新潟バイパス(にいがたバイパス)は、新潟県新潟市東区大形本町五丁目の海老ヶ瀬ICから、新潟県新潟市西区山田の黒埼ICに至る、国道7号、国道8号(重複:国道17号)の道路通称名である。
全線全区間が立体交差で、ほぼ全区間が片側3車線の高規格な道路である。最高速度も全線70km/hに指定されている。
バイパスという名称であるが、全線開通半年後に旧道区間が国道指定解除されているため、現在は国道本線となっている。
起点の海老ヶ瀬ICで新新バイパスと、終点の黒埼ICで新潟西バイパスと、それぞれ接続している。これらのバイパスも立体交差の高規格な道路であり、新潟バイパスと一体的に運用されている(特に新新バイパスと混同されやすく、新潟バイパスを指して「新新バイパス」と呼ばれたり、紫竹山IC以東の国道7号の区間を指して「新新バイパス」と呼ばれたり、新新バイパスを指して「新潟バイパス」と呼ばれたりする場合があるが、誤用である。なお、道路標識等で新潟バイパスと新新バイパスを区別する標識は設置されていない。ただし、新潟バイパスと新新バイパスでは案内標識の様式がやや異なっている)。
海老ヶ瀬IC - 紫竹山ICは国道7号、紫竹山IC - 黒埼ICは国道8号(重複:国道17号)に指定されている。開通当初は全線が国道8号、国道17号の区間に指定されていたが、1974年に海老ヶ瀬IC - 紫竹山ICが国道7号に指定変更された。新潟バイパスに直結している新潟西バイパスや新新バイパスは曽和IC方面が起点となっているが、新潟バイパスのみ新発田IC方面が起点となっているのはこの名残り。
一見高速道路のような構造であるが、全線が一般道路である。道路標識等も一般道路用のものが使用されている。新潟大橋以外は歩道が設置されていないため、歩行者・軽車両は通行することができない。このほか、原動機付自転車、小型特殊自動車も通行禁止となっている。
開通当初は片側1車線で、桜木IC以外はすべて平面交差となっていたが、1985年までに一部をのぞき6車線化、立体交差化されている(ただし、当初から立体交差となるように用地が確保されていた)。
新潟市周辺地域における最重要路線であり、非常に交通量が多く、大半の区間で24時間あたりの交通量が10万台を超えている。道路交通センサスにおける交通量調査でも、毎回10位以内に新潟バイパスの区間がランクインしており、日本全国の中で保土ヶ谷バイパスに次いで交通量のある道路である(かつては保土ヶ谷バイパスを上回り、全国1位の交通量であった)。
交通量が非常に多いことや、新潟市街地に近い区間を経由していること、後述のインターチェンジの構造上の欠陥などから、平日朝・夕方を中心としたラッシュ時や休日の昼間を中心に渋滞が発生しやすい。また事故が非常に多く、ひとたび事故が発生すると新潟バイパスのみならず周辺の一般道路までもが激しく渋滞する傾向にある(新新バイパスや新潟西バイパス、亀田バイパスも同様)。
ほぼ全線が6車線であるが、女池IC・紫竹山IC・竹尾ICは左側車線がそのままインターチェンジの降り口となる構造のため、この部分のみ4車線となっている。いずれのICも当初は平面交差で、後に立体交差化されたICであるが、立体化の際にコストダウンのために本線部を4車線とされた。しかし、交通量が激増した現在ではこの部分がボトルネックとなっており、これらのインターチェンジで渋滞の原因となる場合が多い。
施設名 | キロ ポスト |
接続する道路 | 備考 |
---|---|---|---|
国道7号(新新バイパス) | |||
海老ヶ瀬IC | 9.8 | 新潟県道3号新潟新発田村上線 | |
逢谷内IC | 8.9 | 新潟市道大平岡山線3号 | 黒埼方面のみの出入口 |
竹尾IC | 7 | 新潟県道4号新潟港横越線 | |
南紫竹IC | 新潟県道5号新潟新津線 | 海老ヶ瀬方面のみの出入口 事業中 |
|
紫竹山IC | 4.4 | 国道7号 国道49号 |
|
弁天IC | 4.8 | 新潟市道笹口紫竹山線(弁天線) | 黒埼方面のみの出入口 |
桜木IC | 6.2 | 新潟県道164号白山停車場女池線 新潟市道鳥屋野女池線 |
|
女池IC | 8.2 | 新潟県道16号新潟亀田内野線 | |
黒埼IC | 10 | 国道116号 国道8号 |
|
国道116号(新潟西バイパス) |
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最終更新:2024/12/23(月) 23:00
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