なすの
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なすの
「なすの」とは、列車愛称の一つである。
栃木県の那須野が原をイメージした愛称。
- 初代:1959年に上野駅~黒磯駅間を結ぶ準急列車として初登場。その後、急行に格上げされ白河駅や宇都宮駅発着列車もあった。使用車輌は最初は準急「日光」「中禅寺」の間合いとして157系が使用されたが、157系を東京駅~大阪駅間の特急「ひびき」に使用するために165系に変更。のち、急行に格上げされたが白河駅発の列車に455系が使用されたり、115系を使用する遜色急行があったりとバラエティに富んだ。
- 二代:1985年3月の東北新幹線上野開業で新特急化。上野駅~仙台駅間の急行「まつしま」の黒磯駅~仙台駅間を廃止して「なすの」に編入した。一時は9往復あったが乗客数は伸び悩み末期は1往復となる。1995年に下り「なすの」は「おはようとちぎ」に上り「なすの」は「ホームライナーとちぎ」に改称した。
- 三代:1995年、東京駅~那須塩原間の「あおば」を改称する形で登場した。新幹線で初の音読みを含む愛称である。ちなみに全て各駅停車である。
E1系やE4系を使用する「なすの」は「Maxなすの」として運転されていたが、日中は殆ど200系を使用していたため朝夕のみだった。
1997年からは一部の列車が福島県の郡山駅まで運転されるようになった。
2011年、東日本大震災による臨時ダイヤでは、一部の「なすの」が福島駅まで運転された。現在は大半がE5系(17両編成はE6系または「やまびこ+つばさ」の間合い運用としてE3系2000番台やE8系との連結)で運転されている他、E2系1000番台が使用されることもある。
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