RYDEENとは、YMOの代表曲であり、日本におけるテクノポップを最も象徴する曲の一つである。
この曲は高橋幸宏が居酒屋(当時流行していたカフェバーという説もある)で歌った鼻歌がきっかけで生まれた。それを気に入った坂本龍一がその場で紙ナプキンに採譜して書きとめ、翌日にはスタジオで原型を完成させていたという伝説がある。
(一方、高橋の回想では、「キーはスタジオで考えた記憶がある。教授(坂本)が聞き書きしたのは『中国女』じゃない?」「教授は最初、納得いかない顔をしながら弾いていた」というような、だいぶ違う経緯が語られている)
ライブでも頻繁に演奏され、意図的に盛り上がるように作られた曲であるため、この曲が流れ始めると否応無く盛り上がりが最高潮に達する。
当初は「日本的なディスコサウンド」を目指して作られたので「雷電」(江戸時代の名大関・雷電爲右衛門が由来)というタイトルだったが、ちょうど「勇者ライディーン」が海外でも受けていたという話を細野晴臣が聞いて、通りが良いので「ライディーン」にタイトルを変えた。ちなみに「勇者ライディーン」は「RAIDEEN」、こちらは「RYDEEN」と、英題のスペルは違うので注意。
1982年に稼動していたアーケードゲーム「スーパーロコモーティブ(セガ)」のBGMにRYDEENが採用されていた(この時代にしては珍しく、JASRACの許諾を取得していたそうだ)。
DCSG音源(SN76489)の2つによる出力であったが、元がテクノであった事もあり、違和感無く再現されている。
1987年に発売されたファミコンソフト「銀河の三人」では高橋幸宏が楽曲提供を行っており、戦闘曲がカヴァーではないのだがRYDEENに非常に似た構成をしていることが知られている。
また、ドコモより発売された携帯電話「N502i」「N502it」「N503i」にも着信メロディとして収録されていた事がある。
2007年にはYMOのメンバーが再結成し、セルフカバーの「RYDEEN 79/07」もリリースされている。
また、「RYDEEN」は過去に3回、本人出演CMのCMソングとして採用されている。
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最終更新:2024/12/23(月) 20:00
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