大谷の人間離れとは、文字通り人間離れした能力をもつ大谷翔平である。
高校時代、3年の夏の県大会準決勝で初の160km/hを出したことが全ての始まり。
北海道日本ハムファイターズに入団後、その能力は明らかに人間離れした物へと成長…具体的には
2:指名打者として試合に出場し、何食わぬ顔で最終回に指名打者解除で登板すると最速165km/hのストレート、151km/hのフォークを投げる
3:2016年日本シリーズ第6戦、同点で迎えた8表ツーアウト満塁で中田翔の打席の時にネクストに立ち、素振りだけで6打点( 見せ大谷 → バース緊急来日 → 時既にお寿司 で合計6得点)
5:シーズン途中、右肘の靱帯を怪我。にも拘らずシーズン終了まで指名打者で出続け、計22HRを放ち、ア・リーグ新人王獲得
6:2019年6月14日(現地時間で6月13日)のレイズ戦で最初の打席で打球角度約19度、高さ約16m、打球初速約177km/h、飛距離約126mの弾丸ライナーでスリーランホームランを放つと、勢いそのままに日本人メジャーリーガーとして初のサイクルヒットを達成
7:2019年シーズン前半戦、昨年負傷した右肘靭帯損傷の為、今年いっぱい投手出場が無いとはいえ本人が試合に出たのは5月から。しかし本塁打の量産ペースは去年をはるかに凌ぐペース。前半戦だけで14本もの本塁打を放ち、松井秀喜の二年連続2桁本塁打達成までの最速記録をいとも簡単に塗り替えてみせた。
8:2021年シーズン、日本人シーズン最多を大幅更新する46本もの本塁打を放ち、更にはオールスターゲームに史上初の「二刀流」として出場。まさかの大谷特別ルールとも言えるルールまで作られた。惜しくも2桁本塁打2桁勝利には届かなかったものの9勝2敗、防御率3.18。打っては打率.257、46本塁打、100打点、26盗塁、四死球100の大暴れ。しかもシーズン終盤まで熾烈なア・リーグ本塁打王争いを繰り広げるという、まさに人間離れした様な素晴らしい成績を残し、なんとコミッショナー特別表彰をMLB全体で7年振り受賞。日本人としてはイチロー以来となる受賞となった。更には日本人初となる年間最優秀選手(いわゆる選手会MVP)の受賞を果たした。
そして……日本人メジャーリーガー史上初の快挙となる満場一致でのア・リーグMVPを獲得(MLBのMVP選出方法は記者の順位投票制。そして大谷は記者全員から1位投票を獲得した)。ちなみにリーグMVP自体はイチロー以来、満場一致での受賞はイチローですら成しえなかったことである。これがあったからか分からないが日本政府は大谷に対して国民栄誉賞授与を打診、しかし大谷自身は「まだ貰うに値するレベルに達してないので」という事で辞退。ここまでの活躍して国民栄誉賞のレベルに達してないとかどこまで人智を凌駕する気なんだコイツは。しかも「今年の成績、これがボーダーライン。ここから更に成績を伸ばせるように頑張っていきます」と、まだ進化する気満々な様子。
9:2022年シーズン、MLBでは104年ぶり(ベーブ・ルース以来)の「2桁本塁打2桁勝利」をついに達成。最終的には15勝9敗で防御率2.33、219奪三振。打っては.273、160安打34本95打点。なにより近代MLBにおいて「初の投打共に規定到達」というとんでもない偉業を達成。最終的にMVPこそジャッジに譲る形になったとは言え、去年より成績を伸ばしており大谷伝説はまだまだ留まる事を知らないようだ。
10:2023年シーズン開幕前に行われた第5回WORLD BASSBALL CLASSIC(以降WBC)、このメンバーに選出された大谷はファイターズ時代の恩師栗山英樹と共に3大会ぶり世界一奪還を目指して侍ジャパンのメンバーとなる……のだが、練習試合から早速『片膝ついてバックスクリーン』、『バットへし折られてスタンドイン』などと人間離れしたパワーを前年NPBセ・リーグ三冠王村上に見せつける。更には開幕したWBC1次リーグにおいて投打で大活躍、1次リーグMVPをあっさり獲得。そして準決勝では1点ビハインドの9回、ヘルメットを吹っ飛ばしながら激走の二塁打を打ち、村上のサヨナラを呼び込んだ。そして━━
━━アメリカとのWBC決勝、1点リードで迎えた9回表、栗山英樹は2016年CSファイナルステージ第5戦と同じ交代を告げたのだった(詳しくは大谷の15球を参照)。結局最後はMLB最高峰にして同僚のトラウトを140km/hのスイーパーで空振り三振に取り、日本に世界一を届けた。大谷自身も大会MVPを受賞し、イチローの引退会見で言われた「世界一の選手にならなきゃいけない」…これを実現させてみせたのだった。
11:2023年シーズン、2年連続となる2桁勝利となる10勝をあげながらシーズン途中に2度目の右肘靭帯への負傷、更には残り25試合を残した段階で右肘手術のによる戦線離脱ながらも打者としても最終的に135試合で打率.304で151安打44本95打点20盗塁、投手として23先発132回の防御率3.14、10勝167奪三振を記録し、日本人としては初となる2度目、そしてMLB全体としても史上初となる2度目の『満票』でのリーグMVPに選出。更には日本人史上初の本塁打王(ア・リーグ)を達成。去年達成出来なかったリーグMVP受賞がまさかの二度目の満票での受賞となり、また新たな大谷伝説が球界の歴史に刻まれたシーズンとなった。
…とまあ、野球漫画の主人公も顔真っ青レベルの出来事を平然とやらかす。
誰が呼んだかわからないがその規格外っぷりから『リアルなろう系主人公』
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最終更新:2024/12/23(月) 15:00
最終更新:2024/12/23(月) 14:00
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