アンチョビ(GuP)
あんちょび
アンツィオ高校隊長にして唯一の3年生。その為、副隊長は2年生のカルパッチョとペパロニに任せている。
衰退していたアンツィオの戦車道を再建するために愛知県の学校からスカウトされ、履修者数が僅か数名しか残っていなかった状態から現在のチームを作り上げた過去を持つ作中屈指の苦労人。
「アンチョビ」というソウルネームはペパロニの命名。
劇場版ではウィッグではないかと指摘されたが地毛である。
ツリ目で不敵な笑みを浮かべることが多い。
ちなみに着ているのは制服ではなく軍服。
制服姿はOVAにて初お目見えとなった。
すぐそばにもっとすごいのがいる上にマントを羽織る(=身体のラインが見えにくい)制服のせいで今ひとつ目立たないが、軍服を着た際の身体のラインからすると彼女もまたなかなかの砲弾をお持ちでもっとらぶらぶ作戦です!での水着回でそれが大体分かる。
やや男性的な口調が特徴で、隊長らしく演説のようなトークを展開して周りをまとめ上げている。
先の不敵な微笑みを浮かべるところから好戦的な印象があるが、仲間想いで対戦相手にも挑発的な態度を取らず、試合後には讃えるなど非常に優しい性格をしている。
「アンツィオ高校は弱くない」と言った後、すぐに「強い」と言い直したり、「ベスト4」という目標を「優勝」と言い直したりと、端々でセリフをより上位の言い回しに訂正する場面がある。一見自信のなさを必死に鼓舞しているようにも見えるが、その他の場面での前向きっぷりを考えると、より高みを目指す向上心の表れと見るべきであろう。
美術が好きな影響か、作戦名に文房具の名前を付ける傾向にある。
また、アンツィオ高校の「マカロニ作戦」では戦車を立体的に描いた板や、背景とカムフラージュさせる絵を描いた板を用意している。
明言はされていないが、それらの板の制作にはアンチョビが関わっている可能性がある。
漫画版ではほぼ自己主張の無いアンツィオ高校の生徒たちだが、OVAではペパロニを筆頭に大変フリーダムな連中である為、アンチョビは彼女たちをまとめるのに大変苦労している模様。
とは言え、その姿は、やんちゃな妹たちに世話を焼く姉のような温かさも感じさせる。
生徒たちの方も、実際にアンチョビを「ドゥーチェ(総帥)」や「姐さん」と呼んだり、彼女の窮地には危険も顧みず救援に向かおうとするなど、大変信頼しているようだ。
尤も、「戦車道のよこみち」や劇場版では「パスタの茹で加減に一家言ある所を見せる」「杏が言った“干しイモパスタ”に一瞬興味を引かれる」など、彼女もまたアンツィオ高校の気質に染まっている所を見せている。
「癖は強いが見所のある仲間をまとめあげ、奇策で勝利を狙う」という点で主人公西住みほとの共通点が指摘される。
プロフィールにも書いてある通り、意外にも読書を趣味としており、特に恋愛小説を読んでいる。
そのため、ドラマCD3では武部沙織が訪問した際、恋愛トークで盛り上がり収拾がつかなくなる。
なお、後述する通り漫画版ではみほを見下すなど、悪役のような性格になっており、アニメ本編とは大きく設定が異なっている。
「チョビ」などのアンチョビ以外の渾名や本名で呼ばれるのを嫌がっている。
ちなみにアンチョビはソウルネームのような名前がついているライバルキャラの中で唯一本名が判明しているキャラでもある。
本編
大洗女子学園側からは「調子に乗られると手強い相手」と分析されていたが、あっさり(描写的に一瞬で)負けてしまった。
しかも大洗女子学園決戦時、それまで対戦して来た相手の隊長らが挨拶しに来た中、アンチョビ達だけはその出番さえも与えられなかった。
そのため、本編の出番は全くないと言っていいほど少ない。
が、その後、アンツィオ戦がOVA化されることが発表された。
しかもその中で明らかになった試合内容はかなりの熱戦で、TVシリーズで付いてしまったかませ犬的イメージを文字通り完全に吹き飛ばした。
やったねチョビ!
アンツィオ高校として、大洗女子優勝の祝賀会に人数分のアンチョビの缶詰(半額セールのシールが付いている)を贈っている。
小説版では、フラッグ戦ではなく殲滅戦になっている。
コミカライズ版
戦車道は勝たなければ意味が無いという考えを持ち、黒森峰女学園にいた頃の西住みほが試合を捨てて仲間を助けたことを快く思っておらず批判的である。
もっともそれは勝利至上主義というよりは、今までの試合に勝つ為の仲間達の努力を無にしない為という、みほよりも戦車道に重きを置いた考えであることに起因するのだろう。
試合ではP40に搭乗している。さらにM13/40が追加されている。
大洗女子チームが親善試合の時にやった戦法で敵をおびき寄せて攻撃し、自身の戦車も丘の上からの砲撃で大洗女子チームを苦しめたが、回り込んでいたあんこうチームに自身の戦車が撃破される。
その後、自軍のフラッグ車も撃破され敗北する。
カルパッチョという副官がいる(コミカライズ版オリジナルキャラクターだったが、OVAで登場が決定)。
OVA版
彼女の所属するアンツィオ高校の戦車はP40、セモヴェンテM41、CV33と、大洗女子の初期戦車と同等ないしそれ以下の性能の物が目立つが、それでも1回戦を(苦戦したけど)突破したあたり、戦術師としては有能なのだろう。
みほを初めとした大洗のメンバーに友好的に接しており、試合後に夕食を振る舞ったり、決勝戦では一番乗りで応援に駆けつけている。
戦車道に関しても、対戦相手に正々堂々と勝負しようと語り、自分のためとはいえ無茶な行動をとって崖から転がり落ちたチームメイトを叱りつつもその身を案じている。
試合では、カルパッチョが搭乗するセモヴェンテM41とCV33が1両ずつとともに行動していた。
セモヴェンテM41やCV33が描かれた偽物の看板を十字路の街道に配置させ、全戦力がそこに配置されていると勘違いして迂闊に動けなくなるであろう相手をその隙に三方から包囲殲滅する「マカロニ作戦」を実施するが、投入できる戦車の数に制限がある中で、ペパロニたちが予備の分の板まで配置してしまったため、戦車の数の計算が合わず、あっさりバレる。
だが、「マカロニ作戦」の状況を問い質した折のペパロニの報告で作戦の破綻と、大洗勢が自隊に迫っている事を察知して、すぐさま迎撃態勢に移る指揮官としての有能さを示した。
しかし、激突した大洗本隊の最強火力のカバさんチームのⅢ号突撃砲F型はカルパッチョのセモヴェンテM41が拘束したものの、相手があんこうチームのⅣ号戦車D型とカメさんチームの38(t)では分が悪く、CV33を撃破され苦境に陥り、その状況にフラッグ車の元に前車集結する「分度器作戦」を発令するもそれは敵前で後退する味方チームを不利にするものとなった。
最後はⅣ号戦車D型から離れ単独でいた敵フラッグ車の38(t)を罠を警戒しながらも追いかけるが、それは自身を誘い込ませるための囮であり、待ち伏せていたⅣ号戦車D型に砲撃されて敗北する。
試合後はみほ達の勝利を称え、その場で宴会を開いて親睦を深め合った。
大洗女子と黒森峰の決勝戦では大洗女子の応援に駆け付け、たくさんの応援グッズや横断幕を用意して前日の夜に一番乗りで会場入りしたまでは良かったのだが、決勝戦が始まるまで時間が余っていることを理由に宴会を始めて一晩中ドンチャン騒ぎした結果、夜が明ける頃には全員騒ぎ疲れて寝てしまい、そのまま夕方まで爆睡。
アンチョビ達が起きた時には既に決勝戦は終了して表彰式が始まっていた。一体何しに来たのやら…。
劇場版
全国大会決勝戦では上述した事情から大洗の応援をし損ねたアンチョビたちであったが、大学選抜チーム戦にはCV33に搭乗して単騎で駆けつける(ペパロニ「今度は間に合って良かったっすね~」)。
しかし、2人乗りにもかかわらず、カルパッチョとペパロニとともに無理矢理3人で搭乗していた。
主力だったP40にしなかったのはダージリンに壊されて修理中だったかららしい。
たんぽぽ中隊に配属され、序盤からCV33の機動力を生かして偵察役として駆け回った。
ひまわり中隊を襲った謎の砲撃の正体を掴むべく、編成されたどんぐり小隊の面々とともに捜索に当たり、カール自走臼砲を発見する。
カールを倒すべく、アヒルさんチームが提案した「殺人レシーブ作戦」を実施し、継続チームが囮となって護衛のM26パーシングらを引き離した隙に、アヒルさんチームに乗って石橋からカールに向かって突撃する。
この際に放ったセリフ「こっち見てるぞおおおおお〜」は本作の印象深い場面の一つ。
アヒルさんチームがスピードを出してからタイミングを見計らって急ブレーキをかけると、アンチョビたちはCV33ごとカール目掛けて投げ飛ばされる。
そしてその滑空中にカールの砲身中を狙って機銃を撃つが、全く効果なく、そのままひっくり返った状態で落っこちる(CV33だったからか、白旗判定は出なかった)。
その直後、杏から履帯を回せという指示を出される。
最初は命令されるのを嫌って(というより渾名で呼ばれることに不服そうにしていたためか)この提案を渋ったが、「干し芋パスタを作ってやる」という言葉を受けてあっさり承諾して履帯を回す。
そして、その上をカメさんチームのヘッツァーがカタパルトの要領で滑空し、そのままカールの砲身中に砲撃を命中させ撃破。
結果的に、アンチョビたちは最大級の難敵を排除することに貢献した。
遊園地跡地に後退後は、CV33のサイズと軽さを活かしてジェットコースターのレールに上り、チーム全体のGPSの役目を務める。
敵の陽動作戦をいち早く見抜いたり、T28重戦車の出現を伝えるなど、逐一敵や味方の情報をみほ達に伝え、あんこうチームとカメさんチームが迷路に入った際には、これと連携して逃走経路や待ち伏せをサポートする。
この戦術によって、みほ達は戦車を2両撃破することに成功した。
他にもカバさんチームに「マカロニ作戦」の一環としてレンガの壁などの絵が塗られた板を提供しており、これにより2両の戦車の撃破に成功する。
ところが、大学選抜陣営のルミにその存在がバレたため、上ってきたM24チャーフィーにレール上で追いかけられる。
さらに前方から別のチャーフィーが現れて挟み撃ちの形となり、絶体絶命の危機に陥るが、ウサギさんチームにチャーフィーを2両とも撃破してもらい、事なきを得る。
そして、下を通りかかったカモさんチームに乗せてもらい、レールから降りる。
その後、残存しているパーシングを発見し、カモさんチームから降りてパーシングの前方に回って挑発。
自らを追いかけさせて釣り堀まで誘き寄せると、「T型定規作戦」(ペパロニ曰く1回も成功したことの無い作戦)を決行し、スピードと軽さを利用して釣り堀を水切りの要領で突っ切る。(!?)
追ってきたパーシングは釣り堀の前でギリギリ踏み止まるが、背後からカモさんチームの砲撃を受けて撃破され、そのまま水没。
見事釣り堀を渡り切って歓喜するアンチョビ達だったが、直後に島田愛里寿のセンチュリオンに砲撃されて撃破されたのであった。
CV33の武装の貧弱さのために直接の撃破は不可能であったが、結果的に敵戦車6輌の撃破に貢献することになった。
EDクレジットでフィアットSPA38Rに乗って帰路につく。
その際、ペパロニ、カルパッチョと並んで楽しく何かの歌を歌いながら映るカットが話題と人気を集めた。
劇場版ノベライズでは、帰りに買い食いや食材探しをするためにあえてさんふらわあや聖グロリアーナ女学院の学園艦の便乗を断り、アンツィオまで走行して帰ったことが判明する(試合会場から函館まで走行した後、プラウダ高校の船で青森まで乗せてもらい、そのまま帰路に着いたとのこと)。
後日談となるOVA『愛里寿・ウォー』でも登場。
愛里寿が高校編入を検討していることをどこからか聞きつけて、カルパッチョらと共にフードワゴンを引っ張って大洗の学園艦に堂々と侵入。
校門前でイタリア料理の販売を行っていた。
見学に訪れていた愛里寿をイタリア料理で釣ってアンツィオ高校に編入させようとしたが、チーズやオリーブオイルなど好き嫌いが多かったため断念。
だが、すぐに立ち直って歓迎会から残念会に切り替えた。
最終章
『最終章』第1話では「天は我々に味方した」と声高らかに叫んでいたが、その真意は不明である。
大洗女子学園とBC自由学園の試合では、会場には訪れていたものの、再び宴会して疲れて寝過ごしてしまう。
1回戦のボンプル高校との試合に勝利したが、次の対戦相手の聖グロリアーナ女学院では、逆に張り合いが無いと言われるほど劣勢立たされる。
市街地の地の利を利用して背後を取ることに成功するものの、ダージリンの格言を真似ようとして言葉をど忘れしているうちに逃げられる。
ローズヒップを追撃したが、今度は自分達が誘い込まれて待ち伏せに遭い、味方が必死に壁を作ろうとするも、背後から敵車輌がこっそり忍び寄り、がら空きの背後を撃たれて敗北する。
その後、準決勝の大洗女子学園と継続高校との試合をカルパッチョとペパロニとともに観戦し、隣でともに観戦していた知波単学園の西達にイタリア料理をおすそ分けし、そのお礼として福田から塩むすびをいただく。
リボンの武者
人物像は概ねOVA版に準じるが、勝負に対する厳しさ、抜け目の無さなど漫画版の要素も若干取り入れられている。
隊員の練度向上、およびファイトマネーおよび露店での売上による資金集めのため、積極的にタンカスロンに参戦している。
とはいえ、ペパロニの「うちの戦車なら戦車道よりタンカスロンの方が向いているかもしれない」という発言には流石に腹を立てていた。
同作では彼女の出身地を、豊田市ではなく名古屋市であるとペパロニから勘違いされている。
尤も、名古屋市の知名度があまりにも大きすぎるため、県外の人が「愛知県といえば名古屋市」という先入観を持ってしまうのはやむを得ないことかもしれない。
ちなみに、磯前神社奉納戦車戦において、彼女が陣取っていた山戸呉服店は、現実の大洗町でも彼女のパネルが置かれている店である。
どういう経緯で服屋の2階に上がり込んだのかは謎。
リトルアーミーII
試合会場である大洗に少しだけ登場。
ここでも露店を出店し、山守音子と土居千冬が店の前でどちらが先かを巡って諍いを起こしていると、丁度買い出しから戻って来たアンチョビは、待たせてしまった詫びとしてサービスのパスタを人数分振る舞った。
そして、自己紹介した後に2人の健闘を祈り、自然な形でいざこざを解決した。
音子と千冬の喧嘩を止めたことにより、ベルウォール学園の面々から一目置かれることに。
もっとらぶらぶ作戦です!
自由奔放なチームメイトに振り回される苦労人かつポンコツな一面が強調されており、カルパッチョとペパロニを含む部下全員を大洗女子学園に去られる、彼女らが捕虜として持ち帰った河嶋桃に統帥の座を乗っ取られて『桃チョビ』とあがめなければいけなくなる、金づちであるためにペパロニに鬼のような水泳訓練を受けなければならなくなるなど、散々な目にあっている。
耐えかねて家出したり、訪問してきた島田愛里寿に統帥の座をかけてレースゲームで勝負するなど(結果は敗北)、相応のプライドを持っている一面も。
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