栗橋駅とは (クリハシエキとは) [単語記事]

概要

東北本線（宇都宮線）側は、2面3線の地上駅、東武日光線側は島式ホーム1面2線の地上駅で、橋上駅舎に双方の改札が別々に設置されている。

東北本線と東武日光線の乗換駅ではあるが、双方とも客を取られたくないためか、JR側は特急・快速通過駅となっている上に（東武は急行・区間急行停車駅となっている）、東武日光線は栗橋駅に停車する全ての列車が南栗橋駅で乗り換えを必要とすると言う不便な駅となっている。

それでも、2022年度のJR東日本の乗車人員は10,451人、東武鉄道の乗降人員は9,730人とわりと多いほうである。

栗橋駅にはJRと東武を結ぶ連絡線が設置されており、特急「スペーシア日光・日光」、特急「スペーシアきぬがわ・きぬがわ」が連絡線を通じて直通運転を行っている。連絡線へ通じる線路には乗務員交代用のデッキはあるが、ホーム自体は無いため、直通運転する特急は全て栗橋駅は運転停車（通過扱い）となっている。

連絡線の一部区間はデッドセクションとなっている。これはJRの電気と東武の電気を混ぜないようにするため。万が一デッドセクション内で停車してしまった場合は東武側から送電することもできる。

東武鉄道の南栗橋車両管区が至近にあるものの、長らく東武鉄道の新車搬入は熊谷貨物ターミナル駅から秩父鉄道三ヶ尻線を経由して行われていた。しかし三ヶ尻線が部分廃止されたため当該ルートは利用できなくなり、現在はこの連絡線を利用して搬入している。

路線	ホーム	行き先
東武日光線	1	南栗橋駅・東武動物公園駅方面
東武日光線	2	東武日光駅方面