さざなみ
さざなみ
1972年(昭和47年)に 東京駅・新宿駅〜館山駅・千倉駅間を結ぶ特急として運行を開始した。当初は中央・総武緩行線、総武快速線、外房線経由で内房線に乗り入れていたが、1991年(平成3年)の成田エクスプレス運行開始に伴い現在の京葉線経由に変更された。
運行開始時は183系が用いられた。幕式ヘッドマークを掲げて運行する編成と3色LED式ヘッドマークを掲げて運行する編成が存在した。
沿線は海水浴や潮干狩りの名所が多い事から、多い時は1日十数本の列車が設定されていた。
しかし1990年代に館山自動車道や東京湾アクアラインなどが相次いで開通し、マイカーや高速バスとの競合に立ち行かなくなる。
外房線特急の「わかしお」がその沿線の高速道路網がまだそこまで整備されていないとはいえ、現在も観光客や帰省客が多く利用し毎日十数本運行されている状況とは対照的である(ただし「わかしお」も減便・区間短縮傾向である)。
平日のみ設定され、朝に上り3本(4号は木更津駅始発)、夜に下り4本が運行されている。
臨時・派生列車として「新宿さざなみ」が新宿駅~館山駅間に毎週土休日に2往復、再繁忙期に3往復運行される。また館山駅発着の「さざなみ」も繁忙期に臨時列車として運行される事があり、東京駅の他両国駅発着で設定される場合もある。
過去には255系を使用する列車を「ビューさざなみ」と区別したり、朝夕の通勤通学客向けの「おはようさざなみ」と「ホームタウンさざなみ」といった兄弟列車、行楽シーズンの臨時列車が多数設定されていた。
E257系500番台
幕張車両センター所属。5両編成。「さざなみ3・6号」以外の定期列車及び臨時列車と「新宿さざなみ」で使用。
255系(Voso View Express)
幕張車両センター所属。9両編成。
2024年3月16日ダイヤ改正で定期運用から離脱予定だったが、全車指定席化に伴う輸送力不足を補う為6月末まで「さざなみ3・6号」及び「新宿さざなみ」で運用される。
現在の定期運用は「さざなみ6号」のみだが、代走等で他の「さざなみ」や「新宿さざなみ」、臨時列車の運用に就く事がある。
過去の使用車両
183系 ・189系
幕張車両センター所属。9両編成。183系はE257系に置き換えられるまで「ビューさざなみ」以外の列車で使用され、置き換え後も189系と共に代走や臨時列車で使用された。
E257系0番台→5000番台
0番台時代は松本車両センター所属。5000番台転用後は大宮総合車両センター東大宮センター所属。いずれも9両編成。
「新宿さざなみ」臨時列車用に使われていた。
コメント
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すべて見る母なる海とともに。【海の擬人化台本】
一人になりたいとき、私は、いつも海に来ていた。 さざなみの音。 心が落ち着く。 いつものお気に入りの場所。 今日も。 ここへ来る。 独りに、なってしまったから。1,431文字pixiv小説作品