概要
1958年10月に映画会社大映のテレビ番組制作部門である大映テレビ室として発足。1971年10月に大映が資金(と借金の一部)を出す格好で独立、現在の名称に改めている。
その後大映が徳間書店→角川書店(KADOKAWA)の傘下になっていく過程で資本的なつながりは一切なくなっている。
かつては「大映テレビ4点(3点)セット」で知られ一世を風靡した(後述)。
テレビドラマでもフィルム撮影が主流だった1982年にVTR撮影に取り組むようになっており、1991年1月半ばに放送を終了した『スクール☆ウォーズ2』を最後に完全にVTR撮影に転換している。
主な作品
- ザ・ガードマン(大映テレビ室時代、ただし末期制作分は大映テレビが手掛けてはいる)
- おくさまは18歳(大映テレビ室時代。ただし映画化された際は東宝に制作を移管)
- シークレット部隊
- 燃える兄弟
- 赤い迷路
- 赤い疑惑
- 日の出署シリーズ
- 赤い運命
- 赤い衝撃
- 赤い激流
- 赤い絆
- 赤い激突
- 赤い嵐
- 赤い魂
- 怪人二十面相(ドラマ)(フジテレビ版)
- 噂の刑事トミーとマツ
- 婦警さんは魔女
- 高校聖夫婦
- スチュワーデス物語
- 不良少女とよばれて
- スクール☆ウォーズ
- 青い瞳の聖ライフ
- 少女に何が起ったか
- 乳姉妹
- スタア誕生
- ヤヌスの鏡
- ポニーテールはふり向かない
- 花嫁衣装は誰が着る
- このこ誰の子?
- 天使のアッパーカット
- おんな風林火山
- アリエスの乙女たち
- スクール☆ウォーズ2
- デパート!夏物語
- デパート!秋物語
- 夏デパート物語
- ララバイ刑事91
- ララバイ刑事93
- スチュワーデスの恋人
- ストーカー・誘う女
- 家政婦は見た!
- ステップファザー・ステップ
- テセウスの船
- 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい
泣く子も黙る大映テレビ4点(3点)セット
スチュワーデス物語以降、大映テレビ作品にはあるフォーマットが誕生する。
- 大仰且つクサい台詞
- 菊池俊輔のBGM
- ワンパターン且つお決まりの固定されたキャスティング
- 洋楽のカバーソングが主題歌
人は此を大映テレビ4点セットと呼び、それ故に敬遠する視聴者も居れば、良いぞ行け行け!と賛辞する視聴者もおり賛否両論であった。後年には洋楽のカバーソングが無くなり、大映テレビ3点セットとなった。