曹洞宗とは、鎌倉時代の僧侶である道元が宋(中国)より伝えた宗派である。
宋(中国)の大日山天童景徳禅寺の三十一世住職であった天童如浄より法を受け継いでおり、只管打坐を持って悟りとした。
道元は早晨に天童如浄の方丈に焼香礼拝しに来たときのこと、天童如浄は「焼香のこと什麼生」と聞いた。道元が「身心脱落し来る。」と答え、天童如浄は「心身脱落」「脱落心身」心身と脱落は一如であることを示し、法の正当性を伝えたという。
道元が二箇寺を立て主だった弟子を3人しか育てられなかったのに対して、瑩山紹瑾が七箇寺を作り六人以上の後継者を生んだ。二大高弟と呼ばれる
明峯・峨山等の弟子を育て、それぞれ十二門派、二十五哲と言われる程の門下を輩出した。
総持寺二代となった峨山の門流は現在一万五千箇寺の七十%を占めるに至った。
不立文字と言われる禅宗であるが、道元の著書である「正法眼蔵」は法華経に対する論文であり、87巻に及ぶ大著である。
曹洞宗の総本山は永平寺と思われがちだが、実は曹洞宗に総本山はなく永平寺(道元開山)・総持寺(瑩山紹瑾開山)が大本山で同格である。
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最終更新:2024/12/23(月) 20:00
最終更新:2024/12/23(月) 19:00
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