やっぱりマグロ食ってるようなのはダメだな。 次!(指パッチン)
映画:『ゴジラ FINAL WARS』において、X星人統制官(演:北村一輝)が発した名台詞である。
南極より復活して日本を目指すゴジラに対し、X星人はアメリカ版ゴジラ(正式名称:ジラ)を差し向ける。
sum41の名曲、『We're All To Blame』がBGMとして使用され、劇場のボルテージが最高潮に高まる中、
両者はシドニー、オペラハウス付近において遂に激突する。
その結果は……
……何故X星人はミサイルで死ぬ奴を戦闘に出したのだろうか?
地球防衛軍もシドニーに出現した時点で倒しておけよ。
ちなみに、一応キングコング対ゴジラ以来の日米対決なんだが・・・・・どうしてこうなった?
このジラのモデルであるアメリカ版ゴジラが登場する98年版『GODZILLA』において、ゴジラを研究していた主人公のニック・タトプロスはゴジラが魚をエサとして求めていた事実を突き止め、それを聞いた米軍は路上に大量の魚をばらまいてゴジラを誘き寄せるという作戦を実施。すると彼の見立て通りゴジラが出現し、その積まれた魚の山をムシャムシャと食い始めた事から(日米共に)観客には“このアメリカ版ゴジラは魚食性”というイメージが付く事になった。
(実際にはゴジラは自身が魚を食べていたわけではなく、やがて卵から孵るであろう自身の子供達に与えるために集めていたに過ぎないのだが、映像ではゴジラが魚を食っているようにしか見えなかった)。
最初の方では初代ゴジラよろしく足音を響かせながらカッコよく出現し、本格的に登場して以降はヘリコプター部隊を次々と撃墜して全滅に追いやったり、魚雷攻撃を食らってもどうにか耐えたりとそれなりに活躍していたのだが、最終的にこのゴジラは特殊兵器でも何でもないただのミサイル攻撃を受けてあっけなく絶命してしまう。
今までのゴジラといえば重厚感があって口から熱線を吐き、そして並の兵器ではまず死なないというイメージであったのに対し、日本のゴジラとはまるで似ても似つかない姿、放射熱線すら吐かないという設定、そしてそのあんまりな最期にゴジラファンの多くが落胆および憤慨する結果となり、GFW公開以降はニコニコ動画でもこのアメリカ版ゴジラを揶揄する意味で「やっぱりマグロ(ry」の言葉が使われるようになったのである。
1.このシーンが公開された瞬間、劇場は爆笑と歓声、拍手に包まれたという。
また、DVDにおいてこのシーンのチャプター名は『秒殺!』となっている。
ロクな見せ場も無いまま、あっけなく瞬殺されたヘドラやエビラのほうが扱い酷い気がするが
ちなみに、本編にはこのシーンの前に「死ねぇ! ノロマなカメめ!!」と言いながら某空飛ぶ亀怪獣を髣髴とさせるソフビ人形を暖炉に投げ捨てる子供がいるのだが、こっちはあんまり話題にならなかった。
2.現在、「東映特撮ニコニコおふぃしゃる」にて配信中の「仮面ライダーBLACK」に登場したトカゲ怪人の造形がどこかジラに似ていたこと、また第14話でマンモス怪人がマグロから採取したタウリンエキスによる活性化を図ったにも関わらず、まるでいつもと変わらない流れでてつをに倒されていることから、時折「仮面ライダーBLACK」の動画でもこのコメントとタグが見られる。
3.98年版の続編として翌年に放送されたアメリカのTVアニメ『Godzilla The Series』に登場した2代目ゴジラは強靭な肉体と熱線の放射能力を備えた先代よりもはるかに怪獣らしい存在として描かれていたため、同作を見たファンからは「こっちの方がまだ日本のゴジラに近い」と言われた。
4.2014年に新たなるハリウッドゴジラ『GODZILLA(2014)』が公開されると、その圧倒的な迫力と底なしの強さから「やっぱり放射能食ってるやつは違うな」などという賞賛が相次いだ。
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最終更新:2025/01/26(日) 03:00
最終更新:2025/01/26(日) 03:00
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