン……本来は首なし馬車に乗って、自分の首を抱える妖精です。ですが作中では首を抱えた死霊騎士という、という体です。 領土を広げることによって国を発展させたある英雄……教科書に必ず載っている英雄の、残酷エピソードのパクり。 破壊し、虐殺し、辱め、その泣き叫ぶ顔を見るのが無上の幸福と、公言しているらしい。 軍人などの英雄は、殺すのが仕事、というシンプルな定義と、仕事を楽しくできるのが成功する人だ……というどこかの自己啓発書に載っていそうな話を拡大解釈しました。 宝珠……王笏、王冠と並ぶレガリア（王権を象徴するもの）のひとつ。この世界観には十字架がないため、本来の宝珠（頭に十字架がある）のとは少し違う。 この時代における新しい神器のひとつ。 テネブレ語……バスク語というものすごく難しい言語がモデルの古代語。真っ暗で右も左もわからないことから、闇、という意味。 アイテイル語……この世界観で、もっともポピュラーな古代語。教養学のひとつとされる。元ネタはアイテール、エーテル。地・水・風・火の精霊の体を構成するもの。第五元素。 ルティとレティの、古代語学力の違い……古代語の知識の範囲が広いのがレティ。最も難しい言葉を操れるのが、ルティウスおよびその家の代々当主。 サウルスグリズリー……架空の魔物。字面で解りやすいように、怖そうな生き物を単純に繋げました ヴェルヘルム王子の技名は、だいたいドイツ語です。 グラープシュタイン……ここでは墓標。ネットの表記や辞書によって、グラープマールだったりなのですが、語感重視で。 リヒトブロック・メテオール……リヒトブロックは断頭台。メテオールは流星。 パラディン……もともとは高位の騎士という意味だったようですが、多くのファンタジーにならい、聖騎士の意味で使います。聖騎士から転じて、騎士の役割をする聖者も含めるので、聖属性の戦闘員で、位の高い者を、広い意味でパラディンと呼ぶことにします。