新居 単語

• 新居（しんきょ）とは、新しい住まいのこと。新築、または転居して引っ越す/引っ越した住まい。
• 新居（あらい、にい、にいい）とは、日本の苗字、地名。

苗字

四国に多く分布し、「にい」と読ませるほうが多い。特に徳島県に集中し、徳島県に全国の新居さんの3割ほどが見られる。勝浦郡勝浦町では一番多い苗字となっている。

伊予国新居郡（現愛媛県新居浜市、西条市）を筆頭に、四国には多くの新居地名が存在し、各所から興った。古くは伊予国、讃岐国に武家の新居氏が見られた。伊予国新居郡発祥の新居氏は越智氏の一族と伝わっている。

四国以外では多くが「あらい」と読ませる。新居地名からの発祥の他、「新井」から転訛した物もあるか。

曖昧さ回避

人名

実在の人物

あらい

• 新居昭乃（歌手）
• 新居辰基（元サッカー選手）
• 新居千秋（建築家）
• 新居利光（ナレーター、声優）

にい

• 新居格（文筆家）
• 新居水竹（幕末の徳島藩士）
• 新居猛（家具デザイナー）

架空の人物

にいい

• 新居文子（漫画「ぴこぴこぶんぶん」の登場人物。主人公）

地名

あらい

• 静岡県湖西市新居町（東海道五十三次の一つ、新居宿が存在した）
• 愛知県尾張旭市新居
• 愛知県岡崎市新居町
• 愛知県半田市新居町

にい

• 徳島県名東郡新居町（現徳島市不動地区）
• 愛媛県新居浜市
• 高知県土佐市新居

その他

• 滋賀県長浜市新居町 ※読みは「にのいちょう」

関連項目

• 日本の苗字（名字）の一覧