『幽霊屋敷の首吊り少女』とは、2012年2月3日に投稿された、GUMIオリジナル曲である。
トーマの11作目となる作品。
11作目にして初めてボーカルにGUMIを使用している。
ノリの良い曲調と早口調教のトーマ節そのままに、従来の言葉遊び的な色と一線を画す、タイトルからも想像できる怪奇色濃い物語性を重視した歌詞が特徴。自作絵がその雰囲気を盛り上げる。
2017年9月15日7時37分、VOCALOID伝説入りを達成。
Lyrics ・Music・Illustration:トーマ / Vocal:GUMI
或る夏、影を伸ばすような夕暮れ
カラスが鳥居の上で聞いた噂
耳打つ子供の声 夏祭り、揺ラリ。
裏山の小道、トンネルの向こうに
ポツリと古び眠る屋敷があって
首吊った少女の霊が夜な夜な出るそうだ
好奇心で立ち入る人達
「言っただろ、出るはずない」と
軋む階段 揺れる懐中電灯
誰も気付いてはくれないや
「私、死んでなんかない。」って
暗がりに浸かって
そっと強がって澄ましても
過ごした日々と共に
止まった針は埃被って
また声枯らして今日が終わって
明日が窓に映り込んでも
私は此処にいます。
季節を束ねた虫の聲 夕立
流れた灯篭 神様の悪戯のよう
迷い込んできた灰色猫
「あなたも私が見えないの?」
「背を撫でようとした右手は虚しく
「するり抜け、空を掻いた
「私、死んでいたのかな」って
膝を抱えて 過去の糸を手繰っても
些細な辛いことや家族の顔も思い出せなくて
遠くで灯りだす家並みの明りや
咲いた打ち上げ花火を
眺め、今を誤魔化す
夏の終わり 過ぎ去った
子供たちの噂も薄れ
漂っては薫る線香の煙と一緒に
姿は透け、やがて消えゆく
私はただの一夏の噂だった
六月始めに生まれ
八月終わりに遠退いた
意識は影法師になった
誰も見つけてはくれなかったけれど
記憶の片隅にある、かつての淡い日々の
一部となって残り続ける
もう切らした向日葵の歌
蝉しぐれも亡き
夏の匂いだけ残る屋敷に
少女はもういないだろう
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37 ななしのよっしん
2015/07/01(水) 12:28:18 ID: VCUkgGKUqd
誰もいない屋敷に咲いてる向日葵のことを
誰かが幽霊だと思って噂をたてたって話だと思った。
首吊り少女ってのは枯れかけの向日葵のだらんとしてる感じのことかなーと。
38 ななしのよっしん
2017/09/15(金) 20:50:02 ID: vg1hOH/Fpo
ミリオン行ったとのことで。
39 ななしのよっしん
2021/07/11(日) 13:43:45 ID: Sd0Tmrkejj
ふと気になったんだけど「ゆうれいやしき」でいいんだよね
「おばけやしき」って読むとかじゃないよね
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最終更新:2025/04/01(火) 19:00
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