百錬とは、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズに登場する機動兵器である。
HYAKUREN 百錬 |
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型番 | STH-05 STH-05/AC(アミダ機) |
全高 | 18.2m |
重量 | 35.5t |
搭乗者 | アジー・グルミン アミダ・アルカ 他 |
動力 | エイハブ・リアクター |
武器 |
地球圏外圏において、テイワズとその下部組織によって運用されている汎用モビルスーツ。
テイワズの技術者達が厄災戦後期に開発された高出力機の設計図を元に、ギャラルホルン以外では初の独自開発に成功させた機体である。ただしエイハブ・リアクターは旧時代の既製品を流用していることや生産ラインが整っていないことから完全にテイワズ内で生産できるわけではなく、劇中初期では44機のみが稼働状態にあった。それでもギャラルホルン以外の組織がMSを生産・所有しているという事実は脅威であり、圏外圏ではテイワズの象徴であると同時に抑止力として機能している。
アステロイドベルトやデブリ帯での運用を主としているため、重装甲装備、及びそれによる機体重量向上効果で衝突エネルギーを緩和している。対MS戦においてはその特徴を生かした近接戦闘で強みを発揮するが、豊富な武装により汎用性が損なわれることは無い。タービンズでは百錬2機と機動性に優れた百里1機による小隊で運用される。
初期に生産された9機はシングルナンバーと呼ばれ、機体のフレーム等に高純度の木星メタルを仕様したことでそれ以降の機体を上回る性能を誇る。これらの機体はテイワズの代表であるマクマード・バリストンの指揮により9つの下部組織に配備された。タービンズに配備されたものはアミダ専用機として、彼女のパーソナルカラーであるピンク色に塗装された。
ROUEI 漏影 |
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型番 | STH-05R |
全高 | 18.2m |
重量 | 32.2t |
搭乗者 | ラフタ・フランクランド アジー・グルミン 他 |
動力 | エイハブ・リアクター |
武器 |
表立って鉄華団を支援することができなくなったタービンズが、その素性を隠すために百錬の装甲をテイワズの開発部門で試作されていた換装用武装に全換装した機体。ベースとなった機体はアジー機とアミダ機の2機で、アジー機は引き続きアジーが、アミダ機にはラフタが搭乗した。
地上戦を想定したセッティングが行われており、装甲の軽量化及び背面に追加された大型ブースターや脚部ブースターにより高い機動性を有する。宇宙空間での使用も可能であり、小回りの利く機体に仕上がっている。フレーム自体は百錬と同様のため、装甲の換装のみで防御力重視の百錬、機動力重視の漏影の二面使用が可能になった。
地球での戦いにおいては試作段階の武装を使用したことが幸いし、ギャラルホルン側からは「所属不明機」として認識されたことでテイワズの名が表出ることは無かった。この戦いで優秀な戦闘データを残した本機は後に正式採用が決定し、量産化が開始された。
外伝作品「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼」に登場するモビルスーツ。
テイワズが販売している百錬のマスプロダクトモデルを改造した機体。要人暗殺任務に特化させるため頭部にソフトハット上のセンサーユニットを増設し、装甲も百錬の特徴であった重装甲から重力下での運用に適した軽量装甲に変更されている。結果、機動性を生かした一撃離脱戦法が可能になり、独特のシルエットも相まって暗殺者としてのイメージが強く植え付けられている。
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最終更新:2024/12/23(月) 14:00
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