『尖閣諸島』とは、沖縄県石垣市、東シナ海の南西部(八重山諸島の北方)にある島嶼である。
尖閣諸島に関する諸問題は該当の記事を参照。 → 尖閣諸島問題
魚釣島、久場島、大正島、北小島、南小島、沖の北岩、沖の南岩、飛瀬といった島や岩礁を含んで構成される。
1895年に日本に編入される以前はどこの国にも属さない島であった。
以前は鰹節工場があり、248人ほどの日本人が住んでいたが1940年に閉鎖され、現在は無人島となっている。
今も工場跡や船着き場などの施設が残っている。
1968年に周辺海域に石油資源が埋蔵されている可能性が指摘されると、中国による領有権主張が始まり、2008年以降、中国船による領海侵犯が今日に至るまで続いている。
中華人民共和国では「釣魚島」と呼んでおり、中国との領有権でしばしば荒れる。また、台湾(中華民国)では尖閣諸島を「釣魚台列嶼」、魚釣島を「釣魚台島」と呼んでいる。ちなみに、ほとんどの国の表記は「senkaku」であり、韓国語表記も「센카쿠 열도(尖閣列島)」である。
1978年に政治団体・日本青年社が魚釣島へ持ち込んだ山羊が大繁殖し、食害により生態系破壊がかなり深刻になっていると見られる。しかし政治的理由により上陸できない状況のため、駆除できないでいる。
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最終更新:2024/12/23(月) 16:00
最終更新:2024/12/23(月) 15:00
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