きあいだま
きあいだま
ポケモンの技の一つ。
初登場 | ポケットモンスター ダイヤモンド・パール |
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いりょく | 120 |
PP | 5 |
めいちゅう | 70 |
タイプ | かくとう |
わざ分類 | 特殊 |
攻撃範囲 | 相手1体 |
直接攻撃 | × |
備考 | 10%の確率で相手のとくぼうを1段階下げる |
英語名 | Focus Blast |
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』で初登場したポケモンのわざ。
エネルギーを球状に溜めて相手に放つ大技だが、元気玉でも石破天驚拳でもない。きあいだめとの関連性も現時点では無い。
はどうだんと同様にかくとうタイプとしては珍しい特殊技。だが、かみなり並の不安定な命中率が玉に瑕。しかもあちらと異なりこちらは必中にはできない。
特殊寄りのステータスを持ったかくとうポケモンは少ないので、一致技としての採用は少なく、どちらかというと特殊アタッカーが相性補完サブウェポンとして採用しやすい傾向にある。
特にエスパーやゴースト持ちとの相性補完は良く、苦手な鋼や悪に対して抜群を取れるため、フーディンやゲンガーが採用している事も多々ある。
また、サブに乏しくはがね・じめん複合に為す術のないゼクロムが、両刀型にして使う事も偶にある。
『ポケットモンスター X・Y』ではゴースト技がはがね相手に等倍になり、あく対策も新たに追加されたマジカルシャインが優秀なのでやや採用率は下がっている。
とは言え、技のスペースの都合上こちらを採用しなければならない場合もあるのでまだまだ一定の需要はあるだろう。
なお、はどうだん含め高威力特殊技の威力が落とされる中、そのどうにもできない命中率が幸いしたか威力は据え置きだった。でもどちらかと言えば威力を下げていいから命中率をどうにかしてほしいという声は少なくなかったり。
『ポケットモンスター サン・ムーン』ではZワザの登場で一度だけ安定した高火力技として採用されることが多くなった。
…が、『ポケットモンスター Let's Go!ピカチュウ・Let's Go!イーブイ』では第1世代のポケモンで特殊型のかくとうタイプがいないためか残念ながら技自体が採用されておらず、『ポケットモンスター ソード・シールド』ではZワザの廃止に加え、新要素であるダイマックスと噛み合いにくい(命中は安定するが威力は低下、追加効果は攻撃アップ)為、採用率が全体的に低くなってしまった。
なお、特性「ぼうだん」で無効化されてしまうので注意。
ポケモンGO
ゲージ技の1つとして実装。
威力は実装当初は130だったが、後に140へと上方修正された。
上手く相手に当てることができればかなりのダメージを見込めるのだが、フルゲージ技なので使用可能になるまで時間がかかってしまうのがネック。
さらに、発動から命中まではかなりのタイムラグがあり、硬直時間が長めなのも悩みどころである。そのため、威力90の1/2ゲージ技:ばくれつパンチやはどうだんと比べると、どうしてもダメージ効率では後れを取ってしまう。
本作でもどちらかといえばゴーストやエスパーの習得者が多く、かくとうタイプでこの技を習得できるのは今のところバシャーモ・エンブオー・ローブシンのみ(メガシンカも含めるとミミロップも習得可能)。
変わり種としてはデンリュウ・レジ系・ダークライ・イベルタルもこの技を覚えられる。
飛び道具と言うこともあり、アニメ版ではかくとうタイプや他に飛び道具の使えないポケモンの習得技となっている事が多い。
中でもアイリスのドリュウズは、今まで真意に気付けなかった事を泣きながら謝罪するアイリスに対して心を開き、彼女に応えるためにこの技を習得。新無印にて再登場した際もシロナのトリトドンに対して使用されており、2人の絆の象徴と言える技となった。