オーロラベール
おーろらべーる
初出 | 第7世代 |
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タイプ | こおり |
分類 | 変化 |
PP | 20 |
対象 | 味方の場 |
効果 | 使用から5ターンの間、相手の攻撃によるダメージを半減(ダブル以上では2/3)。交代しても有効。天候が「あられ」状態の時のみ使用可能 |
第7世代から登場した技で、神秘的なオーロラの障壁を張り、味方が受けるダメージを軽減する。
なんとこの技一つで「リフレクター」「ひかりのかべ」両方の効果が得られる破格の効果を持つ。
但しそんな都合の良い効果が簡単に得られるわけがなく、天候「あられ」のとき限定というなかなか厳しい条件が備わっている。
だが(勘違いされやすい部分でもあるが)あられ状態でしか使用できないだけで、一度張ってしまえば天候が切れようが変化しようが5ターンしっかり残る。
砂嵐が吹こうが残るオーロラとは一体……
ちなみに他の仕様は他の壁技と同じ。
その為「ひかりのねんど」を持たせると8ターンに伸びる。また、「かわらわり」「サイコファング」「きりばらい」で無効化され、特性「すりぬけ」持ちには貫通されてしまう(壁そのものは消されない)。
また、この技の前後にリフレクターorひかりのかべを使っても効果は重複せず、ダメージの減る割合は変わらない。
だが、第7世代当初は習得者がとても少なく、800種類以上のポケモン中13種類という別にわざマシンにしなくても良いレベルだった。
同じくイメージに合いそうなスイクンや、図鑑説明にオーロラの言及があるデオキシスも習得できない。
そしてアローラキュウコンは、覚えられた中で唯一の特性ゆきふらし持ちであった為、手間をかけて霰を降らせる必要が無くノーリスクで発動が可能。事実上彼女たちの専用技として使われていた。
第8世代からは同じゆきふらし持ちのユキノオー、バイバニラ、アマルルガも習得可能となり、三者共に中々の強化となった。
特にオーロラのヒレを持つアマルルガは、イメージにもピッタリである。
またキョダイマックス形態を得たラプラスが、専用技により無条件でこのベールを張れる様になり、解禁された現在は対戦で猛威を振るっている。
第9世代、ポケモンSVでは天候のあられが消滅し、代わりにゆきが追加された。それに伴い技を使う為の条件もあられからゆきに変更になった。
ゆきはこおりタイプの防御を1.5倍にする為この技と組み合わせる事で凄まじい物理耐久を発揮できる。