九条レント
れいわのじゃみら
演:三嶋健太
『ウルトラマンタイガ』第3話「星の復讐者」のゲストキャラクター。
宇宙飛行士であり、努力の末自分と同じ仕事に就いた妻のナナ(演:河内美里)とともに宇宙へ上がり、宇宙ステーションで船外活動を行っていた。
しかし、地球から今里光が発射した誕生日ロケットが宇宙ステーションに命中するという事故が発生。それによってナナは死亡。自身も宇宙に吹き飛ばされ、漂流することとなったが、ウルトラマントレギアによってかりそめの命を与えられ、ギャラクトロンMk2と命中した相手を宇宙に放逐する魔法陣を放つ銃型のデバイスを渡される。(この影響からか、顔色が悪くなっている)
その後、くだらない自己顕示欲で自分と妻を死に追いやった今里を抹殺するために、今里が経営するコスモテクニカ社に殺害予告の動画を送り今里を名指しで復讐を宣言。自ら地球に赴いて今里を殺そうとした。
当初は今里を魔法陣で宇宙に追放しようとしたものの、工藤ヒロユキと宗谷ホマレに阻まれて失敗。ヒロユキの言葉で揺らぎかけるも、霧崎の言葉で暴走。
デバイスを使ってギャラクトロンMK2に変身し暴れだすが、宇宙からやって来たウルトラマンタイタスがナナの魂を連れて来訪。それによって魂がギャラクトロンMk2から引き離され、ナナとの語らいで憎しみから解き放たれる。
そしてホマレに敬礼しながら愛する妻とともに天国へと旅立っていった。
彼が消えた後も吸収した憎しみを糧に暴れ続けるギャラクトロンMK2はタイタスによって破壊された。
そして全ての元凶である今里はこんなことがあっても反省する様子すらなく「九条夫妻の慰霊碑をロケットで送る」という死者の尊厳すら踏みにじる無神経極まりない企画を悪びれもせずに出そうとしたが、あまりにも身勝手かつ無責任な言動についに我慢の限界をむかえたホマレに鉄拳制裁を食らった他、報酬として渡した小切手も彼を軽蔑した佐々木カナの手で破り捨てられている。その後E.G.I.S.が特にペナルティを受けた描写もないことから、今里本人やコスモテクニカ社が何かしらの圧力を受けた可能性がある。